キツリフネ
谷底からやっとのことで登ってきて一休み。両腕が攣っている。腕の筋肉が攣るってのは多分、初めての経験なんじゃないか。
座ろうとしたらふくらはぎも攣りそうになる。谷の上下で信じられない程の汗をかいて電解質を失ったのも原因かもしれない。
頼もしき同行者はおもむろに芍薬甘草湯を取り出して飲めと言う。そういえば、マツタケ山で足が攣って取り子として役に立たなくなった
時にも飲んだけど、効かなかった奴だ。一応。ポカリスエットで2袋を飲んだ。
それから場所を変えて川沿いに着生蘭を探す予定だったようだが、僕がギブアップ状態なので予定変更。申し訳ない・・・
今年初めてのキツリフネを見てから、かわったホタルブクロが咲いているというので見に行く。
ホタルブクロ
これは色がちょっと濃いけど、普通のうち。
これはヤマホタルブクロ?じゃないよね。こんなに濃い色のホタルブクロは確かに見たことがない。
エビガライチゴ
このイチゴも実が熟すと食べられるらしい。
その後、車に戻って昼飯を食べてから大きく移動して、石灰岩地特有の木や草を見て歩くことにした。その移動の途中で出会った・・・・
コオニユリ
本当にコオニユリかな・・・。落石防止の金網の中から生えていて、何とか巧く撮ろうと思ったけれど、出来ず。
金網が一緒に写っていた方が面白いかも。
その石灰岩の岩壁の上から蔓を這わしていたのは・・・・
キビノナワシロイチゴ
こんな感じに蔓を下に伸ばしてきている。
そこから、陽当りの良い石灰岩地帯に移って樹木を調べた。自宅周辺では見られない木々。
チョウジガマズミ
実が成っている。大株も沢山あったのだが、撮り忘れている。花が咲く頃に行って撮ってきたいものだ。
イワシデ
葉の長さが3㎝程しかない。
イワツクバネウツギ?
チョウセンヒメツゲ?
ニガガシュウ
タイシャククロウメモドキ
??何だっけ??
以前から探していたタイシャクカラマツがここにも群生していた。崖の途中の岩棚と違って安心して撮れるというもの。
タイシャクカラマツ
もう花は散っていて、種が出来ている。
タイシャクカラマツの群生
今回は谷に降りたダメージが余りに大きくて、早々に帰路につくことにことになった。本当に不甲斐ない。