今日もきのこ 観察日記

野山を散策したときに見かけたきのこ、草花、虫などを書きとめておきたい。いろいろ教えてください。

久し振りのきのこ探し 大きなシメジ、何者?             2015.11.14.

2015-11-20 23:22:47 | きのこ など
 この所、雨の日が続いていた。カラカラだった山は今度は一転して、ビショビショだが、気温が下がってしまったからこれからきのこはどれだけ出るのか・・・・

 土曜日の朝は雨は小降りで何とか近くの山の様子を観ることくらいはできそうだった。とはいえ、焦って家を出るほど収穫は期待できないから、家を出たのは昼前だ。

 山に登る細い道を進むがきのこの姿は皆無。やっぱりな、という感じ。そういえば、毎年、クリタケの出る場所があったっけ。その場所の前には折れて落ちてきたコナラの枝が覆っていたが、どけてみると・・・・



クリタケ


 福山に行ったり、奥三河に花を見に行ったりしているうちに出てしまっていたようだ。その後、去年は遅くなってからホンシメジのようなきのこが沢山出ていた場所をチェックしてみるが、その姿はなかった。その内に、雷鳴が轟き、雨足が強くなってきた。林の中だから雨音の割には体は濡れないのだが、そう長くは歩けそうもない。

 9月初めの頃にAureoboletus sp. が沢山でていた斜面をチェックしていると、あれ?何かあるぞ。








    

 傘の径は20cmくらい。絣の入ったような傘はホンシメジを思わせる。去年も出ていた奴がさらに大きく育ったもののようだ。一体、何者なんだろう。周囲には松はなく、コナラと常緑広葉樹のみ。おそらく、かつては赤松の混じる山だったと思うのだが赤松は枯れてしまっている。僕としては腐生性の強いホンシメジの変異?という印象。

 もっと出ていないかと思って雨に濡れながら歩いていると・・・・




あるにはあったが、これは古過ぎだ。


 さらに歩いていると、ヤバイものを見つけた。




 米糠だ。そういえば11月の半ばになっているから、山の猟が解禁になっているのだ。米糠が撒いてあったら近くにイノシシの罠が仕掛けられている。雨も酷くなるばかりなので退散することにした。

 帰宅後、獲物をじっくりとみる。



      

      でかい。重い・・・・


      

      襞は密で白い。


 あんた、何者?




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