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第86回アカデミー賞受賞作品直前予想!

2014年03月01日 14時19分40秒 | 映画(感想)
3月2日(日本時間3月3日)の第86回アカデミー賞授賞式まであと2日。
昨年も直前予想になってしまったけど、今年もなんやかんやと立て込んで直前になってしまいました。
まあ作品賞候補作の「ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅」が昨日からの公開だし、それを観てからにしたかったということもありますが。


今年の作品賞は「それでも夜は明ける」と「ゼロ・グラビティ」の一騎打ちな印象を持ってます。
「アメリカン・ハッスル」が次点か?
実際には候補の9作品の内6本しか観られてないけど、他の賞レースの結果から考えても「それでも夜は明ける」が一歩先行している感じかなあ。

個人的には「ゼロ・グラビティ」が3D映画の完成版として、3D演出自体に意味のある一つの作品として、ここでアカデミーでも栄誉を授けてほしいものだと思うけれど、保守的なアカデミーでは果たして…。
でもここは応援の意味を込めて「ゼロ・グラビティ」を予想(願望)として挙げます!

他方、主演男優賞にトム・ハンクスがノミネートされていなかったり、「ラッシュ/プライドと友情」が全くノミネートされなかったりと、多少残念なラインナップになっているところもあるけど、まあこればっかりは仕方がないか。
「ラッシュ」は英国アカデミー賞では作品賞こそノミネートされていないものの、助演男優賞にノミネートされたし、編集賞も受賞してるから評価自体は高い作品だと思うのだけれど。
やはり米国内でのF1自体の人気が影響している…?


まあそれはともかく、本年度の受賞予想を書いていきましょうかね。
(全ノミネート作品はWikipediaを参照。)
まずは主要6部門。

作品賞:「ゼロ・グラビティ」
監督賞:アルフォンソ・キュアロン
主演男優賞:マシュー・マコノヒー
主演女優賞:ケイト・ブランシェット
助演男優賞:ジャレッド・レト
助演女優賞:ジェニファー・ローレンス

作品賞の「ゼロ・グラビティ」で、先に書いた通り。
監督賞も同じ意味合いで「ゼロ・グラビティ」のキュアロンが良いと思う。
やはり3D映画というジャンルの一つの完成形を提示したわけだし。

演技賞はゴールデン・グローブの結果も考えると結構固い予想だとは思ってるけど、個人的には主演男優賞はいい加減ディカプリオにあげてもいいのではないかと思ったり。
でも「ダラス・バイヤーズクラブ」のマシュー・マコノヒーは演技が良かったんだよね。
痩せただけじゃない、オーラのある演技というか、それでいて抑制されているし。

ジェニファー・ローレンスも主役を食う勢いでオーラを発散させてたな。
まあそれが助演としての評価として妥当かは知りませんがw

主演女優賞と助演男優賞は下馬評から考えるとほぼ確定か…?
「ブルー・ジャスミン」は観ていないので評判だけの判断だけど、「ダラス~」のジャレッド・レトは確かに素晴らしかった。
「ダラス・バイヤーズクラブ」の2人で受賞となれば良いね。


その他の部門も、例年通り実際に観たり耳にした評判などから勝手に予想してみました。
まったく分からない部門については予想無しです。

脚本賞:「アメリカン・ハッスル」
台詞回しと勢いが好きです。

脚色賞:「キャプテン・フィリップス」
「それでも夜は明ける」が強いと思うけど、ここは「キャプテン~」にあげたい。

長編アニメ映画賞:「アナと雪の女王」
今年はこの映画だと思う。
未だにディズニー映画として受賞したことのない部門だしね。
(ピクサー作品としてはあるけど)
ただ、宮崎駿の引退発表で票が流れてたら…「風立ちぬ」もあるかもしれない。
リスペクト票の動向は読みにくいな。

外国語映画賞:「追憶のローマ」(イタリア)
この作品は評価が良いみたいだよね。

長編ドキュメンタリー映画賞:予想なし
短編ドキュメンタリー映画賞:予想なし
短編実写映画賞:予想なし
今年もこのあたりの部門はあまり情報を持ってないので、"予想なし"とします。

短編アニメ映画賞:「九十九」
これは応援したい!
ストーリー性も、ファンタジー性も十分にあるし、日本的な感覚の話だけど向こうでも評価されると思うけどな。

作曲賞:「ゼロ・グラビティ」
候補の中で観た映画がこれだけw
でも音のない世界を描くってことのチャレンジはあると思うんだよね。

歌曲賞:「レット・イット・ゴー」(『アナと雪の女王』)
映画館で上映前に散々聴かされて、すっかり刷り込まれてしまいましたw

音響編集賞:「ゼロ・グラビティ」
やはり音のない世界を描くというのが(ry

録音賞:「キャプテン・フィリップス」
実際、海の上での収録はどれくらい大変なのだろうか。

美術賞:「ゼロ・グラビティ」
3DCGも美術の内だという評価だよね?

撮影賞:「ゼロ・グラビティ」
「グランド・マスター」もありだと思うけど、やっぱり視覚系の工夫が気になる「ゼロ・グラビティ」かなあ。

メイクアップ&ヘアスタイリング賞:「ダラス・バイヤーズクラブ」
候補3作品の中なら「ダラス・バイヤーズクラブ」。
「ジャッカス/クソジジイのアメリカ横断チン道中」が異色w

衣裳デザイン賞:「アメリカン・ハッスル」
蘇る70年代。

編集賞:「キャプテン・フィリップス」
やっぱり本家のグリーングラス印のカットテンポが好きなので。

視覚効果賞:「ゼロ・グラビティ」
今年はこれ以外に考えられない。


予想としては「ゼロ・グラビティ」と「アメリカン・ハッスル」が強さを見せるのではないかと思ってる。
ちょくちょく入れ込んだ「キャプテン・フィリップス」は俺の願望によるところが大きいかな。
やはり観ていない「それでも夜は明ける」は、予想とは言えあまり入れることが無くなってしまいましたが、さて、受賞結果はどうなりますやら。
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