1/12からTBSでドラマ版が放映されるというので、正月明けから読み始め読了です。1冊ものとしては800ページ超となる長尺ではありますが、ちっとも苦になりません。それだけ、ストーリーに引きつけられるという感じですね。
ドラマ版のイントロを最初に見てしまったため、予め結論を知った状態で読んでいました。亮司と雪穂の関係というのは最終章で初めて物語の中では語られます。でも、そこにたどり着くまでに二人の関係は充分理解できてしまう。さすがに原点となる事件の核心をいきなり明らかにするドラマ版のイントロはやりすぎかな?とは思いますが、恐らくドラマ版はそういう「掴み」をしないと視聴率的に苦しいと考えたのではないかと思います。
そういった意味ではドラマ版がどんな作品になるかという点も楽しみです。見られないけどな。
その内、DVDも出るでしょう。