ミズトンボを見た日、家に戻りながら考えていた・・・・、「まだ、何か見に行ける。何かなかったかな・・・・」。それで、思い出した。秋の夕暮れ・・・・=パンパスグラス!
何故、思考がそうなるのかというと、以前に夕焼け空を見ながら車を走らせていた時に出会った、夕陽に照らし出されたパンパスグラスの姿が目に焼きついているからなのだ。車を走らせ、自宅を過ぎて10分ほど。車を道の脇に停めてしばらく歩く。
まだ、夕方の5時。夕暮れにはまだ時間がある。早く来すぎたな・・・・
ぶらぶらと歩いていると、女性二人連れに出会った。デジ1眼を持って写真を撮っている。隣の市から写真を取りに来ているのだとか。ここって、そんなに有名なんかな・・・・。
まるで夕暮れって感じじゃないなぁ・・・
夕方にはなってきたけれど、カメラは露出を調整してくれちゃうので、夕方感がでない。要するにカメラの使い方が分からない。
パンパスグラスの脇に沢山咲いていた花
シオンじゃない。何だろう?
歩いて場所を移動する。
あぁ、カキも色づき始めている・・・・。
上空はジェット機の航路になっているらしく、飛行機雲が見えている。そして、今、上空を通過中。
しばらく経って、また空を見上げると、飛行機雲の脇に筋が見えている。
何でジェット機の進む方向に筋が見えるんだろう・・・・。まるで、飛んで行く方向を示しているみたいだ。ああでもない、こうでもない、と考えていてようやく分かった。飛行機雲の後方から夕陽が射していて、飛行機雲の影を空に映し出しているというわけだ。今は微妙に線がずれているから分かるけれど、最初は完全に一致していて思いつかなかった。分かってみれば・・・・、なるほど。
夕暮れになり、カラスがねぐらに向かって飛んで行く。おいらもそろそろ、ねぐらに帰るか・・・・・
今日も良く遊んだ。
こんなにいっぱい・・。
夕日を浴びた姿は切ないような何とも言えない抒情を宿しますね。
いつだったか嵐のような暴風が吹いて、こちらのパンパスグラスはいきなり見る影もなくやせ細ってしまいました。
痩せて行く過程も絵になるのに・・。
神戸新聞の記事になったとか、噂を聞きました。
畑の周りに植えてあるのと、それ以外に栽培しているのも沢山。
今回の写真はどうも、自分のイメージとは違うんですよね。
もう一度、夕暮れ時に挑戦しようかな・・・・。