モチツツジのつぼみ
前週に見たトリガタハンショウヅルのつぼみの様子を見に来たのだったけれど、しょっぱなから新しい大きな株を見つけることができた。
そして、これまで毎年見てきた大きな株、といっても今日、見つけたトリガタハンショウヅルの株よりは小さいのだけれど・・・・、
その様子も確認できた。
目的は達したけれど、もう少し歩きたい気分。山道をそのまま進んでいく。コバノミツバツツジは終盤になり、モチツツジが咲き始めている。
モチツツジ
道は原っぱの中を進んでゆくと、頭上を覆う木はなくなり明るい野原の中を道は続いていた。ふと、沢の脇をみると・・・・
トリガタハンショウヅル
新しく見つけた株。この辺りにはトリガタハンショウヅルは多いのかもしれない。
明るい道を進んで行く。
タカノツメ
芽は大きく育ち過ぎている。でも、採り頃の若芽も晩酌の肴にするくらいは収穫。
・・・・
山桜の咲き残り
道は開けたところを続いていたが、道が二股に分かれたところで、引き返すことにした。右は山頂へ、左は山の中の廃寺につづく。
どちらに進んでも往復3時間はかかるだろう。
戻る道で・・・・
トリガタハンショウヅル
意外だった。全く遮るもののない場所にハンショウヅルが生えているとは思わなかった。日向のハンショウヅルは葉の色合いもちょっと違うようだ。
ヤマツツジ
そして、この日に新しく見つけた大株のところまで、戻ってきた。さて、これだけの大株だから、きっと実生で殖えた株も近くにある筈と思って、
風の通り道なども考えて周囲を見廻すと・・・・、あまりに出来すぎなのだが、・・・・本当にあった! でも、とても大きな株でどっちが先かと言えば・・・
再掲だが、全体像を最初に上げておこう。この後の写真はどの部分を撮ったのか、今となっては分からない。
最初に眼に映ったのは木の下にぶら下がった花だった。
木の下に行って見上げる。
蔓は木のずっと上まで這い上がって花を咲かせていた。
道に戻り、見上げて撮り直した。
これほど、沢山のトリガタハンショウヅルに出会えるとは思わなかった。花を探すにも目の慣れとタイミングが大切だと実感した日だった。