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腰痛には草津温泉が効く!・・・らしい・・・

2010年03月01日 | 旅行記

 椎間板ヘルニアと診断されて、会社に診断書を提出して週3日の通院を認めてもらい、日々リハビリに精を出している今日この頃、どうにもまんじりとしない日々が続いている。そう、ストレスたまりっ放し。目に見えて改善してくればリハビリも楽しむことができるだろうが、あの腰椎にブスリと刺される神経ブロック注射はちょっとトラウマになりつつあり気が重いのだ。3月にはスノーシューへ行こうと思っていたがキャンセルしたので、じゃ、何処か腰痛に効く温泉はないものか?とネットでググってみる。いの一番に出てくるのが群馬県の草津温泉だ。昔から草津は医者いらずと言われているが腰痛に効くのなら行かない手はない、ということで2月末の土日に出かけてきました。

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 自宅をのんびりと昼前に出発し、関越自動車道を渋川伊香保で降りて草津方面を目指す。途中にあったのが「道の駅 おのこ」だ。この土地の名前が小野子だそうで、なんとなく小野妹子を連想させる。ちなみに関係はありません。一歩中へ入ってみると、道の駅というより、野菜売り場という感じ。地元の野菜が所狭しと並んでいた。どれもとても安い。カミさんの目付きが変わっていたので、「帰りに寄ろうネ」となだめて先を急ぐ。

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 道の駅のレジ前で売っていた素朴なおやつ、田舎まんじゅうをゲット。毎日中身が違うらしく今日はサツマイモ。ふかしたパンのような食感で、甘いと思いきや味噌の味がほんのりしてしょっぱい感じ。美味しいかと言われるとどう答えて良いか考えてしまうが、素朴な味ではある。

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 長野原町を過ぎると一気に高度を増して行く。ぐんぐん標高が上がって、落ち着いたところに「道の駅・草津運動茶屋公園」がある。しばし休憩。ココが草津温泉への入口と言っていいだろう。温泉街方面を望むと草津白根山がチラっと見える。たぶんそうだと思う…。

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 草津温泉街の狭い道を通り抜け、ベルツ通りに出ると本日のお宿、「きんだいペンション」に到着だ。創業35周年を昨年迎えたということで、国内のペンションとしても老舗の部類だと思う。館内はそんな古さを感じることもなく、むしろ重厚感あるドイツ風のたたずまいで落ち着くことができる。実は30年くらい前になるが、両親と共に一度訪れたことがあるのだった。その頃はガキんちょだったのでお洒落なペンションとかそういう事には興味はなかったのだが、すごくステキな小さいホテルだ、という印象が強く残っていた。

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 チェックインを済ませて部屋でくつろぐも、ちょいと退屈であった。腰の調子も悪くないので、ちょっと温泉街まで散歩に出掛けることにした。ペンションから歩いて10分、草津温泉と言えば中心部にある湯畑であろう。あまりにも高温なのでここで冷まして各宿へ配っているとのこと。冷ますことで湯の花と言われる硫黄成分を除去できて、パイプの詰まりも防げるんだとか。この硫黄臭が草津に来た、という満足感を生む。恋の病以外はすべての病に効くというハナシだから、入浴が楽しみになる。

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 さて、ペンションに戻ったところで、夕食前にひとっ風呂浴びるとしよう。ここのペンションは、5つの浴槽があり、それぞれ趣向が凝らしてある。しかもどれも貸切風呂なので気兼ねなくくつろぐことができるのだ。最初に選んだのは「溶岩洞窟風呂」だ。半露天なので熱い温泉と冷たい空気が気持ち良い。酸性の強い温泉なので、デジカメを持ち込むのにためらいはあったものの、防水カメラだからいいや、と変に納得して持ち込んだが、貴金属は注意した方が良い。一気に酸化して真っ黒になってしまうと思うので。お湯は熱いものの、やわらかくて気持ちが良い。肌がツルツルになる。ただし強い温泉なので長湯はバテてしまいそうだ。早々に切り上げて部屋に戻ったが、ビールが飲みたくてしょうがない。さっき街まで出たのに買ってくれば良かった。後で知ったのだが、ペンション内にも自動販売機があって買うことができたし、フロントに言えば生も飲めたのかもしれない。

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 今回のお楽しみのディナーは、ワインが付くコースを選択していた。2000年のフランスワインは重みがある割りにはすっきりとした味でとても美味しかった。もちろん料理のコースも最高だ。ニジマスのムニエルやサーロインステーキをオリジナルのワインベースのソースで頂くのだが、これが最高に美味しい。この赤ワインにピッタリだ。ワインは好みを伝えること、ちゃんと用意してくれるので安心だ。ほろ酔い気分で部屋に戻り、食休みの後にもう一度お風呂に行く。更に寝る前にもうひとっ風呂。まさに温泉三昧だ。心なしか腰の痛みも緩和しているようだ。

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 朝目覚めたら一面の雪景色。昨夜は月も出てたのだが、未明から降り始めたようだ。ちょっと寒くなっていたので、躊躇なく温泉へ。♪草津良いと~こ、一度はおいで~、どっこいしょ~♪。朝一番はお湯がアッチッチなので思わず湯モミをしてしまった。

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 朝食のレストランから見た風景。雪と温泉、なんと贅沢なことか。ゆったりとした時間が流れている。10時にチェックアウトしなくちゃならないのがなんとももったいない。湯治ならば一週間は滞在しないと意味ないんだけどなぁ~。

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 ペンションの雰囲気も雪が降るとこんなにも違う。15センチは積もっただろうか。スタッフが駐車している宿泊客の車の雪を払い落としておいてくれた。こういう心配りが有難い。このペンションのオーナーは大のクルマ好きらしく、クルマの模型の展示コーナーが常設してある。往年の名車からF1マシンまで守備範囲が広い。このコレクションは素晴らしいので、これを楽しみにまた訪れてみたい位だ。クルマ好きには一見の価値はあると思う。

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 名残惜しくもチェックアウトをして、ひとまず草津の中心街へ向ってみた。雪景色の中の湯畑はもうもうと湯気が上がっていて迫力満点だ。昨日とは雰囲気がまったく違っていた。周りにある土産店をいくつか物色して帰路についた。

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 途中に通過するのがウワサの八ッ場ダム(やんばダム)だ。民主党が政権を取ったことで、ダム建設を止めるのなんので騒ぎになったのでご存知の方々も多いと思う。よくニュース映像で流れた橋、もうすぐ繋がりそうであった。ダムが完成すると、この地点も水没するとのこと。もう回りは国道やJRの線路等が標高の高いところへ移す工事も進められており、この状況で中止となると、そうとう混乱するのではないか、というのが正直な印象である。治水の為に必要であるとか、工事の入札に不正があったのではないか、とかいろいろ話が出てきているが、個人的にはこの古くからある川原湯温泉等の街を湖底に沈めずに温存してほしいと思っている。

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 さて、ちょうどお昼時に到着したのが、行きにお約束した道の駅おのこだ。ここで注文したのが写真のとろろそば。そばはコシがあってとっても美味しかった。これで600円はお値打ちだ。

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 で、食後に買いあさったのが地元で取れた野菜である。本当に安いのだ。あっという間にカゴが野菜で一杯になった。今回は野菜の買出しが目的だったのではないか、というくらい。たまにちょっと地方へ出かけて、こういった産物を買い込むのも良いもんだと思ってしまった。高速道路も渋滞することなく無事帰宅。

 肝心の腰痛はどうかというと…、案外良いかもしれない。右足に神経痛でシビレがあるのだが、それはあまり改善してないのだが、腰の部分はいくらか楽になっている。これが温泉の効果なのか、日々のリハビリのせいなのかは正直不明ではあるが。


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4 コメント

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いいお宿ですね~♪ (とし)
2010-03-03 22:29:11
いいお宿ですね~♪
温泉宿で洋食のコースメニューたいただけるなんて!しかも美味しそう・・・。
それにしても腰痛、なかなか手ごわいようですね。
病は気から、といいますし、楽になったのはきっと温泉効果ですよ!?^^;
返信する
☆としさん☆ (Cozy)
2010-03-04 22:12:44
☆としさん☆

コメントありがとうございます。
ここのペンションはオススメですよ。なんたってクルマの模型が常時100台以上展示してあるので、ダンナさんにウケること間違いなし!
料理も美味しいです。チビちゃんが生まれる前に如何ですか?
ところでCR-Z買ったの?
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たびたび失礼します^^; (とし)
2010-03-05 09:04:20
たびたび失礼します^^;
CR-Zですが・・・。
これmixiのとある懸賞アプリのせいなんですよ~(TT)
買ったわけでもほしいわけでもないのですが・・・
期間限定アプリなのでそのうち元に戻しますぅ。
ペンション、行きたいですね~。
でもワインが飲めないっ><;
返信する
☆としさん☆ (Cozy)
2010-03-05 09:21:30
☆としさん☆

何度でもコメント大歓迎ですよ!
そうでしたか。ってことはこっちがまんまと戦略に引っかかったってことですかね^^;
んで、ペンションですが、目的はワインじゃなくて温泉ですから^^; でも草津の湯は刺激が強いのでお医者さんと相談してから、ですかね。
草津白根はクルマで登れる百名山なので、チビちゃん誕生してからも楽しめるのでは?な~んてあおってみたりして。
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