遠くへ行きたい

サイクリングの原点みたいなもの

桜ツーリング

2007年03月30日 | バイク
南阿蘇村久石、清水寺の地ナシの花が咲いてはいないかと阿蘇へ。
 一心行の桜は三分咲き、菜の花が目立つ。
高森千本桜はもう見頃を迎えているが、静かなもの。しかし、青空と桜を楽しむなら、ここがお薦めと個人的には思う。
 次は清水寺へ山道を曲がりくねる。大きいつぼみが吹き出しそうにパンパンだ。
あと一週間もすれば、真っ白い花を咲かせるのだろう。
 このまま清水峠を越えて、矢部へ。
「円形分水」へ出る。いくつもの石橋の看板を横目に、下鶴橋で小休止。桜も美しい。
 この分なら、大窪橋の桜も見頃ではとソロを走らせる。
遠くから畑の中に桜をいただいた石橋が見えてくると飛び上がらんばかりにうれしい。
前記事のように見事な咲きっぷり、白く化粧した石橋を抱きしめたくなる。
  ほんとは自転車で来て、何倍も感動したかったのだが・・。
どこで聞きつけたのか、カメラを担いだ写真愛好家がひっきりなしに来られる。

 門前川眼鏡橋も菜の花と桜と川辺で遊ぶ子どもらが待っていた。
仕事を休んで、お弁当を抱えて、サクラの下へ、大人も春休みを。

宝物です。

2007年03月29日 | Weblog
3月24日の記事の子からうれしい便りが届く。
 えんぴつの文字は躍りながら、お礼と、気持ちの流れが日記風につづってある。
 ・・ぼくはこいがしんぱいでした。・・ぼくはこいにえさをやりました そしたらこいがえさをたべてくれました。たのしくなってきました。
ぼくのゆめがふえました。しいくがかりとじゅういです。・・・

 「ミッキーとおにく」の刺繍ビーズが添えられていました。
どうやって作られたのか、またお会いできたら教えてもらおう。

教えていない

2007年03月27日 | Weblog
 マイ餌皿をひっくり返し、並べています。
お座り、お手はこちらが忘れているのに、きちんと礼をつくします。
 我が家に来て、一年、すっかり大人になりました。
しかし、ここまでされると、ちょっと気味がわるいぜ、シロ。
 

世の中お金か!

2007年03月24日 | Weblog
 飲み会の受付幹事さんとお姉さんがたにチップのお金で喜ばれる。
百円ショップの子供銀行券でも、思わずニヤリとなるのは人の性(さが)か。
 それをわかって差し出す自分の品性もさもしいのだが、場を盛り上げるには我が身を捨てるのだ・・。
 
 いつもの動物観察中、若いお母さんに呼び止められる。
子どもさんにはそっちで待っててと、離れて事情を話される。
うちの子がここ数日ご飯も食べないで泣いている、わけを聞くと、動物園の池の鯉にお菓子を食べさせてしまった。
それで鯉が死んでしまい、新聞沙汰になり、お巡りさんに怒られる・・・。
 とりあえず、現場に行くと、オレンジの大きな鯉を見つめて、ほんとに大粒の涙を流して、ごめんなさい・・と泣く男の子だった。なんて繊細な神経なのだろうと驚いたり、感心したり。
 大人二人でなんとかなぐさめようとするが、うまく言葉が見つからない。
そこで、動物資料館の先生に慰めのことばをかけてもらうことにする。
 さすが、百戦錬磨、元先生、上手に話され、鯉の餌を袋に入れ手渡される。
それから、シロクマの大ジャンプにご招待し、その迫力で繊細な心に活力をと願う。
 後で先生から話をうかがう。
あの後、お母さんがまたお礼に来られ、あの子も鯉に餌を与え、安心したのかニコニコ顔だったそうだ。
子どもの心をくみとり、また来園された若いお母さんも偉いと思う。
 心震わせて泣く子にこころ洗われ、お金では買えない涙をみたのだ。
 
 

はんこ その二

2007年03月22日 | 消しゴムはんこ
 「班れんらく」、シロクマ「ミニーのくつろぎ」、『ミッキーのたくましさ」で五作目となりました。
 人にプレゼントして、喜ばれたり、実用的なものでなければとも思う。
そのためにも、少しずつ、慣れていきまっしょ。
 ※「班れんらく」、彫ってて気付きました、逆彫りに。
ゴム版に直接書いて彫ったんですね。彫り直しですから6作です。
まだまだそんなもんです。

細かいのが見えない

2007年03月20日 | 消しゴムはんこ
 「消しゴムはんこ」の入口で戸惑っている。
もっと、カッターの刃先が見えたら、自分なりに納得できるのではと思う。
 ではどうすればいい? そこで閃いた。拡大鏡を作ればいいではないか。
職場の引き出しに眠っていたレンズに針金でつたを作る。
まるで時計職人ではないか。
 額に付ける拡大鏡を探して、百均ショップに寄る。
ミニ拡大鏡を発見する。デザインカッターに取り付けて、どちらがいいか試している。
 熱中するものがあるだけ幸せなのかもしれない。

ペーパークラフト講座に参加して

2007年03月18日 | Weblog
 八代市立博物館未来の森ミュージアム主催のクラフト講座に参加する。
子供向けキットのほかに3種類のキットが用意されていて、内容説明、道具の使い方のコツなどの指導を受け、グループ毎に机を並べ替え、作り始める。
 全体背景の切り抜きの後、左右の三階櫓の片方だけを組み上げていく。
台紙に書かれた江戸文字、記号を解釈しながら、切っては折りぐせを付け、セメダインなどで糊付けをしていく。
 10時開始から、あっという間の2時間だった。
このあと、1時近くまで、担当講師の原田さんの実技を見せてもらう。
定規を使って折りぐせをつけたり、竹で自作されたピンセットで押さえたり、基本に忠実に作っていかれる。
慣れてくると、五本の指総動員で紙を押さえるようになりますよなどお話をうかがう。
 横66.6センチ、奥行き33.3センチの完成までには、一週間はかかることだろう。
今から146年前の江戸時代末の文久元年(1861年)に出版されたこの「殿様御国入り行列の体」、江戸時代の人たちは切り出しとご飯粒の糊などで楽しんだらしい。
 行列の人形だけでも27体ある、ぼちぼちゆくことにする。