今日もきのこ 観察日記

野山を散策したときに見かけたきのこ、草花、虫などを書きとめておきたい。いろいろ教えてください。

薄暗い谷で シロキツネノサカズキモドキを探す     2020.03.07.(3)

2020-03-14 11:58:18 | 山、花、山野草

ユキワリイチゲ



 今朝はいつものように6時頃には目が覚めていた。窓の外からパラパラという音が聞こえてきて、雨が降り出したことに気が付く。
トイレに行ってからまた寝床に入る。雨は本降りになったようだった。

 それからまた寝てしまったようだ。雨音を聞いていると妙に安心して寝ていられるような気がする。家人に起こされて時計を見ると、
8時半だった。こんなことは年に何回もないことで驚いた。雨は午前中は止みそうもないので、昨日の続きを書こう。


 さて、咲き始めのホソバナコバイモを雨の中、見てから車に戻ったのは午後3時半。誰もいない母の家に戻るにはちょっと早い。
どこまで行けるか分からないが、近くの渓谷沿いを登って花とかきのこを探して見ることにした。
 谷の入口に車を停めて外に出て見ると、雨は小降りになっていた。あまり長く歩く積りは無かったので、傘を差さずにカメラだけ持って行く。



       






この谷ではユキワリイチゲはまだ開いている。気温とか日照も関係しているのか、この辺りは良く分からない。



 ヤマルリソウも咲き始めていたが写真は撮り忘れた。この谷に来る前に車の中で雨宿りをしているときに、あるブログでこの谷?に
アネモネタマチャワンタケが出ることを知ったので、ユキワリイチゲの葉を見る度にその周囲をチェックした。が、見つからない。
でも、山側の斜面から土が崩れ落ちているところに小さなチャワンを発見。



       
       写っている葉はユリワサビ・・・・




       
       アネモネタマチャワンタケ
       左下に一つだけ。右上の葉はユキワリイチゲ。




    
写っている葉はユキワリイチゲとイチリンソウだろう。




       
 


 何度もこの谷を歩いてはいるけれど、アネモネタマチャワンタケが出ている事には気が付かなかった。意識して探さないと見つからないものだ。
アネモネタマチャワンタケは一度、見つけると後はいろいろなところでみつかる。砂礫地に多いようだ。他の場所では河原の砂地で見たことがある。





ベニチャワンタケの仲間
早春にいろいろな所で見るもの。古くなるとオレンジ色になって、大きいものでは径が10㎝くらいにはなる。


 そして、探し物は・・・・




シロキツネノサカズキモドキ
雨に濡れて砂が跳ね上がっていた。


 去年は沢山出ていたのだが、今年はほとんど見かけない。随分、登った所で幼菌が少し。







 結局、行き止まりまで登って来てしまった。




キクラゲの仲間





取って裏返してみた・・・・


 雨は降り続いていて、もうすぐ5時になる。そろそろ、戻って晩飯を買ってから母の家に行くことにしよう。
戻る道でシロバナネコノメソウがこの谷でも咲き始めていることに気が付いた。






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