ヴァンディッツ札幌Z(ぜぇぇ~っと)

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札幌地区少年サッカー入門 その2 ~指導者編~

2005-07-28 22:09:12 | 少年団サッカー関係
少年サッカーの大会を見に行くと、決まって驚かされることがあります。それは監督・コーチの声、いや正確には「罵声」といった方が適切かもしれません。


「○○(子供の名前)~、なんでそこで動かないんだ~、この馬鹿野郎が!」


「なんで相手○○番にちぎられるんだ?このアホンダラ!」


挙げ句の果てには

「おまえなんかサッカー辞めちまえ!!」 てなことも・・・。


 イヤ~、本当に最初は驚きました。そして反発以外の何物も感じませんでした。だって、サッカーって、自由なスポーツでしょ?子供の自発的能力を奪って何がおもしろいの?テナ感じで。

ところがですね、ここに来てチョットだけ俺自身の考え方変わって来ているんですよ。このタイプの監督さんの多くは普段の練習の際、あるいは試合後にその子の悪かったところを指摘し、納得させるように努力している・・・。もちろん全員かどうかはわかりませんが。で、子供も馬鹿じゃないですから怒鳴るだけの人の言葉なんざ聞きやしない。


そもそも、少年団・クラブのコーチにはどのような方がなっておられるのか?
 まず前提としては、一部の超有名クラブの指導者を除き、「サッカーでメシを食っている」人はほとんどいない。多かれ少なかれ「ボランティア」状態です。そして代表例としては、

① 学校の先生
まぁ少年団のコーチングをされている方は、このパターンが多い。でもどうやらこれ、先生方からすると「残業手当」の対象にもならず、遠征の「旅費」も出ず、そして「謝金」を受け取ることも出来ないらしい。
そして校内でも「サッカーの指導をしているから」といって出世の足しになるわけでもなく、逆に周りの先生方からは白い目で見られてたりして・・・。昨今の少年団の減少の理由の一つとして、「受け手」となる先生が転勤のため、が多かったりします。


② 元社会人プレーヤー
これ、場合によってはクラブ員のお父さんだったりします。
まずはクラブからの「謝金」だけでは食べていけません。だって、大のオッサンの年収、どんなに少なく見積もっても360万円はかかるでしょう。こうなると月30万円。クラブ員一人から月1万円集めて30人。これに事務的作業を含めて一人でこなすのは・・・、まぁ厳しいかと思います。

 よけいな話になりますけど、「サッカーコーチ」と「流行らない居酒屋」って似てると思うんですよ。なんでって?
 だって、居酒屋さんって開店直後の6時から8時くらいまでは、どんなところでもそこそこ人集まるじゃないですか。でも第2陣となる9時からの客入りが勝負になる。で、同様にサッカーコーチも3時からの幼稚園・小学校低学年の部はそこそこ人が集まりますけど、6時からの小学校高学年の部の入りが勝負になる・・・、って全然どうでもいい話ですね。

③ 学生さん
これは2つのパターンがあります。ひとつは少年団OBの子、もう一つは大学の教育実習の一環みたいな感じ。問題点はどちらも長くは続けられない。下手したら1年ごとにコーチが変わったりして。



いずれのパターンにも共通して言えるのは、
・情熱があること。
・生活を削っていること

 だと思うんです。だから、本当にありがたい人たちだと思います。

 ではありますが、問題がある人も確かにいます。で、それは「試合中に怒鳴る」とかっていうコトとは違う気がするんですよ。チョット漠然とした書きになっちゃいますけど、こういった人のような気がするんです。

① 子供を混乱させる、優柔不断タイプ
コーチをされていると、いろんなコトを言ってくる父母もいます。この人たちの言葉を聞くこと自体はいいんですけど、それに左右され子供は何をやっていいのか分からなくなる・・。
 これ、専門的な戦術がどうのといったコトじゃないんです。

 ある試合の様子
 
 試合開始:コーチ「みんな~、絶対勝てよ」
前半終了:ある親「今日3試合目なんですけど、ウチの子出してもらえないんでしょうか・・」
コーチ「オイ、サイドバック(その子に)交代」

後半10分:ある親「コーチ、ウチの子供達プレーが荒いって隣のクラブの父母会からクレームが来ています。」
コーチ「いいか~、よ~く見て守備するんだ~」

残り5分:ある親「このままでは負けちゃいます。来週の決勝戦の宿泊先どうしますか?」
コーチ「何が何でも点を入れろ~」


これ、極端な「たとえ」ですけど、試合中に方針がコロっと変わる人はいます。


② 理想と現実の狭間で・・・タイプ
若い人に多いんですけど、練習で出来ないことをやらせようとするタイプ。これ、無茶ですよ~。子供の走力、キック力を分かってはいるんだろうけれども、熱くなり自分の感覚で指示する。子供からしたら「やってられねぇな~」としか思えないような・・。



ですから、指導者を試合だけで判断するのは非常に危険だと思うんですよ。もし試合で判断するのなら、指示を受けた子供の眼を見るのが一番ではないかと。

札幌地区少年サッカー入門 その1 ~チーム構成について~

2005-07-27 06:19:34 | 少年団サッカー関係
 まず、多くの方々にとって「少年サッカー」といいますと「ガキの球けり」的印象があるかと思います。で、これは主として昭和30~40年代前半に生まれ育った方々、つまり今の小学生の親御さんに当たる年代でしょうか。確かに当時の小学生サッカーと言いますと、学校のグラウンド、公園、そして近所の空き地と、まぁ正に「ストリートサッカー」であり、そういった意味では「ガキの球けり」といった印象を持つのは当然かも知れません。

ところが今日の少年団・クラブチーム、そんな時限ではないのです。統一した組織論、基本的なテクニック、そしてコーチ、父母を始めとする大人の支援があって初めて成り立っている状況です。現に一度実際のプレーをご覧になると、言わんとすることがご理解いただけるかと思います。

 とにかくスゴイものです。ですが・・、だからこそ「落とし穴」が。そう、大人の、しかもプロのプレーを見るのと同じ目線でとらえ、語る可能性を危惧します。そのような状況から、俺自身が見聞きしたことをまとめてみたいと思います。(間違ったことを書いていたらごめんなさい)


1 少年団とクラブチームの違い

[少年団]
 簡単に言うと、○○小学校でやっているサッカーチームです。ですから、学校行事の一環としてやっているわけですので、そこの小学校在籍の子供たちのみで構成しているわけです。

・メリット
基本的に学校の先生が顧問・監督といった形で指導してくれます。しかも授業を始めとする学校生活すべてがチーム全員で共有できるわけですから、自ずとチームワークも構築されていきます。
そして何よりも大きなメリットは、練習場の確保。夏のグラウンド、冬の体育館、もちろん野球やミニバス、そしてママさんバレーとライバルは多いのですが、少なくともノミネート権は確保されている。

・デメリット
やはり一番の問題は「少子化」です。これ、単純に子供の数が減ったということだけではありません。かつて各学年7~8クラス、各クラス45名在籍という小学校が多数ありました。これであれば各学年の男の子(女の子については別に書きます)160名くらいいるわけですから、野球をやりたい子、剣道をやりたい子、水泳をやりたい子に混じってサッカー好きの子11名を集めることは、そう至難の業ではなかった。それが2~3クラス、30名の現状では男の子の総勢45名、うち11名を確保することはかなり厳しい。
ですので、各学年6~8名程度で構成せざるを得ない。そしてこの6~8名のうち、いくら指導者が優れた方であっても「サッカーセンス」がある子はせいぜい2名です。ということは・・。

ちなみに昨今の大会、勝ち抜くためには1日4試合戦うと言うことも、そう珍しい話ではありません。そのためには5・6年生の混成チームにより、エースをFW乃至はトップ下に配置して、のこり8人はひたすらディフェンスに走るというカウンター的戦法しかとりようがない。そしてエースの子が体力的に消耗したり、その子を押さえ込むような相手ディフエンスがいた場合、あっけなく敗戦。そんなパターンを多く見ました。

[クラブチーム (合併パターン)]
上記少年団の問題を克服するために最近見られるのがこのパターン。単独で少年団を維持できなくなった学校が集まり、合同で少年団を結成。ただし、「少年団」とは名のれないため「クラブ化」する。

・メリット
もちろん活動を続けられることが最大のメリットです。

・デメリット
 いくら名称を変えても、実態は「中小合同少年団」です。にもかかわらず、やっぱり費用はかなりかかるようになります。コーチに対しても単なる「謝金」じゃ済まなくなりますし。で、こうなると月なにがしかの月謝を払えない子が出てくる。純粋クラブチームならある程度の「割り切り」は必要と思いますが、少年団の本質からはチョットはずれてくるような・・・。


[クラブチーム (独立パターン)]
よく耳にする有名クラブです。

・メリット
 コーチ陣、集まってくる子供達、少なくとも道内ではトップクラスです。専用グラウンド、専用移動バス、大人顔負けの設備を有しているところもそう珍しくありません。

・デメリット
 激しいレギュラー争い、全国規模の遠征、負けられないプレッシャー、どれも信じがたい部分があります。でこうなると・・・、レギュラー争いから漏れてしまった子が「サッカー嫌い」になる可能性が。もちろんサッカーだけの世界じゃありませんけど。



 で、このようなバックボーンの違いの中で同じ戦い(大会)に挑んでいるわけです。各試合ごとにフルメンバーを交代することも出来るクラブチームとギリギリのメンツで望む少年団。


なにかこう、勝敗の前に考えることがあるような気がしています。



※今後の予定

札幌地区少年サッカー入門 
 その2 ~少年団・クラブと父母のあり方について~
 その3 ~フェアプレー・フェア応援!~
その4 ~札幌地域の戦力図について~
その5 ~中学部活・ジュニアユースへの道~

ホントに書けるんだろうか・・・・?

誤算・・・ ~ヴェルディVSレアル~

2005-07-26 22:54:29 | サッカー一般
俺的に、2005Jリーグ前半戦を終えて3つの誤算があった。まぁもっとも「プロの予想屋」をやっている訳じゃないのだから、はずれたって痛くもかゆくもないのだが。


誤算その① コンサ躍進

 これ、客観的に見てそうだと思いません?もちろんがんばってJ1昇格して欲しいとは思ってましたけど、前半戦8~9位で、後半戦のどさくさで5位になってくれれば御の字と思ってました。それが・・・。


誤算その② 湘南苦戦

 第3節くらいまで終わった段階で、「湘南、いいサッカーやってるな」って思ってました(実は今も思っている)。それが、妙に特に下位に対する取りこぼしが目だつ。選手層の薄さが原因か?でもな、密かに応援しているんですよ。


誤算その③ ヴェルディ・・・

 今年の天皇杯、そしてゼロックスを見て、今のヴェルディの崩壊(←失礼)を誰が予想し得たんだろ?って気がしています。まぁもっとも俺の今年のJ1予想は浦和・FC東京の2強時代突入。それに続くのがヴェルディ・ジェフと思ってたんですよ、全然はずれちゃってますけどね。


さてこのヴェルディ、昨日のレアル・マドリードとの一戦信じられませんでした。まず先制したのはいいとして、イヤラシイ大人の考えでは、

「いいですか、空気読んでますよね?」

 的なお約束でもあるんだろうと思ってました。だから結局最後は引き分けに終わるんだろうと。

それが2点目、そして3点目。特にこの3点目なんていったら山田のあの低い位置からのヘッド。あのプレーをするって言うことは本気でなければやらないプレーだと思うんですよ。それが。

こんなこと言ったら実もふたもないのかも知れませんけど、これだけのプレーをできるなら、なぜリーグ戦で6点も7点も取られるんだ?いやホント戸田を始めとする守備陣も集中してよかったですよ~。


 そして付け加えるならば、主審の岡田さん、ちゃんと試合をコントロールしていた。ロベカルが倒れたとき、よくシュミレーションの判断を下したものだ。そして副審もヴェルディ1・2点目をよくオフサイドと見間違えなかった。
 4審判とも決して親善試合的動きはしていなかった(と俺的には見えた)。




残念ながらかつての「ヴェルディ川崎」にも「東京ヴェルディ1969」にもナンの思い入れもない。

だが密かに期待する。
「東京ヴェルディ1969 2005後半戦ヴァージョン」に。

豊平川は、果てしなく遠く

2005-07-24 07:46:53 | ランニング関係
参った・・・。

6/19の小樽での大会以来、ナニゲにアキレス腱周辺が痛かったのだけれども、ここに来て全く走れなくなってしまった。

大会が終わってから少しは回復したのだけれども、この間ムリして13.5㎞走ったり、子供のサッカーの相手をしたりしているウチに本格的に痛めてしまったらしい。

ア~ア、そういえば今月走行距離80㎞くらい。思えば、

・4月は30㎞チョット走って足の爪痛める。
・5月は90㎞チョイで股関節痛める。
・6月も90㎞チョットでアキレス腱。

 そして今月もヤッパリ。もうチョットで月間100㎞目前というところで故障。

 もしかしたら・・・、この間の大会が「デビュー戦=引退試合」なんて言う、どっかの「ショボイAV嬢」状態になっちゃうのかな?

 
 まぁもし引退することになったら・・・・、


後は頼んだぞ!飯島さん・桜樹さん・南波さん!!(あ、しのかいさんも)



今さら言えない・・・ ~少年団、ほぼ決定~

2005-07-22 22:53:22 | 少年団サッカー関係
今週、子供を連れてサッカークラブ3チームの練習見学に行ってきました。他人事のように言うと、まぁまぁおもしろいもんですわ。


①黄色クラブ
・学区内の少年団が合併して設立したところ。
 ・同じ小学校の子が何人も在籍。おまけに前にいたクラブの子達も3人ほど在籍している。
・指導者、結構というかまったく自由に練習をさせている。
 ・一部のレギュラー陣が仕切っている。サブの子は萎縮。
・今頃6年生の子が来ても・・、といった雰囲気
 ・戦績は、「一部のレギュラー陣」がノッた時はアホみたいに強い。
・グラウンドは、あちこちの校庭を借りて回っている。
 ・月謝、とっても安い。

②緑クラブ
 ・前にいたクラブと同じ区(区内最強)。
・前にいたクラブの子、1人在籍。
 ・U-15が魅力的(かなり強い)。
・6年生、取りあえず受け入れてくれそう。
 ・組織的な指導。指導者の経歴は申し分なし。
・専用グラウンドあり。
・送り迎えは大変。これを中学になっても続けるのか・・。
・月謝、結構高い。

③青クラブ
 ・隣の区。ただし、自転車で通えない距離ではない。
・知ってる子、誰もいない。
 ・6年生の受け入れ、何ら問題なし。
 ・U-15あり。でもそんなに強くない(らしい)。
 ・指導者、とっても経験深かそう。
・専用グラウンドあり。
 ・月謝、まぁ普通。


といった感じ。まぁ、一長一短です。事前の段階では、親としては①か③にして欲しい、でも子供達は①か②だったんですよ。それが見に行くと、まだ正式に決まった訳じゃありませんけど、親も子も③が一押し。多分本当にお世話になると思います。


 とまぁ、これが「縁」なんでしょうかね?久々に真剣な表情をする子供を見ると、俺が②と③を推薦した理由を言えなくなってしまいました。

本当の理由、それは・・・

 「お父さんチームがあること」だなんて。

夢の途中 ~コンサ、WC出場に向けて~

2005-07-21 22:50:02 | コンサドーレ関係
今朝の新聞によると、日本のFIFAランキングが13位と上がったようで。ちなみに14位はイタリア、17位がスウェーデンなんだとか。まぁこの順位だけならワールドカップ決勝リーグ進出は保証されたようなもの・・・、な訳ないか。


で、これを見ながら昔読んだ本の一節を思い出したんですね。本の名前も著者名も忘れちゃいましたけど、確かこんな内容のインタビュー記事でした。


「昔はワールドカップって夢の夢でしたね。日本が弱かったこともありますけどアジア出場枠が1とか2とかの時代でしたから。当時真剣に議論したんですよ。ヨーロッパ予選に参加できないかって。」

チョット補足しますと、「ヨーロッパ予選に出場したい」というのは単に出場枠が多いからということだけでなく、「レベルの高いチームにもまれたい」という意図もあったようです。それだけいろいろな面でアジアのレベルが低かった、ということなんでしょうか?


 で、コンサを始めとする道内でサッカーをやっている選手達、そして道内出身のJリーガー達、彼らが更にレベルアップするためにはこんなことも考えられるのでは?なんて気がしています。それは・・・、WC北中米カリブ地域に「北海道」として参加すること。

 ちなみに、この地域の現状。
 
メキシコ アメリカ コスタリカ グアテマラ トリニダード・トバゴ パナマ

の6カ国参加。上位3位までが本大会に出場。4位のチームはアジア地区5位との大陸間プレーオフに回る。


ネッ?なんとなく惹かれません?別に本大会出場出来るとは思わないけれども、これはモチベーション上がると思うんだよな~。

北海道選抜は基本的にコンサ。それに財前・山瀬兄弟・吉野・北出・コータ・播戸らを加えて。あっと、コータは日本代表に選出されたことあるからだめか。






前半戦3位という好位置に付けたにもかかわらず、観客数は今一戻ってません。


プロサッカーって、やっぱり「華」があって「夢」を売らないと成り立ちません。

 こんな「夢」、どうでしょう。ただの「ホラ」にしかならないでしょうかね?

履かれなかった23.0

2005-07-20 23:00:42 | 少年団サッカー関係
 実は今日、ウチの子供が某クラブチームの練習見学に行きます。数日前にこのブログにも書いたとおり、昨年5月(ウチの子当時小5)その時在籍していたクラブチームを退会してから1年と2か月。この今日見学に行くクラブには、前のクラブの時一緒だった仲のよい子供達が在籍しています。だから本当に入ってしまう可能性は結構高い。

さて昨日、靴箱の中からほこりまみれの23センチのサッカーシューズを取り出しました。これを買ったのは約2年前、当時我が子の足は21センチだったでしょうか。定価6,000円がバーゲンで1,980円。なんの疑いもなく購入してしまいました、「どうせしばらく経ったら履くんだから」と。

それがこの1年間、某サッカースクールでずぅっと人工芝グラウンドでの練習してきたため、「スパイクシューズ」の存在すら忘れていた。そしてとうとうこの靴を履く日が来たわけです。
 が、値札を切り落とし、履いてみると・・・・。もう、小さすぎて足には合いませんでした。

わずか1年の年月がここまで変わるものなのか。

この1年チョット、ひたすら基本練習を繰り返していた我が子。その練習内容にも、我が家の選択肢にもなんら後悔はありません。が、実践を積み重ねて来た子供達にかなうものなのか不安をよぎります。


今日、我が子はいつものジャージを着ずに練習に参加します。

 これからどんなユニフォームに身を包むことになるのかは分かりません。ですが、「赤黒の誇り」は失わないように。そして、あの靴を履けなかったことが正解でありますように。

熱中症にて審判死亡

2005-07-19 22:17:29 | サッカー一般
今朝の新聞&サイトニュースによると、

「京都府京田辺市田辺の市営田辺木津川運動公園で、少年サッカーの審判をした、○○○○さん(46)が試合後、呼吸困難になって意識を失い、病院に運ばれたが熱中症で死亡した。」

とのこと。状況は、

・午後2時段階で気温33.7度
・小学生の8チームが参加した大会で、午後0時半から前後半計30分の試合の主審を務めた後、気分が悪くなった。


 もちろん、京都地域の少年サッカーの現状なんて知りません。果たして札幌と同一に考えていいのか不明です。ということで誤解があるかもしれませんけど、取りあえず感じたことなどを書きます。

 
 まず今回の事故、もちろんこの方の体調が、たまたますぐれなかった可能性が一番高いとは思います。ですが背景にはこんなコトも考えられるのではないでしょうか。


この日、少年団8チームが参加していた。ということは、

① トーナメントの場合
・1回戦   4試合
 ・準決勝   2試合
・3位決定戦 1試合
・決勝    1試合

の計8試合。順調に日程が進めば午前中に準決勝まで消化し、午後から決勝・3位決定戦が行われると思うんです。が、今回の場合「午後0時半から前後半計30分の試合」。午後0時半からという昼休みも取らず競技を続けざるを得ない状況だったのか?ということは、もっと過密日程だったのでは。

② リーグ戦の場合
 ・予選リーグ 4チームずつ2ブロックに分け、リーグ内総当たり(各チーム3試合消化)
 ・決勝リーグ 予選リーグ上位4チーム・下位4チームによる総当たり。
  ※もちろん予選リーグ1位同士による決勝戦・2位同士による3・4位決定戦といったやり方もありますが。


 ということでこの方、(おそらく当日)小学校の3・4年生のリーグ戦3~4試合目の主審だったと推測してしまいます。


 で、ここからは俺の周辺状況について。

 まず少年サッカーの審判、主審を出来る方は非常に少ない。もちろん参加チームから最低1人は審判を出さなくてはなりませんが(帯同審判)、実際に出られるのは最近審判資格を取ったお父さんとか。こうなると副審(線審)はどうにかなるにせよ、笛を吹くのは難しい。いくら小学3~4年生の試合といえど、いやだからこそチョットした曖昧な動作が混乱を招く。で、結局は協会の役員を兼ねておられるような方が毎試合笛を吹く結果に。

そして実際の所、大会が始まってしまえば「オイ、ちょっと具合が悪いから代わってくれよ~」なんて言えるものじゃありません。大会そのものがギリギリの予算・人員でやっていることは、みんな知り尽くしていますから。

 じゃぁこれを解決するのはどうしたらいいか?

1 過密日程の調整
正確な所は分かりませんが、都道府県協会が決定する大会日程と市町村協会が主管する日程が重複するとか。確かに年間大会スケジュール表を見ると言えなくもない。こうなると選手もボロボロですし、数少ない主審も飛び回らなければならない。
 せめて日程の調整なり、最悪の場合「主審は1日2試合まで。副審は3試合まで」とかいう決めを作らないと・・・。

2 人材の育成
現場へ行きますと、主審については「聖職」的な雰囲気があります。副審歴50試合くらいの人でも「イヤ~、まだまだ笛は吹けませんよ」といった感じ。
ただ、思い切って任せてみるって手はあると思うんですけどね~。こうしないといつまで経っても「元社会人プレーヤー」・「協会関係者」・「学校の先生」以外から笛を吹ける人が出てこないと思うんだよな。




本当はこの、今回亡くなられた方にこう言いたい。でも、俺に言い切れる自信はまったくない。

「やすらかにお眠りください。過ちは繰り返しませんから」と。

書きたいけど、分からない・・・  ~DERURISU~

2005-07-18 22:17:31 | コンサドーレ関係
実はコノ3連休、実家で親の退院準備とかなんやらをやっていました。ですので入江でサンガ戦をやっていても速報すら知ることが出来なかった。

で、今朝の朝刊。

「FWデルリス獲得へ 水戸と交渉」

ココまで書くって言うことは最終的な詰めの段階なんでしょう。それの善し悪しを一介のコンサ好きオヤジがグチャグチャ書いたって仕方がない。

ただ、単純に思うこと。

デルリス=パラグアイ=フェルナンデスさん

実際にはフェルナンデスさんがパラグアイ人だったかどうかも定かではないんですよ。バルデスがパラグアイ人だったか?
・・・、ウ~ン忘れたな~。

とにかくいろんな複雑な思いが胸中をよぎっています。でも、あまりにも情報がない。取りあえずこれだけは知りたいな。




代理人、誰?