この1週間、ずぅ~っとルヴァン杯決勝について考えていました。
・・・いや、そこまでではないか? それでなんだかモヤモヤ感は抜けず。
コンサは何かに負けた。これはもう相手さんに負けたということではっきりしているんですが、それと同時に「何かに勝った」気がしません?ただの負け惜しみなのか、それとも「ベスト・グッドルーザー」としての勝利か。でも、なんか違うんだよな。
まずは試合展開について。
結果はともかく、コンサも相手さんもよく走ってましたね。特に相手さんたらあの年齢層でよく120分持ったなぁ。「昭和」とは言わないけれども「平成中期」くらいから活躍されている選手たちがあれだけ走れるならば、福森の居場所はあそこにはなかっただろうなぁとも。
そんな中、やっぱ家長さんすごいですねぇ。周囲は合わせにくいだろうけれどもやっていること・考えていることは至極まっとうというかオーソドックスというか。あの選手でさえスペインではイマイチって理解できないなぁ。
そして今回、珍しくコンサ関係ブログ・Jリーグ全体の掲示板などを見てみるとちょっと「?」な書き込みが。
準優勝では何も残らない
これ、結構あちこちで見られたんですよね。もちろんこれがコンササポさんたちなのかそれ以外のファンの皆さんなのかわかりませんが、少なくともクラブの選手・監督・スタッフ以外が言う言葉なのかなぁ?と。
(相手さんをDISる気はありませんが)準優勝4回といっても、その時の優勝クラブがどこか?って言える人います?俺が無知なだけでしょうか?
優勝だろうが準優勝だろうが、記録マニア以外には記憶に残らない
のがこの大会だったような。
もちろん私見ですし、異論はあるでしょうが少なくともシーズン初めに今年の目標として
リーグ戦は残留できれば結構ですから、ルヴァンカップ優勝を狙います
というところは今まで聞いたことないんですよねぇ。
思うにJリーグの根本的な問題は地域密着にこだわるあまり、
・ 全国規模で知名度・集客力があるクラブが少ない(←今年の神戸は別格)
・ 各クラブから憎まれるようなヒールがいない(←一見、浦和や鹿島が思い浮かべるかもしれませんがサッカー自体はまっとう)
だと思うんですよ。
ですからちょっと世界は違いますがプロレスで言えば
ブッチャーがいたからファンクスが輝けた
ったら話がわけわかんなくなっちゃいますかねぇ?
話を戻して。
今回、コンサは何かに勝った。
その正体は・・・・、
ルヴァンカップの価値を高めた
そんな気がしてならないんです。
来年、予選敗退とかしませんように。
(川崎さん、優勝おめでとうございます)