遠くへ行きたい

サイクリングの原点みたいなもの

諫早サイクリング、コスモス花宇宙館へ

2005年10月30日 | サイクリング
 
 いつも多比良港から島原・雲仙行きなので、諫早方面ルートを計画する。
多比良から43km先の高来町・轟渓流を予定してきたのだが、帰りの時間を考えると暗くなりそうなので、白木峰高原とコスモス花宇宙館に変更する。
 
 長田から184号諫早多良岳線は始めての道、ちょっときつめの坂だなあとたかをくくっていたら、登れど登れど坂道が続く。
 5kmの道で標高350mまで一気に登るのは雲仙ルートよりつらかった。
まっすぐで変化がなく、面白みもない。
 あとで、花宇宙館のおばちゃんに、「もう二度と来ることはないでしょう」と言ったくらいだ。すると、笑いながら、「まあ、そう言わないでまた来てくださいよ・・・」・・プチ友達になってしまった・・。

 搾りたて牛乳から作ったアイスはたいへん美味でした。
 2Fの荒木さんのコスモスワールドにはびっくり、すばらしいイメージの世界、36枚綴りのポストカード(1200円)を買ってしまった。

 4Fの天体観測室では丁寧に説明していただきました。
昼間から金星が見えるとは思わなかったし、生のプロミネンス(太陽周辺の炎)に大感動でした。水素ガスを捕らえる特殊なフィルターで太陽はまっ赤、周辺に白い炎がみえたのです!
 帰りしな、おばちゃんが「どうでした?」と心配してくれたので、「感動しました。自転車で来てよかった・・また来ます」といったら、「でしょう!」とにっこり。
 「コスモス花宇宙館」、ここをクリックしてご参照あれ。

 白木峰高原のコスモスは咲き終わっていました。10月10日を目安に植えてますからとのことでした。
 3時多比良港出航のフェリーに乗ったが、帰宅したのは午後5時40分、うす暗い。遠出はもっと計画的にせねば。
 143km走ったが、途中フェリーで40分休めるので、さほど疲れはなし。
帰りの便ではカモメがずっとついて来ました。子供たちがパンをつぎつぎ買っては投げるのを知っているみたいだった。



三加和町 ギャラリー蔵 サイクリング

2005年10月29日 | サイクリング
 三加和町温泉ふるさと交流センター近くの「ギャラリー蔵」へ。片道30kmでした。
(車でお越しの方は交流センターに駐車し、歩いて1分です。)

 薄く透けた和紙に書かれた白いローマ字の「般若信教」が天井から下がっていた。
作者のアンヌさんが照明の当て方に一日を費やしたという「白」の世界だ。

 この丸は「空」であり、「無」であり、「愛」である・・・等の説明を受けた。
般若信教の解説本もあり、読ませてもらったが、ますますわからなくなった・・。

 作者が住んでいるフランスの「ツール」には古城が多く、そこで個展を開かれるのだが、明り取りの窓しかないそのキャッスルとここの蔵のイメージがマッチして気に入られたらしい。
 
 いろいろお話を伺っていると、小(?)蔵に案内され、コーヒーとお菓子の接待を受けてしまった。ありがとうございました。

 11月5日以降も少しの期間は展示されているとのこと、電話で確認されて来館をとのご案内も受ける。

 次回の展示も楽しみだ。
布絵の梅原さんの展覧があるらしい。
 梅原 龍
ここをクリックして、ご参照あれ。

 ギャラリー蔵の紹介サイトを発見 !
「ギャラリー 蔵」
 ここもクリックしてください。



サイクリング&小岱山ハイキング その2

2005年10月24日 | サイクリング
 木漏れ日のなか、木々のトンネルを歩く。
日焼けを気にする女性ハイカーに人気なのは、そんな理由もあるという。
 
 整備されているとはいえ、自然の山道である。
しっかり足元を見て、次の一歩を瞬間瞬間考えて出さないと歩けない。
 その当たり前のことが、山歩きの楽しさであることに気付く。

 急いではだめ、あせってはだめ、疲れたら一休み、また元気に歩き出す・・。

 無事下山し、清水で顔を洗い、さっぱりする。

 さて、次はサイクリングだ。
南関方面へ降りようと山をぐるりと回り始める。
なんだか、登っているような気がするが、方向は間違っちゃいない、どんどん進む。
 いろんな登山口があることを知る。あちこちに車が二、三台とまっている。
 結局、平山地区に降り、宮尾、坂下、菊水、植木と走る。
晴天ではあるが、暑くもなく寒くもない、しいていえばクーラーの風の気持ちよさのなかを快適にペダルを踏む。 

 夕方五時に自宅着、78kmを走っていた。
 贅沢な休日となった。
 エンペラー号に感謝!

 
 

サイクリング&小岱山ハイキング その1

2005年10月24日 | サイクリング
 
 丸石エンペラー号に登山靴、リュック、長ズボンなどを載せ、一路、蓮華院誕生寺奥之院先の国民休養地 丸山キャンプ場へ。
 
 蛇ヶ谷公園からはものすごいアップダウンの連続、行き交う車も勢いで登ろうとぶっ飛ばしている。
 ここまでは余裕のエンペラー号だったが、蓮華院への急坂に、素直に兜を脱ぎ、押して歩くことにする。

 キャンプ場に着くと、誰もいない、と思ったら、上の駐車場に車が6台ほど留まっている。やはり、平日も人気のハイキングコースなのだ。

 年間250日以上は登るという小岱山愛好家の人たちの手により、登山道は整備され、休憩用のベンチも作っておられるとの熊日新聞の紹介があったが、おかげさまで安心して「山歩き」を楽しめる。
 

 

おいらのストレス解消法

2005年10月22日 | Weblog
 ながーく伸びた自慢の角で、頭の上の沼杉の枝と遊んでまーす。
首をぐるーん、ぐるーん回しているんだけど、この沼杉の実ってなかなか落ちない。

 えっ? おいらの名前?
シロオリックスって呼ばれているぜ。

(ついさっきサル山でわかれた「小さな友人」が見たらどんなに喜ぶだろうと笑いをこらえて見ていました。・・うららかな初秋の動物園のひとこまでした。)

※ムービーケータイを添付しましたが、撮った本人にしかわからないかと思い、静止画に換えました。


  
 

俵山の風車に自転車で突進?

2005年10月19日 | サイクリング

俵山の旧道を登ると、カモメのような真っ白い風車が回っていました。

風車に突進したドンキホーテではないのだが、車止め先の砂利道は自転車をかついで近寄りました。

三枚の羽根は反り返っていて、その切っ先が真下にくると、背中がぞくっとするほどの迫力があります。

 説明板が一切ないのが、いさぎよい。

インターネットで調べてみました。
「熊本 なんでも調査隊」、ここをクリックして、ご参照ください。


天草五橋サイクリングと高舞登山

2005年10月18日 | サイクリング
 7時8分出発、8時37分松橋のセブンイレブン着。
10時ちょうどに一号橋を渡る。風が強いのなんの!
吹き飛ばされんばかり・・。ここまで、57.8km。

 阿村の高舞登(たかまど)山登山口からは右足がつってきたこともあり、自転車を押して歩くことにする。
標高117mなので、のんびりしていていい。

11時8分、駐車場着、ここまで、75.88km。
トイレ、ベンチ、くずかごも完備しており、おすすめです。
 展望所までには何箇所も登り階段がある。
自転車を施錠し、奥の上り口から歩き出す。
下るときに気がついたのだが、手すりが二段ある、大人と子供にちょうどいい高さである、その心遣いにうなる。
 カマキリさんがオレの道だと身構えていたので手を引っ込める。

 さて、肝心の展望台、標高1000mはあろうかと勘違いするほどの景観の素晴らしさ!
千巌山より一段上。絵に描いたような大パノラマが開けている。
車でも気軽に近くまで登れます。百聞は一見にしかず、これ以上語れません。
 
 宇土半島の住吉まで115km走り、もういいでしょうとJR三角線のお世話になる。
武蔵塚まで、自転車を袋に詰めて(輪行といいます)、交通量の多い所を一気に飛んで帰りました。
 日中はまだ、真夏の熊本でしたが、天草、最高!!


 

七城の菊池川はコスモス川

2005年10月11日 | サイクリング
 午後二時過ぎから、 七城から菊池市内へ出て、竜門ダムまで行こうと自転車を漕ぎ出す。
 稲刈り真っ最中の畑道をこの先はどこへつながっているんだろうと気の向くままのサイクリングを楽しむ。

 菊池川に出ると、薄紫ともピンクともつかない、淡い秋桜の花が目に飛び込んできた。
 河原一面の圧倒的な量に、まだ咲き残っていた彼岸花もあきれたように、主役の座を明け渡している。
 デイケアのワゴン車が河原に降り、車椅子のおじいちゃん、おばあちゃんがコスモスに包まれている・・。

 今日はこのコスモスの川の流れがどこまで続いているのか、川上に向かってのんびり走ることにする。
 反対側の土手に渡り、出発地点まで戻ってきたが、下流にはもう行かなかった、いったい何キロ続いているんだろう・・。

麻生原のキンモクセイを訪ねて

2005年10月06日 | サイクリング
 「樹齢770年。秋の彼岸頃、淡黄色の花をつけ、甘い芳香を一面に放ちます。その香りは1km以上離れた対岸の集落まで届くといわれるほど強烈です。」等の情報と新聞記事を見て、甲佐町、麻生原へサイクリングを楽しむ。

 昨日の雨で、匂いも流れたのか、強烈な・・とはいえない状況でした。
観音堂の回り一帯にクリーム色の花のジュータンが敷きつめられているようでした。
 小国の阿弥陀杉のように鉄骨が組まれ、枝の支え補強がされていました。

 そよ吹く風にもハラハラと小さな花が雪のように降り続けているのが印象的で、わが身の上に落ちかかるままにしていました。
 
 お参りした後は、地元の人のお接待を受け、「キンモクセイ」の由来、エピソードなどの説明をお聞きしました。 ご馳走様でした。

雲仙サイクリング 十月の巻

2005年10月02日 | サイクリング
 (長崎の野母崎では34度を記録したそうです。)
予報では、午後から曇り。
帰りは走りやすいぞと出発する。

10kmも行かないうちに、久々のパンク。
何を踏んだのか、後輪の側面が少し、切れている。
こんな時のために、予備のタイヤも積んでいるのだが、幸い地面との接触面はなんともないので、空気圧を少し加減して、走ってみることにする。
 140kmを走ったが、なんとか持ってくれた。
(用心のため、新しいタイヤをつけることになると思う)
 
 思えば、今日は「骨折記念日」(2004年の10月2日の記事参照?・・)
あまり調子に乗るなよとの天の声かもしれないと、慎重に走ることにする。

 ルートに新しい発見があった。
・大浜橋を渡ったほうが、スムースなこと。(今までは新大浜橋を渡っていた)
・仁田峠少し下から左へルートを取ると、宝原園地へ出た。
矢岳などの山登りルートはここからだったのだ。
また、ここから2km下ると、雲仙温泉街に通じることも知る。
 
 午後三時出航のフェリーが長洲につく頃には、雨がぽつぽつ降ってきた。長洲付近の路面は雨の跡があったが、それからは降られることもなく、帰宅できた。

 本日の走行距離、139.97km。自転車を漕いでいた時間、6時間16分。平均時速22.2kmでした。無事帰宅がなによりの報告です。
 山は少し、秋の気配が見えました。次回が楽しみです。







桜も狂う、33.7度の真夏日

2005年10月01日 | Weblog
 10月だというのに、この暑さ、熊本では33.7度を記録しました。
菊池神社を過ぎると、真っ白い花! まさか桜では!・・
カメラをかまえた二人の方と思わぬ「桜談義」を交わす。

初秋の青空にこの一帯の桜という桜が咲いている。
でも、春になったら、また咲くのかなあ・・。

 じりじりとお日様に焼かれながら、ペダルを踏む。
腕を見ると、確かにしっかり汗をかいている。
残暑というより、猛暑再来だ。

しかし、ロードの軽快感はどうだろう。
くるくる足首を回すだけで、どんどん進んでいく。
これじゃ、運動不足にならないかと変な心配をする。

重味青空楽市で「おはぎ」を頂き、いつもの立門石橋で休憩。
早いせせらぎに足をつけ、目を閉じる。
無心になり、瀬音に包まれ、ここの石となる。

 帰りは竜門ダムへ寄る。
日差しを避け、休憩所のベンチでiPodを聴きながら、いつの間にか昼寝を。
・・気がつくと、隣に人の気配が。
若いお母さんが赤ちゃんの背中をやさしくさすっている。
 十ヶ月とか。
赤ちゃんのまじりっけのない目でまっすぐ見られると、ちょっとうろたえる・・。
 早くここの草地を歩けるといいねとテレパシーを送る。