ただでさえ日陰で薄暗い場所なのに、雨雲が空を覆っている。水色のアウレオのはずなのだが、ちっとも水色には見えない。でも、これまで沢山観てきたから同種だと分るのだ。辺りを見廻すと他にも幾つか幼菌が出ていた。
Aureoboletus sp.
さらに奥にはこれも新種のBoletus sp.が幾つも出始めていた。
この場所はこれからだ。林を出て、一応、H氏に連絡を入れた。この調子ならバライロアミアシイグチ近縁種も出るかもしれない。
このスポットの周囲を軽く観ながら車に向った。
セイタカイグチ
ニセアシベニイグチ
傘の径は20cm程。傘は灰色がかって見える。典型的なアシベニイグチ(図鑑に載っているような個体)は初めてだったので、サンプリングした。
山を下る。
ウツロイイグチ
ヌメリコウジタケ
これが御本家、Aureoboletus の図鑑に載っている唯一のイグチだ。
帰宅後、ニセアシベニイグチ?を解体した。
辺りにチーズ臭が立ち込めた。