勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

処方箋

2008-06-13 17:17:27 | Weblog
 発熱から6日目、回復傾向にあるものの微熱が続く。個人的な用事も含め、詰まっていた予定はすべてキャンセル。無念な思いで今日は近所の病院へ行く。

 「どうしましたか?」 「喉の痛みと微熱が続き、寝汗を掻いて身体がしんどいのですけど」 かすれた声に医師は聴いた。「その声は普段のご自分の声ですか」 「いいえ、普段はもっといい声です」 「・・・???」

 喉と胸の診察の後、「咳は出ませんか」 「はい出ません」 「風邪のようですね。今流行っています」 「インフルエンザですか?」 「いいえ、一週間ぐらい経ってから咳が出ますが・・・」 「そんなに長い風邪ですか?」 「まだ軽いようです。お薬を4日分出しておきます、治ったら飲まなくていいですよ」 「どんな種類の薬ですか?」 「熱と痛みをとる薬と、炎症を抑える薬です」


 会計を済ませ、院外の薬局に行く。医師の説明では2種類と思っていた薬は3種類。薬剤師の説明によると抗生物質が含まれている。「抗生物質は飲む必要があるのですか?」 「一応細菌の感染予防です」 「抗生物質は菌に感染して初めて効くのであって、予防にはならないと聴きますが・・・」 「先生によっては風邪薬とセットで出す場合があります」 「抗生物質の乱用で耐性菌ができるといわれるようですが」 「はい、もし要らなければ先生にそう言っていただければ出しませんが、患者さんによっては、抗生物質を出さないと納得しない患者さんもいますので・・・」(そういう問題か?)

 過去にも我がブログで抗生物質については取り上げたことがあるが、医療費の問題は患者だけの問題ではない。無駄な薬を処方する医師、製薬会社との利害関係を重んじる病院、その他諸々の医療制度を見直さずして、後期高齢者医療精度なるもので年寄りを厄介者扱いする国政は許せない。

あぁ~、また具合が悪くなりそ~!