たそがれ時のつれづれに

人生のたそがれ時を迎えて折々の記を・・思うままに

代表選大詰め

2012年09月08日 | その他

通常国会は今日まで、昨日で事実上閉会した。議員先生は長い夏休みに入る。
民主・自民代表選は終盤に向け、駆け引きが続いたが民主は急浮上した細野豪士環境大臣が出馬を見送ったのは賢明だろう。
この議員は静岡選出であるが、公募に応じて静岡から出たのか?出身は滋賀、学校は京大なので静岡との結びつきは知らない。

私は40代の中堅の頃、名古屋で4年を2回計8年勤め、静岡県人とも付き合ったし、仕事にも行ったが、遠州人も駿河人もすこぶる誠実・温厚で好感が持てた。
麻雀をやると「今日は富士ケツなので勝てない」などといった。富士山に尻を向けた方向に坐ると勝てないジンクスだった。
細野豪士さんも学校は良いし、職歴もよく次世代の民主党のリーダーになるだろう。
髪はリーゼントで、何とかいうシンガーに似ていて格好いい。静岡人はこの政治家をこせこせせず育てた甲斐があった。代表選出馬辞退の言も福島初め被災地の復興優先と・・その言よろしい政治感覚だ。これで私が好感を持つ、野田佳彦首相の再選が確実視されるとある。

谷垣禎一自民党総裁は、ワープロで漢字を誤変換すると「葬祭」と出てきて笑ってしまうが、葬祭になりそうな雰囲気は可哀想だ。
加藤の乱でテレビに撮られているとも知らず「あんたが大将なんだから、一人で突撃なんてだめですよ・・」と、加藤・山崎拓氏の二人が、森内閣不信任案に賛成票を投じに行く大将を、涙ながら諌めて一躍有名になった。

その森喜朗元首相は長男を昨年癌で亡くして、心境に変化があったとか、今期限りで引退表明された。谷垣氏とは宿怨の関係にあるのに、この3年の谷垣さんの任期中、森さんは折にふれ助言された。

自民党総裁をやって総理になれなかったのは河野洋平・橋本龍太郎に次いで3人目とある。
河野氏は森喜朗氏の計らいで衆院議長に就任され、橋本龍太郎は村山内閣の次の総理に就任されているので、三権の長に縁がないのは谷垣さん一人になる。

国会は閉幕し「特例公債法案」が廃案になった。今年度の予算の約40%、38.3兆円が赤字国債で賄う1年限りの法案で、予算案と同時裁決しないと理屈に合わないと、安住財政相が愚痴っている。
予算案は参院で否決されたが、衆院先議権により衆院へ戻され再可決された。
特例公債法には衆院先議権はなく、赤字国債発行、すなわち借金を許すと国会議決する法案で、子や孫のクレジット・カードを親や祖父母が勝手に使いまくって、銀行預金の底がつき、カードの取引停止を宣告されたといえば分りやすい。

特例公債法が野党に人質に取られて、廃案になって、こんな恥さらしな国は日本しかないらしい。で、どうするか、閣議決定で予算執行抑制をやることになった。地方交付税・公立大学の運営費・官庁の出張規制で5兆円を抑制凍結する。
生活保護費や医療費は国民生活に影響が大きいので、県に交付される地方交付金が抑制対象とされた。

それでも11月末には2・1兆円足らないだったか?残らない?だったか?今朝の喫茶店で読売を読んできた。

付録)アホなブログ閲覧感謝、目が痛く悪くなり、ブログデザイン・テンプレートを度々代え申し訳ありません。