滝までは15分とのこと。金木犀を眺めてからのんびりと歩いていった。
マツカゼソウはほとんどが花を終え、紅葉し始めていて、種ができている。
斜面に黄色いきのこを見つけた。
Hygrocybe sp.
歩いて行くと道は川の脇に続いていた。滝に行くのだから、そうなんだろう。流れの脇の岩にジンジソウは張り付いて花をつけていた。
道からは近づけないので、川に降りて岩の上を歩いていった。いや、これはダイモンジソウかな・・・・
もっと近づいて撮りたいと思って水の上に顔を出していた岩に足をついたとたんに滑って水の中に・・・。片足を濡らしてしまった・・・。諦めて、道に攀じ登り、また歩いて行く。
日影になった河原の脇に沢山咲いていたのは・・・・
ミカエリソウ
今年はミカエリソウに沢山出会う。
美しいので振り返って見てしまう・・・の意味の命名らしいけれど、ハッとする程のインパクトではない。それでも、優しい薄ピンク色は上品で、じっくりと見入ってしまう。ミカエリソウも近縁のテンニンソウも秋には虫に喰われて葉がボロボロになっている姿をよく見かけるけれど、今年は何故か葉が綺麗なまま残っている。
しばらく歩くと滝が見えた。
二本の滝が見える。
なんだ、これだけかと思っていたが、道は急な坂になっていて階段になった道をどんどんと登っていくと・・・・
最初に見えていた滝の上にまた、滝つぼがあり、大きな滝が上から落ちて込んでいた。立派な滝だな・・・・
何故か、道はさらに登っていて、「これより上は危ないので、子供とお年寄りはご遠慮ください」などと書いてある。道の脇にはきのこが・・・・
ヤシャイグチ
そして、やっと辿り着いたところから眺めると・・・・
さらに一つ上に滝があった。三段の滝というわけか。
満足して下る。
これは二段目の滝
下る途中に見つけたボロボロのきのこ
一応・・・、ヒメベニテングタケ
下まで下ってきた。山側を見上げると、晴れ間が覗いている。この辺りが日本海側から流れてくる雲が消える辺りなのだ。
結局、昼飯を食べることなく車を出した。滝に近づくには、実は途中にゲートがあって有料だったし、ベンチはあっても食事は禁止と書いてあった。駐車場の脇にはレストハウスがあって食堂があるのだ。どうしてもそこに人を集めたいのだろう。滝の周りには楓の木が沢山あって、きっと綺麗なのだろうけど、違和感を感じた。
南に下り、どこかのんびり食べられる所があったら停まろうと思いながら走る。せっかく買ったコンビニ弁当だから・・・。そうこうしている内に道の脇に蕎麦屋があった。いつか入って食べたいと思っていた店だ。時間は午後3時40分。あまりに中途半端な時間なので車は一台も停まっていない。ひょっとして、準備中?
開いていた・・・・。山菜おろし蕎麦を食べた。空腹に染み渡る蕎麦、旨い。。
食べ終わって店の外に出ると、水車と見事な秋明菊だ。
その後、また車で南下して高速を目指すのだが、コンビニ弁当が気になる。
揖保川沿いの道を走っていると水門が見えた。あそこで、食べようかな。ちっともお腹は空いていないけれど・・・・
コンクリートで固めた岸に座り込み、コンビニ弁当を開ける。風が強くて寒いくらい。
水門の上流側・・・・
夕陽を浴びて山が輝いている。
下流側は陽が川に反射して眩しいくらい。お腹もいっぱいになったし、帰るとしようよ。あと、高速を使って40分くらいで自宅に着く。。
おわり。
こんな時は広角が威力を発揮しますね。
滑らかということはシャッタースピードゆっくり?
きれいに撮れてますね!
見返り草、おっしゃるようにいつもだったら咲く前からボロボロが多いですよね。
わたしも今年は結構きれいなのに会えます。
嬉しいんですけど、どうしたのかなと思ってしまったり(笑)。
シャッタースピードも手ブレが起きない程度にゆっくり。
いろいろ変えてみて、1/20くらいにしたと思います。
ことしは変です。いつも放っておくと虫がついてボロボロニなる庭のオオデマリの木、虫が湧かなかったし、へんだなぁと思ってました。