遠くへ行きたい

サイクリングの原点みたいなもの

下鶴眼鏡橋

2004年09月30日 | Weblog
只今、正午。ここまで42km。秋の好天に恵まれ、本日三カ所目の石橋となる。幅が6.3mと広いのが第一印象である。明治15年から4年を費やして架設されたそうである。さすが名石工 橋本勘五郎、弥熊父子の手になった橋である。輪石(わいし)が寸分なく同じ大きさで美しく、その上に敷き重ねられた小さな石は必要なのかしらと思えるほど力強かった。一日に三回も感動したら、もう充分である。予定を切り上げ、帰ることにする。

八勢眼鏡橋

2004年09月30日 | Weblog
急坂をあえぎ、さわやかな集落を抜けると、山あいの川にかかる大小二つの石橋と石畳がみえてきた。川の音に包まれ、大きく美しい。さらに、日向へ続く石畳(百六十段、約五百m)が木漏れ日でしっとりぬれていた。地元の人との会話を楽しむ。どこから、おいでなすった?・・・。あんぱんと牛乳の昼食をとる。帰り際、水路にかかる小さな石橋を見つけた。

石橋シリーズ 門前川眼鏡橋

2004年09月30日 | Weblog
御船町、木倉小学校近くに輝いておりました。感動のご対面でした。やはり、実際に見なくてはなりません。本やインターネット上の写真とは、こころに響いてくるものが違います。切り出された石のひとつひとつが川石で丁寧にくさび状につないであります。下から見上げると以外と大きい石橋でした。

てぇへんだー、てぇでんだー

2004年09月29日 | Weblog
台風21号の影響で、ここ10分で6、7回の停電を繰り返している。自動で送電装置が働いているのだろうが、こんなに頻繁なのは初めて経験する。こんな時はケータイで投稿するに限る。突風の恐ろしさを思い出した。それはあっけに取られるほど強烈な風だった。バイクで信号待ちしていると、突風にスコンと足をすくわれ、いとも簡単に倒れたのだ。見事な払い腰で、参りましたというほかなかった。明日は台風一過、秋晴れになるという。石橋の里、御船町、豊野町、砥用町、中央町方面へ、サイクリングの計画を立てている。

ケータイGPSとサイクリング

2004年09月28日 | Weblog
ケータイでナビが出来る!! ただそれだけのために、ケータイを換えた。電波が届く所であれば、自分の現在地が把握できる。これは素晴らしい。サイクリングでなんと心強いことか。ちょっと詳しい地図があればさらに良い。やはり地図は必要だ。なぜなら、見晴らしのいい、衛星の電波を受信できるところでも、ケータイが圏外だと、使えないからだ。(そりゃ、ソウダ)
ルート案内をセットすると、コナンの声でケータイが道案内をしてくれる。「300m先、右に曲がるよ」と。自転車の速さであれば、問題なく使用できる。周辺検索などの機能もある。気がかりなのは、「道」を感じ取る、野生の感覚の鈍化だ。以前は、それなりに必死に、地形を読み、雰囲気を感じ取ろうとしていたのだから。

ワイヤレス・マウスとの決別

2004年09月27日 | Weblog
 便利だと有頂天だったワイヤレス・マウスが原因不明の故障で、動かなくなった。電池の消耗の具合が気になり、こまめにスイッチをオフにすることにも、嫌気がさしてきたやさきのことだ。コード付きのマウスを選び、やっと落ち着いて、タイピングが出来るようになった。新しいものが必ずしも、その用を足すものではないことを知った。

阿蘇の噴煙と雲

2004年09月26日 | Weblog
昨日は久しぶりにリバイブに乗った。宇土半島一周120kmで股関節が痛かったのだが一晩寝ると、もう忘れている。曇りのち雨の予報が外れそうな空模様。休日サイクリストとしてはじっとしていられない。ランドナーを点検する。阿蘇、草千里まで片道40km、3時間の行程、約30kmが登りである。いつものように残り2kmがしんどい。ここまで、いかに体力と精神力に余裕をもたせるかが勝負である。つまり、急がず焦らずマイペースで登ってゆくべし。毎回、きついのだが、克服できないきつさではない。そこが自転車の山登りの魅力なのかもしれない。午後二時過ぎ、草千里着。阿蘇中岳の噴煙と雲との違いがわからない。ここまで、ケータイに書いていたら、雨が落ちだした。早々に下山する。大津で合羽を着るが、雷もすごい、きれい!? 商店街のテントに入り込む。NHKプロジェクトX 挑戦者たち 壁を崩せ 不屈の闘志 金閣再建 黄金天井に挑む XMDF版 をケータイで読む。便利な世の中になったものだ。

若宮海水浴場

2004年09月25日 | Weblog
12時20分、靴を脱ぎ、海へ。波音を投稿できないのが残念。前後左右からステレオでポチャリ、ポチャリと話しかけてくる。ぬるさは気持ち悪く、少し冷たいところを歩く。すこし高台に上がり、湾全体を眺めたりするのも良し。ここの海はきれいである。夕陽が沈むのを見たいと思った。

石橋シリーズ6 宇土、松合橋

2004年09月25日 | Weblog
澄みやかに晴れわたった空、宇土半島へ。久しぶりに、リバイブに乗る。8時出発、10時20分、ここ宇土松合の石橋の前にいる。どの石橋を見ても思うのだが、組まれた一つ一つの石は、それぞれどんなふうに圧力を受けてがんばっているのだろうか。そして、それこそスクラムを組んで平然とシンプルな美しさを保っている。

相良路サイクルフェスタ 新聞記事より

2004年09月24日 | Weblog
相良路悠々自転車の旅  ~サイクルフェスタ愛好家ら60人参加~
 秋の球磨地方を自転車でめぐる第十回「相良路サイクルフェスタ」が二十三日、球磨郡錦町の錦くらんど公園を発着点にあり、県内外から訪れた愛好家約六十人がサイクリングを楽しんだ。県サイクリング協会、同町観光協会などが主催、ナシ園など同町内を中心に回る「梨狩りファミリーコース」(三十キロ)と、上・中球磨地域の観音堂十一カ所を回る「三十三観音巡りコース」(四十四キロ)に分かれて参加した。あいにくの雨だったが、サイクリング車や買い物用自転車などに乗った参加者は"マイペース"で走行。観音堂では参拝した後、地元住民からお茶や漬物も振る舞われ、のんびりとした自転車の旅を満喫していた。(熊日新聞、9/24朝刊より)

相良路サイクルフェスタ その2

2004年09月23日 | Weblog
「おかどめ幸福」駅に着く頃には雨も上がり、カラフルなウェアとヘルメットのサイクリストたちが田園の中を一列になって、頼もしく、走っていく。相良三十三観音御宝印帳にスタンプを押し、お賽銭を上げ、お接待を受け、地元の人のはなしもうかがい、お礼を言って、予定の観音さまへと向かう。植深田観音、内山観音、廻り観音(ここで昼食)、上園観音、深水観音、蓑毛観音、十島観音、観音寺観音、清水観音、新宮寺観音、そして、球磨焼酎工場を見学、丁寧な説明を受ける。最終地点まで、あと少しというところで、小雨が落ち出す。まるで、ゴールまて待っていてくれたかのようだった。