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Column's BLOG !!

映画好き、円柱野郎のブログです

ここ3週間に観た映画

2014年07月27日 23時53分38秒 | 映画(感想)
ここ3週間に映画館で観た映画は3本。

「GODZILLA ゴジラ」は怪獣としてのゴジラの圧倒的なオーラが素晴らしい。
劇場に響き渡る咆哮は、もうそれだけで感涙ものです。
ストーリーは怪獣とは何であるかがよく表現できていると思う。
でもこの映画の設定、どうしても平成ガメラシリーズのガメラとギャオスの関係性を思い浮かべちゃうんだよねw
とはいえ、ここまでの作品を作ってくれたエドワーズ監督には感謝です。



「思い出のマーニー」は、出だしはあまりワクワクするものではなかったりする。
あの年代の気持ちや、そこからの心の成長はよく描かれているし、良い話なんだけどね。
児童小説の良質な映画化と思うけど、ジブリならもうひと越え…見たことない演出を期待してしまうのが、その看板を背負う作品の宿命か…。

「THE NEXT GENERATION パトレイバー 第3章」は、第4話と第5話の二本立て。
コンビニにテロリストが立てこもる第4話は面白かったなあ。
ギャグもアクションも実にハマってた。
カーシャの銃剣術のカッコイイことと言ったらないね!w
第5話は2話構成の前半なのでまだこれから。
怪獣ガッ○をネタにしてるのは笑ったが、押井監督らしい間延びがたっぷりなので、どちらかと言うとシュール回か。
次回のオチをどうするのか、楽しみ。

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「GODZILLA」

2014年07月25日 23時12分22秒 | 映画(感想)
今日は先週の3連休がつぶれた分の代休が取れたので、行ってきました!
「GODZILLA ゴジラ」!



本当はDOLBY ATMOSの環境で観たかった気もしたのだけど、ちょっと距離と時間の問題もあって、いつものIMAXシアターへ行ってきました!
それでも往復2時間はかかるんだけどね。

この映画は大画面での鑑賞は大前提。
ぜひぜひ劇場公開中に多くの人に見てもらいたい。
"怪獣"ゴジラの圧倒的な巨大感、劇場内に響き渡る咆哮、これは家では絶対に体感できないのだから。

俺としては家でこの迫力が再現できるとは思わないけど、これのために3Dプロジェクタを導入しても良い気がしてきたw
ヘッドマウントは持っているけど、ぜひとも家に来た客にもこれを観せたいなあ!
3Dで!
まあそこは先立つものも必要なわけだし、ちょっと今後の課題にしよう。
実際にBDが発売されるのはまだ先だしね。

ちなみに、作品の感想はいつものホームページに、少々ネタバレ気味な感じで書いてます。


そうそう、IMAXで鑑賞したら、入場者特典でポスターもらいました。



早速飾らせてもらってますぜ!
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この2週間に観た映画

2014年07月07日 22時42分33秒 | 映画(感想)
この2週間に観た映画は5本。

「渇き。」は世間で賛否両論のようだけど、個人的にはアリ。
毒気のベクトルが一般ウケしない感じもわかるけどね。
エグいし痛いし。
妻夫木聡の気持ち悪い役どころが良いなあ。

「攻殻機動隊ARISE border:3」は、仲間も揃ってきて捜査場面がようやく攻殻らしくなってきた感じ。
素子のロマンスは若い感じでw
次回で最終回なので楽しみに待ちたい。

「her 世界でひとつの彼女」は、相手がOSってだけで、ストーリーはオーソドックスな恋愛メロドラマって印象。
「イノセンス」とかでも似たようなテーマの提示があった気はするけど、そもそもとしてプログラムだということがどうしても頭から消えず、感情移入できずじまい。



「オール・ユー・ニード・イズ・キル」はタイムループものとしてはさして新しくもないけど、ゲーム的な感覚を取り込んだスピード感のある展開が魅力。
シリアスだけど意外に笑える場面もあるし。
ただ原作にはない強制リセットの多用が、どうしても設定的に納得しにくい。

「マレフィセント」は「眠れる森の美女」の裏話かと思って観に行ったら、全然違う話…二次創作の同人誌みたいな感じだった。
話は主人公に合わせたディズニーらしい予定調和になり、これはこれでありとは思うものの、引っかからなくもない。

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この2週間に観た映画

2014年06月23日 01時00分06秒 | 映画(感想)
先週、今週に観た映画は2本。

「ノア 約束の舟」は、「人は滅びなくてはならない」とノアが言うとか、ノアの舟を奪いに来るカインの末裔とか、聖書の解釈としてはあまり見ない物語になってる感じ。
いろんなとこで言われてるけど、創造主の意志に従うだけのノアを描くのではなく、彼に選択権があるように描いているのも特徴的。
ゴーレムのような巨人(ネフィリム?)の造形は好きだな。

「超高速!参勤交代」は、コメディとしてはもう少しハジけても良かったのではないかと思うけど、面白みのある時代劇にはなってると思う。
勧善懲悪、チャンバラに隠密に抜け人と、時代劇の要素はしっかり入ってるし嫌いじゃないよ。
こういう役の佐々木蔵之介はハマるね。

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先週から今週末にかけて観た映画

2014年06月08日 20時31分10秒 | 映画(感想)
先週から今週末にかけて映画館で観たのは4本。

「THE NEXT GENERATION パトレイバー 第2章」はウンチクがあったり引用だらけだったり、いかにも押井作品らしい感じ。
相変わらずレイバーは活躍しないけど、それでもファンなら納得してしまう出来でしょう。
あと、次回予告には面食らったなw
(本作はイベント上映作品なので、正確には映画じゃない。)

「X-MEN フューチャー&パスト」は未来から過去に干渉するアイデアは面白い。
でも基本的にメインは「ファースト・ジェネレーション」の続きな感じで、未来編は過去ともっと密接に関わるかと思っていたので少し残念。
とはいえ、若いエグゼビアが未来の自分とする会話、そしてエピローグはグッとくるものもあるが。



「グランド・ブダペスト・ホテル」はウェス・アンダーソン監督の作家性がよく出ていて良い作品だった。
ミステリーコメディとして観せつつ、失われたものへのノスタルジックな感覚を伝えてくるね。
これぞ大人のファンタジーでしょう。
しかし相変わらずキャストが豪華!

「PERSONA3 THE MOVIE #2 Midsummer knights Dream」は相変わらず原作のゲームをしないままの鑑賞なので、展開の詰め込み具合には少々置いてけぼりを食らった。
ファン向けだからと言えばそうだろうけど、イベントをこなしているだけに見える様ではちょっとしんどい。
主要人物が多いので、映画よりもTVシリーズのフォーマットの方が合っているのでは?

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GWから今週末までに観た映画

2014年05月25日 23時55分48秒 | 映画(感想)
GWから今週末までに映画館で観たのは5本。
ちょっとペースが落ちてきたかな…。
今週なんて3週間ぶりの映画館での鑑賞だったし、これ以上間が空くと禁断症状が出てくるよ!w


「ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!」はエドガー・ライト監督、サイモン・ペッグとニック・フロストトリオのコメディ最新作。
相変わらずの真面目にふざけたオマージュ映画で良い感じだけど、個人的にはこれまでの「ショーン・オブ・ザ・デッド」や「ホット・ファズ」ほどは楽しめなかったかも。

「たまこ ラブストーリー」はTVアニメ「たまこマーケット」の後日談。
初々しい青春の感じがよく表現出来てて良い映画。
まあ今時ここまでピュアな高校生がいるのかという気もするけどw
あくまで物語として。
しかしこういう話になるとTV版で狂言回しだったデラに居場所がないのは皮肉。

「クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん」は、巷では「オトナ帝国」や「戦国大合戦」以来の出来という声も聞こえる。
俺としてはそこまでか…?と思うけど、それでも面白かったし、思いの外SFとしても良く出来ていた。



「プリズナーズ」は行方不明の娘をさらった容疑者を、父親が監禁する話。
感情論と正義の狭間が重く苦しい。
多少長く感じるけど、それでも緊張感が持続して目は離せない。
刑事役のギレンホールが良いね。

「マンデラ 自由への長い道」はネルソン・マンデラの伝記映画。
こうやって彼の人生を見ると、やはり偉人だと思うな。
衆愚に陥らぬ指導者とはかくあるべき。
クライマックスのTV演説はグッときた。
個人的にはデクラーク側の葛藤ももう少し観たいが、これはマンデラの伝記映画。

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今月ここまでに観た映画

2014年04月27日 22時30分25秒 | 映画(感想)
今月に入って観た映画は5本。
少しペースが落ちてきたな…。

「鷹の爪7 女王陛下のジョブーブ」はパンフレットなし。
まあこの映画は無料上映だったし贅沢は言うまい。
でも内容は鷹の爪らしい笑いとテーマでいい感じでした。

「THE NEXT GENERATION PATRABOR 第1章」は、押井守監督の作品らしい、ロボット(レイバー)の活躍しない作品でしたw
厳密にはBD用作品のイベント上映なので、映画ではありませんがね。
設定は新しいけど内容は昔からのファンなら楽しめそうだし、続きは早く観たいなあ。

「キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー」はかなり面白いアクション映画になってました。
派手なだけでなく、スパイ映画のような駆け引きもあり、前作からの繋がりを生かした上でドラマティックな内容になってるし、感心。
「アベンジャーズ」を中心に広がるマーブルユニバースは本当に面白い。

「アメイジング・スパイダーマン2」はやむなく2Dで観てしまったので、ちょっともったいなかった。
アクションシーンは派手で見ごたえあり。
前シリーズとは少し違う、カルい感じのスパイダーマンのキャラクターも慣れてきたし、悪くはなかったな。
でも敵の事情も丁寧に描いているからか、上映時間は少し長め。

「テルマエ・ロマエ II」は前作と変わらぬ雰囲気で前半はクスクス笑えて楽しい。
後半はまとめにかかるとやはり笑いの要素が減ってしまうけど、前作よりは納得いく展開だったかな?


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今週は2本だけ

2014年03月30日 23時58分15秒 | 映画(感想)
今週観た映画は2本。

「白ゆき姫殺人事件」は、無責任なワイドショーやSNSによって事件が作り上げられて行く様が上手く表現されてる。
井上真央が地味な女役…?と思いつつも、演技はうまいから良いか。
誰をモデルにしたのかはしらないが、ワイドショーの司会者役も上手かったですなあ、生瀬さんw
展開上、一つだけ合点のいかない場面があるのだけど…。
ネタバレなのでここでは書かない。

「ウォルト・ディズニーの約束」は、名作「メリー・ポピンズ」の制作時にあった、原作者とディズニー側のやりとりを脚色したドラマ。
これを観るなら「メリー・ポピンズ」の予習は必要ですよ。
その上で観ると良く出来てる。
原作者がすごく気難しくて嫌な感じなのだけど、いい人な部分も透けて見えるのはエマ・トンプソンの演技の成せる技か。
トム・ハンクスはディズニーには見えないが、オーラはたっぷり。

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今週末に観た映画

2014年03月23日 23時56分59秒 | 映画(感想)
今週映画館で観たのは3本。

「LEGOムービー」は映像がとにかくすごい。
そしてハイテンションでレゴの世界の一大アクションが楽しめる。
惜しむらくは俺が2Dで観てしまったんだよね…。
この映画は3Dで観るべきだった…失敗した。

「LIFE!」は良い作品だった。
ネガに何が写っていたのかというミステリーが原動力になって進む話とは思わなかったな。
話としては旅をして新しい世界を知ろう…という側面もあるかもしれないけど、最後まで観るとテーマはそうじゃないと感じる。
あんまり書くとネタバレだなw

「ローン・サバイバー」は戦場の絶望感を追体験させてくれた。
200人のタリバンん包囲された4人のネイビーシールズの実話。
誰が生き残るか知って観ていても、キツかったな…。
兵士たちへの敬意を表して。

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この3週間に観た映画

2014年03月16日 23時59分33秒 | 映画(感想)


この3週間に観た映画は5本。
さすがにアカデミー賞絡みのが多いですな。

「ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅」はペイン監督らしい情景の切り取り方で、親子の間柄を見せてくれる。
一見地味だけれど、ラストの流れはほっこりしたな。

「ホビット 竜に奪われた王国」は個人的には話が薄いと思ってる。
まあ原作が児童文学だから仕方ないか。
でも川でのアクションやスマウグとの対峙の緊張感は良かったな。
やはり世界観が完成されているのは魅力。

「それでも世は明ける」は重厚。
誘拐され、12年も奴隷として生きた自由黒人の実話だけど、もしこの境遇になった時に耐えられるのかと自問した時、その答えはノーだな…。

「アナと雪の女王」は完成度も高く、映像も素晴らしい。
主題の”Let It Go”は何度も劇場予告で聴いたけど、作品の主題歌として素晴らしいな。
原題は”FROZEN”だけど、内容を考えればやはり原題の方が良い。

「映画ドラえもん 新・のび太の大魔境」は82年に公開された映画のリメイク。
これまでにも4作品あったリメイク版とは違い、ほとんど原作の流れに忠実だった。
新キャラもいないし、違う流れもないと、旧作を知っている身としては少し物足りなかったかも。

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第86回アカデミー賞受賞作品直前予想!

2014年03月01日 14時19分40秒 | 映画(感想)
3月2日(日本時間3月3日)の第86回アカデミー賞授賞式まであと2日。
昨年も直前予想になってしまったけど、今年もなんやかんやと立て込んで直前になってしまいました。
まあ作品賞候補作の「ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅」が昨日からの公開だし、それを観てからにしたかったということもありますが。


今年の作品賞は「それでも夜は明ける」と「ゼロ・グラビティ」の一騎打ちな印象を持ってます。
「アメリカン・ハッスル」が次点か?
実際には候補の9作品の内6本しか観られてないけど、他の賞レースの結果から考えても「それでも夜は明ける」が一歩先行している感じかなあ。

個人的には「ゼロ・グラビティ」が3D映画の完成版として、3D演出自体に意味のある一つの作品として、ここでアカデミーでも栄誉を授けてほしいものだと思うけれど、保守的なアカデミーでは果たして…。
でもここは応援の意味を込めて「ゼロ・グラビティ」を予想(願望)として挙げます!

他方、主演男優賞にトム・ハンクスがノミネートされていなかったり、「ラッシュ/プライドと友情」が全くノミネートされなかったりと、多少残念なラインナップになっているところもあるけど、まあこればっかりは仕方がないか。
「ラッシュ」は英国アカデミー賞では作品賞こそノミネートされていないものの、助演男優賞にノミネートされたし、編集賞も受賞してるから評価自体は高い作品だと思うのだけれど。
やはり米国内でのF1自体の人気が影響している…?


まあそれはともかく、本年度の受賞予想を書いていきましょうかね。
(全ノミネート作品はWikipediaを参照。)
まずは主要6部門。

作品賞:「ゼロ・グラビティ」
監督賞:アルフォンソ・キュアロン
主演男優賞:マシュー・マコノヒー
主演女優賞:ケイト・ブランシェット
助演男優賞:ジャレッド・レト
助演女優賞:ジェニファー・ローレンス

作品賞の「ゼロ・グラビティ」で、先に書いた通り。
監督賞も同じ意味合いで「ゼロ・グラビティ」のキュアロンが良いと思う。
やはり3D映画というジャンルの一つの完成形を提示したわけだし。

演技賞はゴールデン・グローブの結果も考えると結構固い予想だとは思ってるけど、個人的には主演男優賞はいい加減ディカプリオにあげてもいいのではないかと思ったり。
でも「ダラス・バイヤーズクラブ」のマシュー・マコノヒーは演技が良かったんだよね。
痩せただけじゃない、オーラのある演技というか、それでいて抑制されているし。

ジェニファー・ローレンスも主役を食う勢いでオーラを発散させてたな。
まあそれが助演としての評価として妥当かは知りませんがw

主演女優賞と助演男優賞は下馬評から考えるとほぼ確定か…?
「ブルー・ジャスミン」は観ていないので評判だけの判断だけど、「ダラス~」のジャレッド・レトは確かに素晴らしかった。
「ダラス・バイヤーズクラブ」の2人で受賞となれば良いね。


その他の部門も、例年通り実際に観たり耳にした評判などから勝手に予想してみました。
まったく分からない部門については予想無しです。

脚本賞:「アメリカン・ハッスル」
台詞回しと勢いが好きです。

脚色賞:「キャプテン・フィリップス」
「それでも夜は明ける」が強いと思うけど、ここは「キャプテン~」にあげたい。

長編アニメ映画賞:「アナと雪の女王」
今年はこの映画だと思う。
未だにディズニー映画として受賞したことのない部門だしね。
(ピクサー作品としてはあるけど)
ただ、宮崎駿の引退発表で票が流れてたら…「風立ちぬ」もあるかもしれない。
リスペクト票の動向は読みにくいな。

外国語映画賞:「追憶のローマ」(イタリア)
この作品は評価が良いみたいだよね。

長編ドキュメンタリー映画賞:予想なし
短編ドキュメンタリー映画賞:予想なし
短編実写映画賞:予想なし
今年もこのあたりの部門はあまり情報を持ってないので、"予想なし"とします。

短編アニメ映画賞:「九十九」
これは応援したい!
ストーリー性も、ファンタジー性も十分にあるし、日本的な感覚の話だけど向こうでも評価されると思うけどな。

作曲賞:「ゼロ・グラビティ」
候補の中で観た映画がこれだけw
でも音のない世界を描くってことのチャレンジはあると思うんだよね。

歌曲賞:「レット・イット・ゴー」(『アナと雪の女王』)
映画館で上映前に散々聴かされて、すっかり刷り込まれてしまいましたw

音響編集賞:「ゼロ・グラビティ」
やはり音のない世界を描くというのが(ry

録音賞:「キャプテン・フィリップス」
実際、海の上での収録はどれくらい大変なのだろうか。

美術賞:「ゼロ・グラビティ」
3DCGも美術の内だという評価だよね?

撮影賞:「ゼロ・グラビティ」
「グランド・マスター」もありだと思うけど、やっぱり視覚系の工夫が気になる「ゼロ・グラビティ」かなあ。

メイクアップ&ヘアスタイリング賞:「ダラス・バイヤーズクラブ」
候補3作品の中なら「ダラス・バイヤーズクラブ」。
「ジャッカス/クソジジイのアメリカ横断チン道中」が異色w

衣裳デザイン賞:「アメリカン・ハッスル」
蘇る70年代。

編集賞:「キャプテン・フィリップス」
やっぱり本家のグリーングラス印のカットテンポが好きなので。

視覚効果賞:「ゼロ・グラビティ」
今年はこれ以外に考えられない。


予想としては「ゼロ・グラビティ」と「アメリカン・ハッスル」が強さを見せるのではないかと思ってる。
ちょくちょく入れ込んだ「キャプテン・フィリップス」は俺の願望によるところが大きいかな。
やはり観ていない「それでも夜は明ける」は、予想とは言えあまり入れることが無くなってしまいましたが、さて、受賞結果はどうなりますやら。
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週末の劇場鑑賞3本

2014年02月23日 23時59分46秒 | 映画(感想)
今週劇場で観た映画は3本。

「キック・アス/ジャスティス・フォーエバー」はさすがに一作目ほどのインパクトはないし、アメコミオマージュも少し後退気味。
クロエ・グレース・モレッツの魅力で映画自体はもってるけども、普通のシリーズ2作目って感じの映画になってしまった印象。
カーチェイスシーンは頑張ってた。

「ダラス・バイヤーズクラブ」は、まずマシュー・マコノヒーの役作りに目を引かれる。
20kg超減量したというその頬のこけ方は、元を知ってるだけにドキッとするね。
でもやっぱりそれ以上に人間の生き方の映画。
俺が余命30日と言われて、この主人公のような行動に出られるだろうか。
無理だろうなあ。

「ゲームセンターCX THE MOVIE 1986 マイティボンジャック」は、半分は元になったバラエティ番組の再編集で、残りがドラマパートという構成。
1986年の少年の一週間を描いたそのドラマも、正直まだるっこしい印象が先に来るかな。
でも終盤での交錯の工夫は嫌いじゃないし、少なくとも「ゲームセンターCX」という番組の魅力は全て詰まってると思う。
「マイティボンジャック」の回は盛り上がったもんね。

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この2週間に観た映画

2014年02月16日 22時55分15秒 | 映画(感想)
この2週間に劇場で観た作品は3本。
「ラッシュ/プライドと友情」の2回目を含むと4本かな。

「アメリカン・ハッスル」は今年度アカデミー賞の有力候補。
状況に振り回されるクリスチャン・ベールを観て楽しむ詐欺師映画。
爆笑はしないけどクスクス笑えるが、コメディという分類が妥当かはちょっと考えるな。
よく出来てはいるけど「スティング」の爽快さにはさすがに敵わない。

「大統領の執事の涙」はお涙頂戴の作品というよりは、黒人の公民権運動の歴史を追った再現ドラマといった感じ。
主人公である執事の親子ドラマもあるけど、歴史追うので描く時間の流れが速く、有名なエピソードを詰め込むのでダイジェストな感じもする。
固有名詞が出まくるので、少なくとも観るなら米国近代史の知識はあった方が良い。

「劇場版 TIGER&BUNNY The Rising」はTV版の続き。
最終回で力の衰えた主人公であるけど、ご都合的な力の回復がなくても、ちゃんと活躍させるストーリーに安心。
元々メインの登場人物が多い作品だけど、それぞれ見所も用意されているし、バトルシーンもかなり作り込んで迫力満点なのが良かったな。
ファンなら安心して楽しめる。

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「マトリックス レボリューションズ」の感想を改訂しました

2014年02月10日 23時55分30秒 | 映画(感想)
今日も10年前に書いた「マトリックス」シリーズの感想の書き直し。
改訂前と改定後の記録です。

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マトリックス レボリューションズ [Blu-ray]
「マトリックス レボリューションズ」【改訂前】

前作で広げた大風呂敷をどう畳むのかと思いきや、やってくれましたw
個人的には大満足です!
確かに説明不足と感じるかもしれないけど、それらの答えは3部作全編に散らばっているし、よもやその観念的な物をあえて言うのは無粋という物。
基本はキリスト教、そして種々の哲学体系を理解していればこの作品の理解は可能です。
そして、その小難しさを乗り越えた人は、本当に素晴らしいSFアクション超大作が満喫できます!
ザイオン攻防戦では前作でちょい役だった人たちも活躍し、それがまたいい。
特にミフネ船長の戦いぶりには男の魂を感じるw
他に天井を破って大群のセンティネルが湧き出してきた時には、絶望すら感じるほどw
後半ネオが視力を失うのは意外な展開だったけど、それがその後の演出面でものすごく生きてる。
光のイメージの使い方が上手かった。
しかし!やはり最後の締めはネオ対スミスの決戦です。
オチは言わないにしても、ビジュアルはまさに「アキラ」と「ドラゴンボール」。
それでいて2人とも象徴的な翼のイメージをまとい、まさに天使と悪魔の決戦のよう。
全作通して貫かれたキリスト教的イメージがここにもありました。
SWに続く新たな神話の完成です。

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「マトリックス レボリューションズ」【改訂後】

精神が肉体を離れてしまったネオを救うべく、モーフィアスとトリニティはメロビンジアンの下へ。
同じころ、マシンの掘削機は25万のセンチネルを従えてザイオンへ迫っていた。

前作「リローデッド」で提示された謎や伏線の回収がされるべき完結編…だけど、説明自体は不明確で観客側へ解釈をゆだねる部分も大きいかな。
そもそもOVA「アニマトリックス」やゲーム「エンター ザ マトリックス」といったスピンオフ作品が映画3部作の補完以上の存在感を持っているので、世界観を映画だけで解釈するのが難しい作品ではあるが。
少なくとも、広げまくった風呂敷の畳み方の一つとして、本作の様なエンディングは悪くないと思っている。
観客が受け取るための要素はそれまでにばら撒いてあるし、あとは受け手次第ってことで。

個人的には、話の一面として救世主・ネオのキリスト的運命の話と素直に見たかな。
もう一方でウイルスと化したスミスの駆除…ネオを介した有線化、もしくは対消滅を回りくどく(w)描いた話だという印象。
まあ哲学的な存在理由云々の話よりは、救世主が人を救うために背負うものというキリスト教的な観念の方を強く感じたね。

バトルシーンについては、ザイオンにおけるセンチネルの圧倒的物量攻撃の凄まじさがメイン。
ただこれは、それまで「マトリックス」が描いてきた日常世界の中での超身体能力的なバトルという、本来の魅力とはちょっとズレていると思う。
確かに迫力は満点だし、天井を破って大群のセンティネルが湧き出してきた時には、絶望すら感じたけれど。
格闘戦ではやはりラストバトルが印象的で、特にネオとスミスの空中格闘は良くできていて感心。
ちなみにあの大量の雨はマトリックスコードの流れを表現しているとのことだけど、これは言われないとその意図には気づかんw
一方、メロビンジアンのところに押し込むときのバトルは、敵が天井に重力を移す必然性が感じられないので構成的にちょっと微妙に感じた。
実写で頑張っているとは思ったけどね。

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改訂前の感想は我ながら若いなあ…。
勢いで書きすぎw
今観るとそこまで熱い感想は書けなくなってしまっているのだけど、これが歳を取るということなのだろうか…。

感想を書いているホームページはこちら
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「マトリックス リローデッド」の感想を改訂しました

2014年02月09日 23時59分11秒 | 映画(感想)
今日は10年前に書いた「マトリックス リローデッド」の感想の書き直し。
改訂前と改定後の記録です。

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マトリックス リローデッド [Blu-ray]
「マトリックス リローデッド」【改訂前】

前作で構築した世界観を、よくぞここまで昇華させた!!
設定の複雑さは前作以上だけれど、言っていることが理解できればこの世界観の深さには感心する。
確かに日本のアニメやゲームのニオイもプンプン感じるけれど、それがマトリックスw
アクションシーンも前作に比べて格段に良くなったし迫力もある。
ネオvs100人のスミスは凄かった!
ワラワラと湧いてくるスミスには笑ったがw
高速道路での追跡劇も手に汗握る。
気分はまさにゲームの世界かw
物質を通過するザ・ツインズは上手い。
「今までに見たことのないものを見せよう」というスタッフの意気込みを感じる映画でした。
そして、ほどよく謎の残るエンディング。先が気になりますw

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「マトリックス リローデッド」【改訂後】

人類とマシンとの戦いが続く中、マシンが人類最後の都市ザイオンへの直接攻撃の計画が判明。
ネオたちは、預言者からザイオンを守るために“キー・メーカー”を捜すのだと告げられる。

前作で救世主として覚醒したネオ。
エージェントですら相手にならないほどの強さを手に入れたものの、進行上はあまり無双だと面白くないので、基本的に1対多数という格闘シーンばかり。
だけど「達人なら百人組手でしょ」と言わんばかりの対スミス戦で、同じ顔がワラワラと湧く様子はシリアスを通り越してもはやギャグでニヤニヤしてしまうw
ただ個人的には100人スミス戦はCGが多用されているので、見栄えの割には凄いとはあんまり思わないかな。
メロビンジアンの館での多数戦の方が、生身の格闘演出で見応えがあって好きだね。

モーフィアス達の見せ場は何と言ってもカーチェイス。
2.5キロの高速道路セットを作ってまで実車を横転させているのはさすが。
バイクの逆走シーンではさすがに対向車はCGだけど、構成や見せ方の妙で実に迫力のあるアクションシーンになってます。
一方、全作で象徴的だったバレットタイムは、CG処理に取って代わられた感もあって少しさびしい気もするかな。

それにしても1作目を受けて、よくここまで世界観を昇華させたものだと思う。
詰め込み過ぎだと思わなくもないけど、存在理由、既定事項、選択理由といった哲学問答が世界観の深化に寄与しているのは確か。
まあ、そういう場面ではどうしても会話劇になってしまうのが惜しいけどね。
そのせいで少し単調に見えてしまうというか…。
アーキテクトとの会話でも、すごく衝撃的な事実(ここで“リローデッド”の意味が分かる)を話しているのに、ずいぶん抑えた感じの描き方になっているなあ。
これが作風だと言えばそうだけれど。

エンディングはスミスが入り込んだベインの再登場で暗転。
ネオが生身でセンチネルを停止させた謎も次作「レボリューションズ」へ持越しだし、3部作の2作目としてここは正統な引っ張り方ではあります。

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改訂前の感想は10年前に観た時の興奮がよく伝わってくるけど、最近の俺の感想のスタイルとはちょっと違うのでほとんど書き直してしまいましたw
何を書くかっていうのは難しいところなんだよなあ。
素直な気持ちの表現で言えば改訂前の方が正しいのだけど、感想となるとそれでは色々と言い足りないわけで。
あんまりダラダラ書いてしまってもダメだとは思うけど…難しいところです。

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