勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

天使の罠

2008-06-22 23:54:36 | Weblog
 梅雨空の下、ひときわ華やかに咲く花がある。うつむいて咲くその花の下で耳を澄ますと、トランペットの響きが聞こえてきそうな気がする。
 花の名はエンジェルストランペット。つばさを広げ、空から舞い降りた神の使者、天使が演奏するトランペットのようである。

 様々な花の色があり、夜になると芳香を放つこの花は、名前とはうらはらに毒をもつという。汁液がついた手で目などに触れると、瞳孔が開いたり、また幻覚症状が出るそうだ。


◇ 麗人の唄 ◇

ぬれた瞳と ささやきに
ついだまされた 恋ごころ
きれいな薔薇には とげがある
きれいな男にゃ 罠がある
知ってしまえば それまでよ
知らないうちが 花なのよ

-作詞・サトーハチローさん-

 とかく美しい花には棘も毒もある。サトーハチローさんはいう。きれいな男にゃ罠がある、と。口に少々の毒がある僕だが、残念ながら罠はありません。