遠くへ行きたい

サイクリングの原点みたいなもの

石橋を訪ねて 御船 八勢橋

2005年06月29日 | サイクリング
雨を覚悟で、カッパを積み込み、出発。
案の定、KKウィングで降り出す。
降るだけ降ったら、カラリと、空は明るく、青空ものぞいている。
・・何事もこういきたい・・

 コンビニでカッパをたたみ、身も軽く走り出す。

山あいの急坂を少しずつ登っていく。
今回で4回目?、きつさにも慣れてきた。
車の心配がないときは、道いっぱい使って、右にはみ出して、勾配の少ないコースを選ぶ。

39km、2時間のサイクリングでした。
八勢橋はいつものように、堂々としておりました。
見習わなくっちゃ・・・。





南関 大津山公園 おこんば橋

2005年06月28日 | サイクリング
川沿いの土手を走る。
方向は間違っていないので、どこまで行けるか・・・。
すると「ゆうかサイクリングロード」の思いがけないところに出る。面白い。

空が暗くなってきた。
ポツポツきたので雨カッパを着込む。
ズボンの裾をマジックバンドで留め、準備万端。

春の雨の気持ちいいこと。
雨を待ち望んでいた樹や草花と同化できた思いがした。

やがて、雨も止み、腹ごしらえも済み、おこんば橋へ。
下のひょうたん池の端に座り、靴下を乾かしながら、ケータイでこの記事を投稿する。

ここまで 38km。
帰路は三加和町役場方面へ山道を走る。
程よいアップダウンと静けさ、お気に入りのルートになりそうだ。



雲仙サイクリング 六月の巻

2005年06月24日 | サイクリング
長洲まで1時間半(37km)、6時55分のフェリーに乗り込む。
船全体を包む、低く重いエンジン音が旅情をそそることに気付く。
40分の船旅はあっという間に過ぎる・・・。

多比良港から15kmで島原外港付近へ。
そこから、17km、雲仙までの登りを楽しむ。
途中、休憩し、屈伸運動などのストレッチをすれば、なんとか、無理することなく、仁田峠の入り口に着く。

今回は「雲仙お山の情報館」を訪ねる。
係りの人に気持ちよく迎えられ、恐縮する。
年中無休で無料である。
雲仙の植物、野鳥などがビデオ映像でわかりやすく説明してくれるし、簡単なパソコン操作でじっくり調べることもできる。おすすめです。

同じルートを帰る。
下りは風になり、楽しい楽しい。
あっという間に下界に着く。

四時前に自宅着。152kmの旅、無事に終える。

サイクリングのオアシス

2005年06月23日 | サイクリング
 ポッケから小銭を取り出し、62円を確かめる。
 コンビニに寄り、この「金時」をさがす。
 或るところで、63円だった。
  ビミョーに値上がりしましたね、と言ったら、困ったように笑っておられた。
 いまのところ、それ以外は 62円である。別にこだわっているわけではないが・・。
  
 最後の一滴、小豆の一粒を飲み干すために、まず、三角に食べ口を切る。
 ちょっと、手でほぐし、最初のひとくちをガブッと・・・たまらん・・。
 次に、おもむろに、首筋にあてる、・・ヒェー・・生き返る・・。

 自転車で旅をすると、そんなことで、感動するんです・・・。
 

シロエリオオヅルの羽根

2005年06月22日 | Weblog
「子別れ(孵化して一年後には、親から巣立っていくこと)」したツルの子を時々見る。
そのままに同居していては、親から追い回されることになるので、「子別れ」は順当な成長過程なのだが、いきなり環境が変わったのでとまどっていることだろう。

 しかし、羽根の濃淡の美しさはどうだろう。
一流の日本画家さえ、こうも見事には描けないだろう。
人類と鳥類の種を超えて、「生命」には尊敬されるなにものかがある。

草千里サイクリング

2005年06月20日 | サイクリング
 ひさびさに草千里にチャレンジする。
菊陽の光の森をすり抜け、菊陽バイパス、大津、瀬田、立野、そして下野から右折。
猿まわし劇場を左手に見て、いよいよ、山道にさしかかる。

 途中、杉養蜂園の阿蘇みつばち牧場で「はちみつ入りソフトクリーム(210)」をいただき、元気づく。

自宅より、42km、3時間半、やっと、登りが終わる。

平日のせいか、のんびりしている。
馬たちも尻尾だけが動き、所在なげだ。
こんな日もあるさ、と誰もが時に流されている。雄大な阿蘇に大きく包み込まれている・・。

甲羅干し

2005年06月16日 | Weblog
まだ陽が高いので、山鹿、鹿本、菊池と走る。
ここ竜門ダムの木陰に座り、さわやかな風に身をまかせる。
お気に入りの音楽を聞きながら、大の字になって、お昼寝タイムを楽しむ。



鹿北岩野 瞑想の森公園のハナショウブ

2005年06月16日 | サイクリング
いまを盛りと咲いています。
色とりどりで、そこいらへんが自然です。また花びらの大きいこと!
はやく雨が降ってこないと、(下が乾いていて)、かわいそうです

ここまで34km、1時間43分のワクワク自転車の旅でした。
深倉峠を越え、田植の済んだ見事なだんだん畑を眺めながら、のんびりやってきました。
ていねいに植えられた田んぼをみるにつけ、日本人の勤勉さに頭が下がります。


天草姫戸町、諏訪海水浴場

2005年06月12日 | Weblog
早朝、5時49分出発。
10時、姫戸着。
4時間10分、89kmの自転車の旅。

御立岬とは比べようもないが、こじんまりした渚とエメラルドグリーンの穏やかな小波で充分。

テントが二張り、キャンプを楽しんでおられた。

次回は自転車にテント一式を積んで走ってこよう。
 ・・浜辺で宵のひととき・・・自分にとって、これ以上の贅沢な夜はない。

帰りは宇土駅まで62km走る。
ここから、輪行する。(宇土駅から武蔵塚駅まで、540円なり)
熊本駅で豊肥線に乗り換え、武蔵塚駅で下車し、自転車を組み立てる。
ここまでくれば、自宅まで7.6km。
「輪行」のおかげで、煩雑な国道3号線、熊本市内を一気に飛んでいける、ありがたし。
                       本日の走行距離158.6km。



御立岬「輪行」サイクリング

2005年06月06日 | Weblog
6時50分出発、松橋、八代を一気に駆け抜け、日奈久温泉で小休止。
赤松トンネルを抜けると、御立岬公園まであと少し。ここで山道が待っていた・・。
写真の海水浴場に着いたのは 11時。ここまで80km。

海開き(6/1)をむかえて間もない砂浜は白く輝いていた。
さっそく裸足になり、砂浜をウロウロ、貝殻を集める。
透明のでかいクラゲを海に返したが、余計なことだったかも・・。

水温はまだ低いものの、風爽やかで、日差しをあびて、いつまでも座っていたかった。

 帰りは肥薩おれんじ鉄道のお世話になる。
上田浦駅まで、山道を走り、自転車の前後のタイヤをはずし、袋に詰め、1時19分発の列車に乗る。八代で鹿児島本線に乗り換え、植木まで、また車中の人となる。

植木駅で自転車を組み立てていると、駅員さんが興味津々、話しかけてこられる。
私も若いころ山歩きを盛んにやったものです・・、自然相手にいい趣味ですなあ・・と話が弾む。

植木駅から約10km走り、4時には無事帰宅。 「輪行」のおかげで走行距離は100kmですみました。





落ち枝のイラスト

2005年06月04日 | Weblog
これは先日(5/19)の小国・鍋ヶ滝サイクリング時の1コマです。
坂本善三美術館の隣には、夫婦杉が印象的な神社があります。
そこの短い坂道で降ってきた神様からのプレゼントです。

坂本善三さんの抽象画は私には難解だが、この落ち枝のデザインセンスに、びっくりさせられた。
冷たい感じの石畳のうえに、一本一本の優しい曲線がのびのびと生きている。

 ウーン、まいった。・・美しい・・。

 歩くのさえ、ためらわれ、何カットもケータイカメラとその時の澄んだ胸ににおさめる。

ホタル観察会に思う

2005年06月02日 | Weblog
ホタル観察会のお世話をする。
駐車場の案内を終え、自分らも日本庭園にホタルを見に行く。

すーっと光が伸びて、消えていく。
けっして直線的ではなく、命の光はすこし曲がった軌跡を目に残す。
そこに、懸命に生きているホタルの姿をかいまみて、感動するのだ。

一週間しか飛べない成虫はその間、水しか飲まず、次の子孫のためにその役割を果たす。
そんな予備知識も、ほの暗い闇に飛び交う命の競演の前には黙るしかない。

最後に、世話役の私たちは門の前に並び、懐中電灯で足元を照らし、お互いによき夜の挨拶を交わし、見送る。
ホタルの淡い光が結んだ、人と人とのふれあいに心豊かになる。

番所の棚田サイクリング

2005年06月01日 | Weblog
菊鹿町番所の棚田を訪ねる。
水を引いて、準備中のところもあれば、すでに田植えが済んでいるところもある。
あの曲線は先人の知恵あってのことだと思うが、石組みの棚田の美しいこと。

ランドナーでのんびり走るが、信頼できる旅のお供として、これに勝るものはない。
前三段、後ろ七段のギアは、まさに、日本の坂を知り尽くしているという感じで無駄がない。
途中、工事中でジャリ道に出くわしたが、太いタイヤはその道を楽しむ余裕がある。
 あんずの丘に立ち寄り、木陰に腰を下ろす。  本日の走行距離、58km。