さてさて、今日は予定通り会社を休んじまいました。
今日になっても両足の筋肉痛その他で体はボロボロだったんですけれども、午前中寝ていたおかげでなんとか階段の上り下りが出来るくらいまでは回復。
が・・・、「歩ける」と判断された瞬間から「パパァ~、洗濯機壊れてるの直してぇ~」とか「たまには物置の整理してよぉ~」とかうるさいうるさい。俺、本当に定年後もこの家にいられるんだろうか?とヘンテコリンな不安が
ということで洞爺湖マラソン、17キロすぎからの続きです。
もうすぐ20キロ地点。
本当に「あぁ~、絵に描いたような北海道を走っているな」ってくらい爽やかなコースです。確かにこの区間って多少の坂道とか強風とか強い日差しとかありましたけれども、
・坂道 ・・・ 千歳や余市に比べれば
・強風 ・・・ 豊平川の河川敷よりは
そして
・日差し ・・・ 道マラと比べるまでもなく
って感じでしたねぇ。
そして20キロ地点のタイムが大体1時間50分くらい。そして中間点が1時間56分30秒くらい。まぁスタート時とトイレによるロスがありましたから実質1時間54分くらいでしょうか?
あっと20キロ付近のエイド地点、ココでもバナナが目に飛び込んできました
。
そんでもって半分に切ったバナナをもらおうとすると、そこにいた
オバチャン おねぇさん、
好きなだけもってっていいからねぇ~
と。
いやぁ、お言葉に甘えて4カット(実質2本)いただいてすぐさま口に放り込みました。おばちゃん、ありがとう
そんでもってココからしばらくは歌なんか口ずさんだりして。
が、それもそう長くは続かず。というのは27キロ地点で「飽きちゃった病」が出ちゃったんですよね。このコース、さっきも書きましたとおり景色やなんかはいいんですけれども、実は単調。湖も中島も、どの角度から眺めようともそんなに変化はない。なんか、巨大なトレッドミルでも走っているような気分でしたねぇ。
そして30キロ地点。
ココのエイドでもバナナを4切れ(2本)+レーズンのお菓子3切れいただいて走り続けます。あっとそして30キロの通過タイムは2時間42分くらいだったかな?
あとは・・・、う~ん特に何もなかったかなぁ?まぁこれまで歩かずに走り続けられたのは33キロまでしかなかったもので、そのうち足が止まっちゃうのかなぁ?なんては考えてましたね。
そしてその33キロポイント。
もう風景やなんかは全然目に入っておらず、「足が止まる恐怖」と戦っているだけ。「せめて35キロまではこのまま走り続けたいなぁ」なんて思っていたとき、近くを走っていた人にいきなり話しかけられました。
そういえば今日、厚別ですよね?
※2009.5.24 厚別開幕戦 VSベルデェ
なんだかあまりにも意外な・・・、ってかビックリしましたわ。その瞬間、とっさに口から出た言葉は、
すいません、こんなところで走ってまして・・・
いやぁ、謝るべき事かどうかは別として、この一件でなんかそれまで煮詰まっていた気分が一新
。
ということで35キロ地点も無事に通過。
で、この辺りからかなり頭の中はヤバイ状態になってはいたんですが、そんな中時計を見ると、
・残りキロ/8分 4時間切り
・残りキロ/7分 3時間55分切り
・残りキロ/6分 3時間50分切り
って感じだったんですわ。未だにこの計算があってたんだかどうなのかわかりませんが。
そしてこの計算は36キロ地点でも、37キロ地点でも同じ。まぁナンヤカンヤでキロ/6分ペースで走ってたんじゃないかなぁ?
で、この辺りでは歩いている人や立ち止まっている人が多数。俺も足がピキピキいいだして、「ここで立ち止まったら二度と足が動かなくなっちゃうんじゃないか?」って感じに
残り3キロ地点。
ここはスタート時に折り返したところです。スタートしたときは「ほんのわずかな区間」だったはずのココに入ってからが長い長い
。足も今まで以上に悲鳴を上げている。
ここからは、なんていうのかなぁ?両足を広げ気味に、がに股で2本橋を渡るような走行でしか走れない感じに。
もうすぐゴールです。
一応(この間覚えたばっかりの)ネガティブ・スプリットを目指してラストスパートもどきを。が、正確に計算できる頭もなかったもので目標は3時間50分切りを。
今考えてみると、単純タイムだけで行けば
・前半1時間56分30秒 → 3時間53分 を切れればネガティブスプリット
実質タイムで行けば、
・前半1時間54分 → 3時間48分
なんですかねぇ?なんか、やっぱようわからんな。
そんでもって残り1キロで時計を見ると、限りなく3時間50分が近づいている。まぁダメもとでダッシュを。
最後の直線、普通の道路ではなく、ごつごつとした遊歩道です。それでもナントカ最後の力を踏ん張り、ゴールもすぐソコに・・・、が、ソコの時計は無情にも3時間50分を刻んでしまいました
まぁなぁ4時間を切れただけで、そして一度も歩かなかっただけで御の字なんですけれどもね
そんやこんやでおかげさまでゴールできました。
それにしてもやっぱフルって大変ですわ。年1回とか2回で十分だな。ということで次回の道マラまでは大会はやめておこうかといった心境です。
〔最後に〕
今回、前日からずっとtak○さんにお世話になりました。本当にいろんな意味で心強かったです。
そして35キロ地点で話しかけてくださった方、あなたがいなかったら多分途中で歩いていたと思います。
それと給水所の方々(高校生&地元の人たち)、多分あの方々の多くは実際に洞爺湖1周をした経験がある人達だと思います。
あなた方の給水のタイミング、そして「背中に向かっての声援」、助かりました。
ありがとうございました。