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オシム本ゲト!

2006-01-14 09:32:00 | サッカー(JEF)
昨日、日帰りで行ったシンガポールにてオシム本を確保。
帰りの飛行機内で通読しました。

凄い人生だなぁ。
ボスニア内戦について俺たち日本人には理解を超えたものがあります。あの地域は第一次世界大戦勃発のきっかけとなったオーストリア皇太子暗殺事件もあって、学校の授業ですら「ヨーロッパの火薬庫」と言われてました。その懸念が具体的な出来事として噴出したのが、ボスニア内戦を含むユーゴ崩壊でした。

その歴史的な出来事に身を翻弄されながらも家族やフットボールを愛し守りながら生きてきた男の物語です。

JEF千葉の監督として来日して以降、彼のクラブに対して残してきた功績やその言動はいちサポーターとして把握してきましたし、その生き様も大体は知ってたつもりです。この本によって、その理解が少し進んだ気がします。

イノゲノムさんの以前のトップページでシーズン終了後に帰国するに対し「シュワーボ、オスタニはまだ早い」、という旨の書込みがありましたけど、確かにあの言葉はそんな軽いことばではないと思う。フットボールの監督や選手がその使命を全うしがたい時代、誰もが望まないのに離別せざるを得ない社会情勢、そんな中でのパルチザンレオグラードの選手が叫んだ魂の言葉です。

俺たち千葉のサポーターもオシムを日本代表の監督にと望んでる人たちも、まだ彼の日本での表面的な実績で騒いでるだけだなと感じた次第です。でも、もっと彼のフットボールをみたい。


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