今日もきのこ 観察日記

野山を散策したときに見かけたきのこ、草花、虫などを書きとめておきたい。いろいろ教えてください。

皆ヶ山 やっと山頂 2010.08.29.(3)

2010-09-03 22:35:19 | Weblog

ツルリンドウ



 皆ヶ山の道は最初、ダラダラ、徐々に傾斜が急になり、最後は急な坂を登りっぱなしとなるようだ・・・。



 その急な坂を登り切った辺り・・・・




コイワカガミ



 春に来れば、ここも花が結構見られるところなのかもしれない。ユキザサの葉も見えている。山頂と思ったのは皆ヶ山ではなく・・・・




二俣山山頂



二俣山の山頂だった。その僅かな平らなスペースに出ていたきのこ・・・・






キリンタケ またはその近縁種?     Amanita excelsa(Fr.) Bertillon?



 そこから一度、山を下る・・・・、目的地はその奥に見えている雲に隠れた頂だ。


 その下る道・・・・・



               



 道の脇のブナの古い立ち枯れに出ていた・・・・



    
??


去年、芦生の森でやはりブナの立ち枯れで見ている。が、分からない。



 これも、同じ立ち枯れから出ていた。




??



 これは、御馴染み。もう、半月も早ければ食用とも言えただろうが・・・







    
トンビマイタケ     Meripilus giganteus (Pers.) P. Karst.



トンビマイタケは多くの場合、隔年発生なので来シーズンはどうかな・・・と、思うが今回、3本のブナの根元から出ているのを見たことを考えると・・・、来年も違う木から出ている確率も高いだろう。


 下って、さらに急な坂を一気に登る・・・・。いや、坂が一気に山頂まで続いているだけで、僕は一気には登れない・・・・、汗は滝のように出て・・・、これは冗談ではなく、タオルで顔の汗を拭いてばかりで顔が痛くなった。そして、目には汗が入り海水浴で海に潜った後のように、目に滲みていた。







ちょっと、スマートなイグチ。




ウツロイイグチ     Xanthoconium affine (Peck) Sing.



柄が随分と細く、綺麗だが、ウツロイイグチで良い?自宅周辺でもこのタイプのイグチは出ている。


 その間も急な上り坂は続き、漸く山頂に到着。




皆ヶ山山頂



 標高は低い山だが、やっぱり山登りはしんどい・・・・。気がつくと、登り始めてから4時間が過ぎていた。きのこと戯れていたとはいえ、弥山に登ったときよりも長く、白山に登ったときと変らない時間が過ぎていた。ふと、気がつくと誰にも会っていなかった・・・・。この山頂への登山道は一つしかなく、何処の山への縦走路もない。要するに、この山へ登っているのは我々だけだ・・・




山頂より、多分・・・・、上蒜山を望む


つづく。
コメント (2)
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