遠くへ行きたい

サイクリングの原点みたいなもの

姫戸キャンプ後記

2006年09月30日 | サイクリング
 ガソリンストーブのおかげで、暖かい食事を取ることができる、ありがたし。
箸がない、竹を割り、煮沸して、事なきを得る。
 一晩中明るい外灯に守られて、安心してテントの中で足を伸ばす。
寝袋にもぐりこめば、寒くもなく、キャンプにはいい時期のように思われる。
ラジオの電波が不安定で、時々、声が遠くなる、これもまたよし。
朝になり、iPodが出てきた。持ってきたのだった・・。
 
薄手で、柔らかい携帯ナップザックにやわめの物をつめて、枕を作る。いい感じ。
夜になるとキャップランプは、なににつけても、心強い。
折りたたみの携帯スリッパも役立ってくれた。

 7時半からテント撤収、8時に出発。
姫戸の中学生は挨拶をくれる、そのまま育ってほしい。
 五橋から見る島々の美しさよ。揺れる島影・・。

 ひざに負担をかけないようにギアを軽めにし、回転を増やして進む、また疲れる前に休むの基本を守る。
 登りあり、下りあり、向かい風、追い風、変化あればこそ、その道のりは記憶され充実する。





姫戸諏訪海水浴場サイクリング

2006年09月29日 | サイクリング
キャンプ道具一式を積んで、お気に入りの姫戸へ。
10時に出発して、午後4時20分着、92kmの旅だった。雲に日をさえぎられることもなかったが、もう吹き出る汗はなかった。サイクリングにいい季節になった。
管理人さんの気持ちのいい対応になごまされる。台風の塩害で落ち葉の掃除が追いつかないとか。
山の端に日も沈み、テレビも灯りもない非日常の夜がやってくる。潮騒を聞きながら、冴えた三日月を見上げるぜいたくな夜がやってくる。


(耳の)裏話

2006年09月27日 | Weblog
 アムールトラのトモオの耳の後ろには白斑(虎耳斑)があります。
 その役目は、ヤブの中で目立つので、母親が先にたって進むとき、子どもがそれを目印とするため。
また、別の説では獲物にむりに見せて、それを見た獲物の反応で相手の防衛力、すばやさ、弱点などを推察し勝算の有無を判断するともいわれるようです。

 野生のネコ科にはあるそうで、ユキヒョウにもあります。
彼らが寝ていて、背中しか見えなかったら、耳の裏を見て、この話を思い出してください。そんな時にも、低倍率でもいいですから、小型の望遠鏡が役立ちますよ。
 

定期健康診断とその事後指導

2006年09月26日 | Weblog
 血圧が標準より高いということで、事後指導を受ける。
開口一番、「高血圧で低知能です」と、挨拶をする。
すると、指導係りの保健婦さんが、テイチノウという病名を診断書から真剣に探しておられた・・。
 ふざけすぎたかなあとちょぴり反省する。

 さすが百戦錬磨、怒りもせず、親身に話をされる。
 血圧計を買うことにしましたと決意を語ると、朝夕決まった時間に測ってみてください。
朝は、排尿あとがよろしい、朝は血圧が高めです。
ポカリスエットなどのスポーツ飲料は、飲みすぎるとよくない。
しっかり運動をした後の体にこそ有効であり、そうでない場合は半分に薄めるくらいでちょうどいいですよ、など伺う。
 職場に帰り、ひと汗かいた後に飲むのは、ブラックコーヒーなのでした。

八勢眼鏡橋サイクリング

2006年09月25日 | サイクリング
 御船の八勢眼鏡橋で、ホットコーヒーを飲もうと、思い立ち、準備する。
 カップヌードル、インスタントコーヒーを仕入れる。
光の森のスポーツ店で、新しいガス・ストーブをみるが、古いガソリン・ストーブを大事に使おうと決め、代わりにスパッツ(靴に雨や小石が入らないようにする登山用品)を求める。
 
 熊本県総合射撃場前の山道は近道なのだが、あまりの急坂に、自転車を降りる。
広い道へ出て、北田代トンネルを抜ける。きれいすぎて、面白みがない。
 もう一つのルートの軍見坂も急坂だが、曲がりくねっていて、人家の横を通り、生活感があり、変化がある、旅人としては、この方が楽しい。

 上野地区へ着くと、黄金色の稲穂と彼岸花が今を盛りと咲き、美しい。
棚田が青空へと続いている・・。
 
 八勢眼鏡橋も彼岸花に色どられ、おしゃれになっていた。
 石組みの巧みさはどうだろう、いつ見ても、感心する。

 清流を沸かしたお湯でカップヌードルとコーヒーを作り、川のBGMに包まれ、野趣豊かな昼食となる。
 ツクツクホーシを聞きながら、昼寝を楽しむ。
 地元の人が橋の上を清掃され、すっきりした八勢をあとにする。

 10時10分、自宅発。13時10分、八勢眼鏡橋着。
 15時、八勢発。16時40分、自宅着。 往復、59kmのサイクリングでした。

動物慰霊祭

2006年09月23日 | Weblog
シロサイのサチ、ホッキョクグマのミニー、カンガル-の子「ひなた」、シマウマのヤッコなど多くの動物が亡くなった。
 野生の動物の気高さを飼育係の胸に焼きつけていったような気がする。
ありがとう、ご苦労さまでした、そしてさようなら。
あらためて、慰霊の気持ちでいっぱいです。



草千里サイクリング

2006年09月20日 | サイクリング
 久しぶりに草千里へ。
自宅から、39kmの近さ?なれど、ほとんど登り、そう簡単ではない。
 大津を抜けると、坂道が待っている。
マイペースで、登ってゆく。
 時おり、雲がお日様を隠してくれるが、照らされると、汗が吹きだす。
涼しい風が吹いてくると、ああこの世の極楽・・。
 
 阿蘇ファームランドの牛君に挨拶して、阿蘇はちみつ牧場へ。
ここのはちみつパワーで元気になるのだ。
米塚では、補修、補強?の工事がなされていた。
たしか、登山禁止のはずだから、補強でしょう。

 すすきが揺れ、一足早い秋を知る。
平日だというのに、観光バス、乗用車が多い。さすがに世界の阿蘇だ。

・・・なんとか、草千里展望所へ着く。
 大気も澄み、豊かな緑がまぶしい。
馬に揺られて、馬上から草千里を眺めるのも一興だろう。5分間1300円とか・・。
 「栃木かかし祭り」を見るつもりだったが、通り過ぎてしまった。次の楽しみとする。
 登りに3時間、下りは1時間40分の草千里サイクリングでした。

 

彼岸花を訪ねて、サイクリング

2006年09月19日 | サイクリング
 山鹿市番所へ。
台風一過、空も澄み、山が近い。のんびり、自転車を走らせる。
先日の台風で棚田の稲も少し倒されていた。
彼岸花はまだつぼみが多く見うけられ、今月下旬まで楽しめるかもしれない。
カメラ、三脚をかかえたアマチュアカメラマン6,7組と挨拶をする。
いったん、上まで歩き、下りながら、撮影ポイントをしぼる。
 光と影を考慮すると、より美しく撮れるような気がする。

 葉があるときは花がなく、花咲くときは葉がない、不思議な花だ。
そのウンチクはこちらをどうぞ。


「彼岸花」発見。

2006年09月17日 | Weblog
台風接近で動植物園は午後から休園となった。
ツル舎を清掃終わり、道具が風に飛ばないようにしていると、こっちを見てよと彼岸花が笑っていた。この美しさに疲れもいやされる。

 今年もそろそろ咲く頃だが、ちっとも話に出てこないと思っていた。
まさか、今年最初の彼岸花をこんな近くで見るなんて手品を見るみたいに驚く。

 台風が去ったら、彼岸花を訪ねて、番所の棚田、八勢眼鏡橋、玉名の車橋とサイクリングが待っている・・。
今年の番所の開花状況はここをクリックして調べてみてください。



秋の夜長は、「青空文庫」

2006年09月16日 | Weblog
 
  「青空文庫」とは、利用に対価を求めない、インターネット電子図書館です。
著作権の消滅した作品と、「自由に読んでもらってかまわない」とされたものを、テキストと XHTML(一部は HTML)形式でそろえています。

「青空文庫」のトップページの「青空文庫早分かり」の「青空文庫対応の表示ソフト」をインストールすれば、本をめくるように読むことができます。
 それが面倒くさい方は、作品のXHTMLファイルをダウンロードすれば、即、楽しめます。
 上の画像は、smoopyというソフトで、有島武郎の「一房の葡萄」を開いているところです。
 興味のあられる方は、ご利用されてはいかがでしょうか。

島原半島 歴史探訪ツーリングの巻

2006年09月15日 | バイク
 島原の名所を訪ねながら、バイクでぐるっと一周してみようと思い立つ。
多比良に降り立ち、島原外港を過ぎ、「雲仙岳災害記念館・がまだしドーム」へ。
 1000円の入館料にすこしためらったが、きれいなコンパニオンの視線を背中に感じ、財布を開く。丁寧な説明、わかりやすいセット、適宜な館内アナウンスなど、ずいぶんお金のかかった内容に入館料も納得する。
 飛び出す立体絵本、島原大変シアターにも拍手を送りたくなったし、平成大噴火シアターの災害疑似体験もディズニーランドを思い起こさせるワクワク感が楽しかった。
 
 次に、ふらりと原城跡へ。
「骨かみ地蔵に花あげろ 三万人も死んだげな小さな子供も居たろうに 骨かみ地蔵に花あげろ」とうたわれた、地蔵さんが本丸近くの駐車場に待っていた。
 天草四郎時貞の墓標説明を読み、大案内板の5分間の説明テープを聞く。古戦場の静けさはちょっと不気味でもある。潮風に吹かれ、ご冥福を祈る。
 
 口之津の赤い橋を渡り、歴史民族資料館へ。
大牟田港以前はここが石炭の積出港でたいそうな賑わいだったことを知る。
ありとあらゆるものが展示してあり、まるでタイムカプセルのなかに落ちたようだった。年配の方には、懐かしいものばかりで、楽しいのではなかろうか。
 「からゆきさん」の部屋では、解説ビデオを心静かに観る。

 次に小浜町の金浜眼鏡橋を訪ねる。
道沿いにあり、なんなく見つかる。
異様な丸さに驚く。移設、修復のご苦労を思う。

 ここで、一路、国見へと向かう。
ここまでくると、どの海も美しく、奇岩もあり、爽やかな海岸線をのんびりツーリングを楽しむ。
 午後7時20分、無事帰宅、原付soloご苦労さん。そっと、カバーをかける。