群生地を後にして走り始めたのは10時。次の場所は岡山県の真ん中辺りなのかな。大きな地図で見たことがないので、全体像が思い浮かばないが、カーナビ任せの1時間くらいのドライブのはずだ。この時期のドライブは楽しい。川の土手では染井吉野が満開だし、いろいろな木が花をつけている。綺麗に咲いていると、つい停めて写真を撮ってしまう。
これは30分ほど走った道の脇に咲いていた。
モクレンの仲間の園芸種なんだろうけど・・・・
山にもコブシだかタムシバだか分からないが、沢山、白い花をつけている。
ちょっと晴れ間が覗きだした。
目的地に近づいてきたので道の両脇の様子に気をつけてゆっくり走る。看板を過ぎた辺りの車道の左脇を斜めに登っていって、さらに左に折れ、登っていった先の開けた場所・・・・。問題はナビ任せで来たので教えてくれた人がどっちから看板に向って歩いてきたかが分からないこと。。
でも、条件に一致する場所を何とか見つけて車を停めた。教えてもらった通り歩いてゆくと開けた場所に出た。石がゴロゴロと転がっている場所で歩きにくいが、注意深く進んで周囲を見回すと・・・・
あった。一株ポツンと立っている。
ヤマエンゴサクも・・・・・
この場所には最初の場所のような群生はないけれど、ポツポツとミノコバイモが咲いていた。それが、目立たないものだから、踏みそうになる。地雷原を気をつけながら歩くような感じ?そんな経験はもちろん、ない。
ここには節分草も沢山咲いていたのだろう。でも、この場所は節分草自生地として知られている場所ではないようだ。秋に下草は刈るのだろうが、それ以外にはあまり手を入れていない?
キバナノアマナも咲いていた。
もう、いい加減、ミノコバイモは飽きてきたかな・・・・、でもまだまだ続く・・・・。
節分草の数も半端じゃないし、今年発芽した双葉の芽も沢山出ているのが見える。そしてその葉が大きく、生き生きとしている。
節分草の時期にも来なければいかんなぁ・・・
少し斜面を登ってコナラの木が生えている下を歩いてみた。。
結構、奥の方まで咲いているようだ。この辺りは全く人の手が入っていない。自生地といって間違いない。
また、下って花を踏んづけないように周囲を見て歩くと・・・・きのこだ。
この感じは Entoloma sp.くさい。でもこんな時期に?と思ったがそのままにしておいた。
なだらかな斜面の中に溝が掘れていた。雨が降った後に水が流れるのだろう。溝を覗き込むと、やっぱり・・・・
ユキワリイチゲ
この組み合わせがあまり写したことがないような気がする・・・・
いろいろな花が咲いていて、楽しい場所だ。良い所を教えてもらった。
ユリワサビ
キバナノアマナ
じっくり見て廻ったら、まだまだいろいろと出てきそうな気がしたが、まだ先が長い。車に戻り先を急いだ。