シロシャクジョウ
昼なお薄暗い針葉樹林の中の道を歩いて戻る。いつもとは逆の方向に歩いて行くのだが、車に戻れる保証はないのだ。
山の周囲は柵で囲ってあって、鹿や猪が里に降りて来られないようにしてある。その柵に幾つか設けられている出入り口が
何処にあるのか・・・・
しばらく歩くと、道は林から少し離れ、草原の中に続いていた。林との境目辺りに生えている野草は・・・・
アケボノソウ
こんな環境でアケボノソウを良く見る。ここのアケボノソウは良く育っていて、秋には花を沢山付けてくれるだろう。
アケボノソウの群生する場所の先は土手になっているようだ。登って行って見ると・・・・
野池
池の水は比較的澄んでいて、ヒルムシロが生えているのが分かる。そして、岸側から水草が広がっている様子。
この水草は何だろう?陸生から水生に変わって伸びているように見える。
池にはオタマジャクシの他にイモリも住んでいるようだ。
この水草については調査が必要・・・・
(追加)子供の頃から随分と長いこと通っていた熱帯魚店で見たことのあるような気がしていたが、調べてみると、
ルドウィジア・オバリスという水草のようだ。日本名はミズユキノシタ。車に戻る途中の地上にも同じものが生えていた。
土手から下りて草原の中の道を進むと、鹿除けの柵の出入り口があった。良かった! 外に出て停めておいた車の方に戻って行く。
ゲンノショウコ
クルマバナ
鹿よけの柵に巻き付いた・・・・
ヤマノイモ 雄花
草原の中に大きなカヤツリグサを見つけて、撮っていると・・・・
その向こうにベニシジミがとまっていた。
アケボノソウ、生育条件が良い場所なのか大きくなってますね。
一般の人よりは暑さの経験はあるはずですが、現在の私にはそれが何の役にも立たないことを痛感しています。
観察会も同定会に参加せず、早々に帰りました。
山の上の方まで見てみたかったですが、止めました。
危険を感じるような暑さでしたよ。
今は無理をしない方が良いと思います。ひと月もしたらもう少しは過ごしやすくなるでしょう。
でも、そろそろ雨が降ってくれないと秋のきのこにも影響しそうです。