流れ込みの岩に張り付いている草、ダイモンジソウのような葉には見覚えがあった。以前、兵庫県の北部だったか・・・
立ち寄った道の駅に「ダイモンジ」と書いた札がついて、いかにも山で採ってきたというような草が売っていて、安かったので買った。
調べてみると、どうもダイモンジソウではなくて・・・・、ハルユキノシタだった。兵庫県にはその存在もはっきりしていない植物だった。
結局、それは道の駅の近くの山から採ってきたということだったが、それが何処なのかは今も分からない。
道から流れに沿って山の中に入り込んでみた。
斜面には大きなベニチャワンタケが沢山
斜面には白いキクザキイチゲが沢山咲いていた。
そして流れの近くには・・・・
ネコノメの仲間
ここは北陸地方・・・、ネコノメに詳しい方、教えてください。
巨大だけど、ユリワサビ?
普通のアオキじゃないだろうな・・・
斜面を登るとキクザキイチゲは沢山咲いていて・・・・
沢を下って道に戻り、先を急いだ。木々のあいだから海が見えた。陽を受けて光って見える。
先を急ぐ。この先に灯台があってその辺りがスハマソウの大きな群生地になっているらしい・・・・
道の両脇には白いキクザキイチゲが続いている。
あまり、キクザキイチゲ自体を見たことがなかったのに・・・・
凄い数だな・・・・
残念なのは・・・・、時間が遅かったからか、花が閉じ始めていたこと。
ヤマエンゴサク
エンレイソウ
また、スハマソウの花が目に付き始めた。
白いスハマソウ
最初の群生地では白花はむしろ少なかったけれど・・・・
灯台の近くにはかなり花を見ている人が多かった。どうも深見からではなくて半島の反対側から歩いてきた人が多いようだ。
反対側からは灯台にはすぐに登ってこれるらしい。深見からは1時間はあるかなければならない。
もう飽きるほどスハマソウは見たな・・・・
とうとう、猿山の灯台に到着。友人に写真を撮ってもらったが・・・・
新潟まで行かなくても、こんないいとこ有ったんだ。
ところでネコノメソウ、萼裂片が淡黄緑色、葯が暗紅紫色、茎葉が対生、ということでホクリクネコノメ(ソウは付きません)ですね。
オシベは普通8本ですが、滋賀県某所では4本のものが見られます。
確か、鑑定には萼裂片と蕊の長さも分らないとと思って写真を撮りました。
猿山は素晴らしいけれど、オオミスミソウじゃなかったし、青系のミスミソウを見るには、
やっぱり、新潟か佐渡まで行かないと駄目なんだと思いました。
十分、楽しみましたけどね。また、どこか行きましょう。