勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

レジェンド

2014-02-16 13:15:39 | Weblog
 連日の夜更かしで寝不足が続き、昨夜は早く床に就いた。目覚めるとテレビからは、ノルディックスキー・ジャンプの葛西紀明選手の銀メダル獲得のニュースが流れていた。10代の若い選手の活躍が目立つ中で、7大会連続出場で41歳の彼の経歴から、メディアは葛西選手をレジェンドと呼ぶ。レジェンドを辞書で引くと「伝説・神話・聖人伝」とある。

 僕の年齢からすると41歳は若いうちに入る。しかしスポーツの世界では41歳という年齢は聖人と呼ばれる年齢なのかもしれない。聖人とは知徳にすぐれ、理想的な人物を言うらしい。若い選手の活躍もうれしいが、41歳のおじさんが若い選手に交じって銀メダルを獲得するという快挙は、70歳のオジンにとっても勇気が出る。

 伝説の男と呼ばれる葛西選手は、晴れ晴れとした笑顔を見せながらも、「金メダルを取ってレジェンドと呼ばれたいと思ったが、目標がまたできた」と語り、まだまだオリンピックへの意欲も見せる。歳ばかり食ってもレジェンドなどとは縁遠い僕だが、若い選手と共に頑張る彼の意欲に見習って、元気を出してみることにしようか。

 今回の冬季五輪は男子の活躍が目立つが、残る競技では女性のメダリストが出ることも期待している。来週は女子のフィギュアも始まるので、真央ちゃんをはじめとする若手とベテランの活躍も見逃せない。スポーツはどんなドラマよりドラマチックであるから。