今日もきのこ 観察日記

野山を散策したときに見かけたきのこ、草花、虫などを書きとめておきたい。いろいろ教えてください。

冬の遊び、春の準備? 2010.12.26.

2010-12-27 08:04:08 | Weblog
 雪の薄っすらと残った斜面で痛い目にあった後、これで今年も終わりと思っていたが、この時期は蘭を探すのに最適なんだそうだ。でも、蘭の葉は見分けられないし、その花が咲く時期も良く分からない・・・。でも、この情報は退屈なこの時期の特ダネものだ。


 何とか頑張って、土曜の内に年賀状とか、期限付きの宿題とかを片付けられたので、寝坊した後、近所の山に出掛けた。


 庭で、まず、時間をつぶし・・・・・




セント・ジョンズ・ワートの紅葉





また、秋明菊


 
 コンビニでおにぎりとお茶を仕入れて、出発。どこの山を歩こうかと考えたが・・・・、エビネがどこかにあると聞いている山に行くのが当然なのだろうが、その山は天辺近くまで車で行けてしまうし、椎の木ばかりで嫌いな山だ。やっぱり、広葉樹主体のいつもの山に行くことにした。


 この山、秋のきのこのシーズン意外では全く魅力のない山。今日は何か見つけられるか・・・・。歩き出したが、どこをどう探して良いのか分からない。そもそも、行き当たりばったりで、出会えるわけもなく・・・・、でも、かなりの効率で出会ってきているのだが・・・、久し振りの運動の積りで歩いていた。




ハナビラニカワタケのカラカラ




道?






昼だというのに、霜柱が立っている。



 山で道を歩いていれば、当然、登山になる。それではいかんと思い、今まで歩いたことのない道に進むと、何も見つからないまま、ピークに行き着いた。小さなピーク過ぎて展望はまるでなし。この辺りの山の山頂付近にはウバメガシが何故か沢山生えている。確か分布の限界に近いらしいのだが・・・・。









広葉樹に混じって赤松も元気なのが何本か立っていた。秋にはいいかも・・・・。下る途中、森の中の岩に1人腰掛け、昼飯を食べた。



Bisporella sp.


昨夜だろうか、少し雪が降ったのだろう。枯れ木に雪が残っていた。


 それで、蘭を探すのに絶好の時期に出会ったのは・・・・・



フデリンドウ




ツルリンドウ


いつも、御馴染みの奴だ。


 蘭はというと・・・・・






春蘭


 やっぱり、アカンな、と思いながら下る途中・・・・





あっ、コウボノウフデだ・・・と思って見ると、近くに蜂が死んでいる。



トガリスズメバチタケ


これ、結構珍しくないか?小型のスズメバチにヒゲが生えている。仮面ライダーを連想する。


 帰宅して写真を見てみると、スズメバチの手前の木から出ているのは何?カレエダタケ?


 良い準備運動にはなった。車まで戻り、家に向かった。
コメント (8)
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