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子の権現と竹寺 -リベンジ編-

2006年11月26日 | 登山・ウォーキング

Sa330251  去年の7月に訪れていたが、どうも体調優れずに苦労した思いがずっと苦々しく続いていた。当時のブログを読み返してみると、辛かった行程が思い出される。

 ということで紅葉をもとめて当時のリベンジを果たすべく、再度同じコースを辿ってみることにした。今回は久しぶりの登山となるT氏も参加だ。西武秩父線の西吾野駅に到着し軽く準備体操。当時の思いが甦ってくる。しばらく国道299号線沿いを歩き、登山口から入って行く。秋も深まっており、風が冷たい。この辺りは常緑樹や針葉樹が多いため、あまり紅葉で綺麗だという感じはしないが、時折見せるもみじ等は見事に色づいていた。

 と、気がつくと後ろからT氏の激しい息遣い。それも少しずつ離れて行く。登り始めは饒舌だったのがすっかりおとなしくなっている。今年の1月に高尾山に登って以来というT氏、自称アルピニストは苦労しているようだ。余談だが、高尾山のことを「東アルプス」と呼ぶことにこの日決定している。

 登り始めて1時間程で天龍寺、通称子の権現に到着だ。去年の夏、ここまで来るのに本当に必死であった。ところが今回は楽勝!とまでは行かないが、「あ、こんなもんなのね」という印象。やはり気温と湿度が高いときは熱中症には気をつけないと行けない。紅葉の時期もあってにわかカメラマンでごった返している境内を早々に抜けて、次の目的地竹寺へ向かうことにした。

 途中、奥多摩の山並みが綺麗に見えて、どこかで昼食にしようや、という話になったが、休めるようなところが見当たらない。後方から団体の登山者達が追い上げてくるのも妙なプレッシャーだ。結局竹寺(八王寺)まで行ってしまい、そこで待望の昼食だ。この寺は予約しておけば精進料理等も頂けるととあって、たくさんの観光客が訪れていた。

P1020194  昼食後は名栗方面の小殿地区へ降りる。ここから国際興行バスに乗ることになる。この下りの行程が実は今回の難所でもあった。以前の感覚が残っているので大体どういう感じで降りて行くのかは覚えていたが、それでも半日歩いてきた足腰には、この急坂は堪える。T氏も一歩一歩慎重に踏みしめて降りている。この時期は枯れ葉や枯れ枝が多くて、ステッキを持つ手に力が入る。

 無事に下山した我々一行は、バスに揺られて西武池袋線の飯能駅に到着した。今日はこのまま我が家まで帰り、ささやかながらおでんでのパーティーだ。克服記念に冷たいビールで乾杯し、また次の登山計画等で楽しく盛り上がったのであった。


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