数日前に見たノササゲの実の鞘の鮮やかな紫色が忘れられない。自宅の庭では今年はヤブマメが大繁殖して除去するのに大変だったし、
トキリマメも生えてきて予想外の頑丈な蔓に手を焼いたのに、あの紫色を見たら自宅で這わせてみたいと思ってしまう。
種を採って来たいが、きっと種が熟す頃には鞘が弾けて採種できなくなってしまうだろう。大体、ノササゲの生えていた場所にもう一度、
辿り着けるのだろうか。。。
日曜の昼前に思い切って同じ峠の道を歩いてノササゲの鞘にネットを掛けに行くことにした。我ながら、アホだと思う・・・・。
今まで、トキリマメ、ノアズキやヤブツルアズキなど、いろいろ見てきているけれど、ノササゲの紫色の鞘を見たことが無かった。
数日前と同じ場所に車を停めて、車道を登って行く。
マムシグサ
ヤブムラサキ
まあ、当然、同じようなものしか出会わない。
道から林の中を覗き込むと・・・・、まさか・・・・
まさか、立ち木に熊の引っかき跡が・・・・、と思ったのだが、近づいてみるとかき跡の上にNの傷。誰かの悪戯だろうか。
太い蔓のハンショウヅル?
これは、来シーズンには必ず見に来なければ・・・・。これで、ハンショウヅル系を確認しに来なければならない場所が二ヶ所になった。
ブドウヅル
そして、漸く・・・・
無事に網かけ終了。やれやれ。
いつ頃、種を回収しに行こうか。