グルメッチー☆TAKENAKA MUSIC PLANNING

☆アコースティックギターを愛し、Paul Simon、吉田拓郎などのカバー演奏を中心にライブ活動を継続中☆

ギターは楽し 105  ~ Simon &Garfunkel   A TIME OF INNOCENCE ~

2012年04月23日 | GUITAR & MUSIC
ブックオフに入って、サイモン&ガーファンクルのCDコーナーをチェックしていた時の事です☆

今まで市販されていた、サウンド・オブ・サイレンスやパセリ・セージ・ローズマリー&タイム、ブックエンド、明日に架ける橋などの中に見慣れないジャケット写真のCDがありました☆

「おっ、これはひょっとするとレアものだな」☆

徐にCDを取り出しますと、、、なんとアルバムの題名が『A TIME OF INNOCENCE』と書かれているではありあませんか!☆



それも価格は900円!☆

即買いです☆



これは1969年11月11日、マイアミ大でのコンサートの模様が収録されています☆

この年、サイモン&ガーファンクルにとってはトップミュージシャンに駆け上がった時期です☆
3月の第11回グラミー賞の授賞式では、前年5月にシングルリリースされた " Mrs. Robinson " で最優秀レコード&最優秀コンテンポラリー・グループを受賞☆
映画「卒業」のサウンドトラック・アルバムでは最優秀スコア賞を受賞☆
5月にはシングル " The Boxer / Baby Driver " をリリース☆
そして、翌年1月の発売に向けた新作アルバム「明日に架ける橋」の制作にかかっていました☆



全16曲の内容ですが、それまでのギター1本でのアンプラグドスタイルではなく、初めてバンドを入れたコンサートスタイルになっています☆

1. Mrs. Robinson
2. Fakin' It
3. The Boxer
4. So Long, Frank Lloyd Wright
5. Why Don't You Write Me
6. That Silver Haired Daddy Of Mine (Gene Autry)
7. Cuba Si, Nixon No
8. Bridge Over Troubled Water
9. The Sounds Of Silence
10. Bye Bye Love
11. Homeward Bound
12. At The Zoo
13. America
14. Song For The Asking
15. A Poem On The Underground Wall
16. For Emily, Whenever I May Find Her

7曲目の「Cuba Si, Nixon No」はこの年に就任した、ニクソン大統領に対しての皮肉を歌った曲で、実は「明日に架ける橋」に入る予定だったナンバーでした☆
2人のアレンジに対する反対議論が平行線のまま、アルバムから外されたという経緯があったのですが、この曲の音源はこれしかないんです☆

とても貴重な曲です☆



ひょんなことから手に入ったCD、、、たまにはブックオフでチェックするのもいいですね☆