活かして生きる ~放禅寺の寺便り~

娑婆世界を生きる智慧/おシャカ様・禅・坐禅・法理・道のこと

聖(ひじり)に学ぶ4

2020年02月13日 | 法理

自分の考え方で修行し悟りを求めれば迷いとなります。

 

善を知り善を行なう 未だ善ではありません。

善を行ない善を忘れるを極上の善といいます。

 

至誠は天地を動かし、四知というお言葉がありますが、そうすれば

天知る 地知る 人知る 我知るのです。

 

仏法とは無所得です

若し仏法を聞く者が有れば成仏しません。

 

聖は心を除くも、決して今の事実に手を付けません。

 

知らずして知るというのは病です。

知ってその状態を知らないのが善です。

 

覚者の言うことには「始めて知る衆生本来成仏なることを、

生死(しょうじ)涅槃 昨夢の如し」

 

「説いて説かず 知って知らず」。