空を見上げて ～突然ですが、アルバイを想う～

ウ～んと俺、９３年Ｊリーグ開幕時から９６、７年頃まではひたすらレッズを応援していたわけで・・・。

で、コンサが出来たこととレッズがイヤになったことはなんの関係もなくって・・・。

ましてや２０００年のＪ２頂上決戦やら、山瀬やエメがどったらこったらというのも関係なく・・・。


単純にアルバイのこと。

今期２度目（ナビスコを含めて）の退場処分で、公式に１試合出場停止の他、クラブ独自に２試合停止させるそうで。

なんだか複雑なんですよね・・・。嬉しいような悲しいような。

［嬉しいと思うこと］
　あれは・・、９５年～９６年くらいじゃなかったかな、現監督のギド（ブッフバルト）が浦和に来たのは。それまでとっても情けなかったＤＦラインが彼の統率でどうにかプロらしくなった。
　でも・・・、それまで３年連続最下位みたいなクラブに対しては相手クラブ、平気で足をかけたり、エルボーチャージを仕掛けてくる。で、審判も「どうせヘタッピな奴が勝手に転んだんだろ？」てな判定しか下さない。業を煮やしてレッズＤＦがやり返そうとしたとき、厳しくいさめてたのがギドですよ。で、それを見て確信してたな～、「レッズは正義だ！」って。

　で、９８年頃から何となく怠惰なプレーが目立ってきた。でも成績は中位になったんだけど。ほんでもって２０００年Ｊ２に落ちたときなんか完全に「お大臣サッカー」でしたよ。もう、気持ちだけはビッククラブ的な。こうなると「好き・嫌い」ではなく、何も感じなくなっちゃったな～。

　それが今回のギドのコメント。あの時のレッズが帰って来た・・・。そんな気がしちゃってるんですよ。

［悲しいと思うこと］
　ある意味、アルバイって犠牲者のような気がする。
　確かに昨年末辺りから彼のプレーは危険だった。でも・・・、それをスルーし続けた審判団もいた。
　アルバイからすれば、「これが取られないならこれも大丈夫だろ？」てな感じでエスカレートしていったんじゃないだろうか？
　いや変な話あのくらいの反則、カードを出す出さないは別として、たいしたことじゃないと思うんですよ。危険なのは足・腰・クビなんかに確信的にチャージかませて退場させちゃうようなプレーだと思うんですけどね。
　
　それともう一つ、審判がイエロー出したときにアルバイ自身「なんでチームの連中一緒に抗議してくれないんだ？」って思ったんじゃないですかね？これ、俺のちっぽけな経験で言わせてもらうと、相手に対する怒りは「次のプレー」で発散できるんですよ。でも味方に対するやるせない怒りはどうにも抑えきれない・・・。まぁ想像ですけどね。


ふぇ～、こんなコトを書いても・・・、やっぱレッズって今の俺にとっちゃぁ雲の上のクラブだよな～。レアル・マドリードやらバイエルン・ミュンヘンの選手のことを書いているような気分だ～。



まぁアルバイよ、ものは試しでこっちにでも来てみるかい？