６月の亜米利加

なんだかな～、今日職場で突然言われたこと。


「ＣＺ君、６月にアメリカかフィンランドへ行ってくれないか？」


なんじゃ？そりゃ？・・・遊びで行くならどちらもノープロブレムだが。どうやらこういう事情のようだ。


・アメリカ：
　ニューヨーク近くの街で商品展示会に出品。期間は１週間。一定の売り上げがないと、帰れない・・。

・フィンランド：
　携帯電話を始めとする機器類の使用権交渉。うまくいかない場合は言い訳を考えないと、帰れない・・。


どっち転んでも「無事には帰れない」んですよ。第一、英語での商談ですしね（からっきし自信ない）。まぁ、できれば両方から逃れたい。でも・・・。


やっぱりな～、それでも変なスケベ欲があるんですよね～。
実は９４年６～７月、俺アメリカにいたんですよ。ワシントン・セントルイス・サンフランシスコそれぞれ１週間くらい。

で、お気づきの方はお気づきでしょうけど、この時期、そうワールドカップの真っ最中。でもね、ほんとアメリカ中醒めてたな～。ほんとにこの国でＷＣやってるの？って言いたくなるくらい。ワシントンではわずかにホテルの売店で関連グッズを扱ってるだけだったし、セントルイスはカージナルス（野球）とブルース（アイスホッケー）一色だったし、サンフランシスコは日本人観光客であふれていた。

ほんとにもうもうこの国は・・・、テナ事を考えているウチに早１０年。あのころからそうだったんですけど、アメリカってサッカーが結構強い。今、ランキング１０位くらいじゃなかったでしたっけ？そして競技人口、これダントツで世界一だったと思いますよ（集計方法や組織運営方法の違いがあるので一概に癒えませんけど）。

でもワールドカップは冷え切っていた・・・。ほんと謎の国だー。


今ね、もう一回アメリカに行ってみたいんですよ。地元に伝統的なクラブがなくっても、熱狂的なサポーターがいなくても、ヤッテル人がたくさんいる（らしい）アメリカへ。



ひょっとしたら、俺は勘違いをしているのかもしれない。

コンサがなくなれば北海道のサッカー熱は冷める、と。

でもコンサがあろうがなかろうが、本当にサッカーが好きなら空き地でボールを蹴ってるんだろうな。


それでもこう願う。

「コンサも、あって欲しい」と。



やっぱり、アメリカへ行って来ようかな・・。