活かして生きる ~放禅寺の寺便り~

娑婆世界を生きる智慧/おシャカ様・禅・坐禅・法理・道のこと

道について 1

2015年01月17日 | 道のこと

真理を理解するのが早道です。そうすれば確信となります。

天には天の道、地には地の道、人には人の道があります。
同じ道ではありますが違います。

道は自分で歩まなければなりません。食べ物は自分の口で噛まねばなりません。

楽しくないのは道ではありません。

「この道は道なき道なり、時なき道なり」


道はいくらでもありますが、どの道を通ってもよいというのは間違いです。

道は自分で開くもの、人頼りではいけません。

この道は己が自分で自ずから(おのずから) 成るものです。

道【おしえ】は宗教【おしえ】ではありません。

道【みち】なのです。


道【みち】とは我々に神仏が満ち満ちることです。

道はその人その人に応じて如何様にでも展け行くものです。

教えではならない、道でなくてはならない。

道は永遠なり。教えはみな方便なり。

道でなくてはならない。

もう、これでよいという事無しの道。


道は口で説くものではない。

行ずるものなり。

教えは説くものなり。


道なき道。喜びが道である。

道は無数あり。但し内容は一つなり。

己(おのれ) を活かし、他人(ひと) も活かすのが天の道。