※またまた、間が開いてしまいました。
で、こっから先の話はウチの子供の話に基づいて書いていきます。しかしながら(当然ですが)子供の実名とかさらそうという気はありませんので結構デフォルメして書いていきます。その点、ご了承を。
今から3年前の7月。ウチの子供(次男)が通う学校にちょっとした事件がありました。その学校の女の子(当時高一)2名が、東京に転校すると。
なんてことのない話?
えぇ、そうなんです。
これだけ聞いたらどうってことのない話です。
が、その理由が・・・、
アイドルになるため上京する
ったら。
おめぇ、いくら最近「モモクロ」に夢中だからといって、ネタふるのもたいがいにせぇよぉ~
って思われるでしょうねぇ。
まぁ知り得た事実としては「アイドル」なんだか「女優」なんだか「タレント」なんだかはわかりません。ただ、「アイドルのようだ・・・」ってことで芸能事務所からスカウトされたのは事実のようで。
とにかく夏休みを契機に、その2人の子はいなくなっちゃったんですね。
その二人。確かに(素人軍団の中では)ダントツで可愛かったらしい。が・・・、一人は「ハーフか?」っていうくらいくっきりはっきりした目鼻立ちの子で誰もが納得する素材だったようなんですが、もう一人の子。「和風美人」とでもいうのかなぁ?とにかく「薄い」顔立ちで、性格もおっとりしているんで誰もが大丈夫?と思うような感じ。
それで結果をさらっと書くと、一人目の「派手系」の子は半年経たずに札幌へ帰ってきちゃった。それで、元いた学校には戻らずどっか違う学校へ転入したようで。
そしてもう一人の子がいまだに東京で細々と頑張ってるらしいんですよ。それで次男を初めとする当時の同級生がささやかな同窓会を開いたら来てくれたんだそうで。
ふぅぇ~い、長かったな前置き
それで、その子から聞いたアイドル(芸能)業界。
まぁ、「どんな役が来てもいいように髪は常にロングヘアー」とかそういうわかりきったことは書きませんね。
へぇ~、と思ったのは、
・ この業界の多くは3才とかから事務所のレッスンを受けているような子ばっかりで、(昔の「スター誕生」のような)オーディションでポッと入ってくる子は少ない。
・ だから「15才」といっても芸歴は10年以上で、スタッフ・関係者・共演者とも人間関係ができあがっている。
・ よってどんなに売れても、某「束アイドルグループ」のA子チャンとか新進女優のB子ちゃんではなく、××子供劇団第何期生のA子チャン・△△ジュニアスクールのB子ちゃんという位置づけは変わらない。
このほかにも書けばキリないんでやめときますね。
で、何を書きたいかというと、サッカー少年団の構図と似ているんですよ。日本の育成システムはどの業界でもすべて同じか?っていうくらい。
まずは下部組織があって、ここで小学生時代を過ごす。
中学へ上がる段階でなにがしかの割合が挫折し、生き残った子供たちの中でも、よりメジャーな団体へ移れるか現状維持で行くかの分かれ目が来る。ただしこの時点でのサッカーとの大きな違いは、どっちかというとサッカーの場合イニシアティブが選手側&引き受け手の側にあるのに対し、ソッチの業界では現所属先がウンと言わない限りは移籍は難しいらしい。
そして高校世代まで生き残れるったらそこそこのエリート。要は高校生になってポッと上京してくるような子は、サッカーで言えば「高校生になって初めてサッカー部に入った」ような存在。
素朴な疑問としては
才能があれば高校に入ってからでも華開くだろ?
とは思うんですけどね~。実際に「高校に入ってからサッカーはじめました」っていうJリーガーってそう多くはないような
そんでね、せっかく高校までサッカーを続けられたとしても大学なり社会人なりでも続けられる人って少ないじゃないですか(趣味の同好会的なものは除いて)。
同様にアイドル業界でもこの構図は変わらないなぁ、と。
というのは、上に書いた今も東京にいる子。
とっくにメジャーデビューなんていう道はなくって、実際の収入は「イベント・コンパニオン」なり「(芸能人専用の)チャットレデイ(みたいなやつ)」なんだとか。
もちろんどんな業界も厳しいのは事実。
そんな中、この二つの業界に共通の「異質さ」を感じてしまったのは偶然だろうか?
※ふええ~い、やっぱ書ききれないなぁ。一応最大限オブラートかましたつもりなんだけれども、それでも数日で消去してしまう可能性大です。