巻誠一郎

今日は仕事がかなり忙しく「巻、ロシアリーグへ」という情報を知ったのはほんの３０分ほど前です。

このニュース、ロジカルに考えれば理解は出来る。

巻自体が今季のＪＥＦでは出場機会を失っているし、少なくとも江尻が監督であるうち、江尻が日頃から口にしているサッカーを目指しているうちはもはや巻にチャンスは巡ってこないだろう。

この話が相手からのオファーなのか、巻あるいはＪＥＦからの売り込みなのかは分からない。

けど、間違いないのはクラブの側に巻をチームに留めようという意思が見られないこと。

これらの流れは理論的には理解できる。力がありながらチーム戦術に合わない選手はチームを出るしかないからだ。

だけど、これでいいのだろうかと思う。クラブの存在を超える選手はいないと考えるが、クラブの歴史を彩る選手はいるはずだ。巻誠一郎はそういった選手の一人だと思う。その巻をこういった形で放出していいのだろうか。

川島や長友のように引き抜かれての移籍とは明らかに違う。

国内移籍でないことだけが救いなのかもしれないけど、本当にこれでいいのだろうか。