今日、友達からメールが来た。“ブログ、しばらくアップしていないけれど、何かあった?”。ほとんど、毎日のように書いていたから、しばらくアップしない日が続くと気にしてくれる人もいるようだ。便り無きは良き便り也、という訳にはいかない。正直なところ、季節も変わって書くことがなかったせいもあるが、体調が悪くて、書けるような状況ではなかった。その訳は後ほど・・・・
週末は久し振りに福山に行き、9月に手術を受けた父の様子を見に行くことにしていた。2ヶ月ほどの間は長野に遠征して松茸を探したり、ここのところはなめこを採りに山に通ったりで親不孝をしていた。土曜は朝早く出て、雪山でも眺めてから両親の家に向おうかとも考えていたが、天気予報は金曜の朝では雨とのことだったので、のんびりと出発することにした。自宅でのんびりといっても何をするでもないが、時間が経つのは早い。冷凍庫にあるなめこを荷物に放り込んで庭に出たのは正午だった。
庭では花を終えた秋明菊が綿毛を飛ばし始めていた。その様子を写真に撮ろうと思うのだが、風が強くてなかなか上手く撮れなかった。晴れた昼間だというのに寒い日だった。
同じキンポウゲ科の春咲き秋明菊はその名の通り、春に花を咲かせたというのに、今頃綿毛をつけている。
春咲き秋明菊の綿毛
思いついて自宅に戻り、ビニール袋を採ってきて綿毛を集めて中に入れた。これもお土産にしよう。
その後、2時間程高速を走り両親の家に到着。父は顔色も良く、思いの外、元気だった。やっぱり、不死身だな。。家にはビールが無いとのことなので、元気を確認して、すぐに買い物に出た。プレモル500mLを6本と、千葉県産の落花生(新)を一袋。親父の大好物だ。もちろん、僕も大好物。子供の頃、千葉に住んでいて、高校生の時から数年住んだ家は落花生畑の中に建っていたっけ。秋には落花生は収穫されて、実だけ取られた落花生の株は畑の真ん中に積み上げられていて、冬になると醗酵を始めるのだろう・・・、寒空に湯気が立ち上がるのが見えるのだった。
ビールを飲んだりして暇をつぶした後は、いつものように・・・・・
いつもの店に。。
親父は留守番する、と言うかもしれないな、と怖れていたのだが、その心配は無用だった。品書きを見ると、たいらぎに帆立にさざえ。母の好物の貝はまあまあだな。まずは・・・・
ビールで乾杯。
この店に来ると、最初の突き出しを見ていつも感心してしまう。せっかくだから、もう一度アップで。
綺麗だし、豪華なんだよな。
小鉢に入っているのはアン肝、魚は鰆の皮を炙ったものかな・・・。天麩羅はキスだ。
乾杯!
貝のワタをほじり出すのに必死。
さて、本番。
タイラギの造り 寒ぶりの造り
タイラギの旬は3月くらいと勘違いしていたけれど、12月から3月くらいとのこと。さっぱりしていて美味しかった。それと寒ぶりの脂の乗った刺身が対照的。
さざえの造り
この店での定番
いつもあるから助かる。そういえば、いつもある鮑がなかったかも。忘年会シーズンで席を予約することも難しいくらいだからしょうがない。
帆立といくら
たいらぎを食べた後だからだろうか、イマイチ。まぁ、贅沢な話だけど・・・・
両親は、料理が出てくる度に写真を撮っている息子を見ている・・・・。ヨシッといわないと食べることができないのだ。
ヨシッ ^^;)
サザエのつぼ焼き
この皿に載っている・・・みたいのは何だ?
ブロッコリーとカリフラワーに味噌タレがかけてあった・・・。サザエのつぼ焼きになると、どうしてもビールじゃ駄目だ。やっぱり・・・・
いつもの通り、熱くて持てないくらい熱燗にしてもらう。
この頃から、写真撮影が怪しくなる。この後、牛筋煮込みとか何か食べたようだが、写っていない。そして、頼み忘れていたのを思い出して頼んだのがこれ。
酢牡蠣
頼んだのだが、親父はお腹一杯で居眠り。母は酢牡蠣は苦手だと言う。
それで、一人で食べて飲む。
そして最後は・・・・
海苔茶漬け
いつもは飲むだけなんだけど、お付き合い。母は・・・・食べている。
最後はデザートで〆。
大山ミルクのアイス
大満足で帰宅し、またプレモルを飲んだ。
美味しかったけれど、一人で食べた酢牡蠣じゃないのかな、不調の原因・・・・。