クマガイソウ
二つ離れた谷に行くにはいつもは尾根筋まで戻ってから尾根を下り、支尾根を下って谷に下りていた。そうすれば違う谷に間違って下りて
しまう心配はない。でも、何度もここに来ているうちに折角登ったのに、また下るのは無駄なんじゃないかと思うようになった。それで、
今回はGPSで地形を確認して、ショートカットして向かってみることにした。
尾根筋まで戻らずに谷を少し下ってから、高度を保って斜面を横切って次の支尾根に移り、さて谷へ下ればクマガイソウに出会えるはず。
でも、谷への下りは岩の無い泥壁なのにとんでもなく急でとても下れるものではなかった。何で崩れもせずにあんなに急な泥壁が残っているのか
不思議なくらい。また高度を保って斜面を横切って谷の反対側に廻り、比較的緩い斜面を下って谷に降りた。
しばらく、水の無い谷を下ると果たして、クマガイソウは咲いていた。ほとんどの花は開いていて、それでも萎みかけている花はない。
花の数が多すぎて、どう撮っても同じでつまらないと言えばその通り。
斜面にはオニワラビも出ていて、それを採りに斜面を登ったり下ったり。それから、次の群生まで下る。
川越さん、こんばんは。
そっちではクマガイソウは珍しくないのですね。羨ましいです。
こちらではかなり珍しい花かなと思います。僕は此処と隣県の山で二株見たことがあるだけです。
群生は兵庫県ではここだけと聞いたことはありますが、皆、秘密にするから当てになりませんね。