昨日は午後に訪ねた湿地でイヌセンブリを探したけれど、今年も出会うことが出来なった。時期が合ってない?絶えてしまった?
かつて、毎年会いに行っていたイヌセンブリの別の場所を歩いてみることにした。大きな野池の奥に見える湿地に咲いているはず、
ここ3年くらい見に行ってないかな。
車を停める場所がかなり厳しいので、今回は独りだけだし、車を此処に停めて目的地まで歩いて行く積りだ。
今回は目的地まで歩くのでなるべく装備は軽くしようと、カメラはズームレンズを付けたデジイチ一つだけ持つ。車道脇を歩いて目的地近くで、
車道から5mほど下の田圃に降りた。さて・・・・、と思った時に雨が降り出した。携帯で雨雲レーダーを確認すると・・・・、
線状に伸びた雨雲・・・・
潔く、雨宿りして雨が止むのを待つ。
思ったより早く小降りになったので歩き始めた。田圃の脇の小道を進んで湿地に入る場所を探したが、見当たらず、そのまま通り過ぎてしまった。
そんな筈はないぞ、と戻りながら確認すると・・・・
また、これか!! これがかつての湿地への入り口だったようだ。これも新型コロナの緊急事態宣言のせいなんだろう。誰も来ていない。
笹原を掻き分けて進むと見慣れた湿地の景色だ。
草紅葉とヤマラッキョウの花。昨日見た湿地の景色と何も変わらない・・・・
スイランを探してみるが、ちょっと季節が進んでいるのだろうか、数は少ない。
その後、湿地の周囲や野池の水が残る場所を歩き回ったけれど、イヌセンブリの花を見つけることは出来なかった。此処も同じ?
イヌセンブリは絶えてしまったのかもしれない。諦めて、来た道を戻る。
でも、車道の脇を通って車に戻るのは嫌だった。野池の反対側の山側にも道が有るに違いない。その道を探しながら戻ろうと思った。
それが、間違いだったのか、正解だったのか。どちらにしても、新しいことをしなければ、新しいものには出会えないということなんだ。
新しいところを歩くと、何かしら新しいものに出会いますね。