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Column's BLOG !!

映画好き、円柱野郎のブログです

週末に観た映画は3本

2014年02月04日 23時25分12秒 | 映画(感想)
この週末に劇場で観た映画は3本。
あと2週前に「エンダーのゲーム」も観てました。

「エンダーのゲーム」は正直イマイチだった。
今となってはかなりベタなSFのアイデアだし、ビジュアルも頑張っているのは分かるものの目新しさもなく…。
カリスマに目覚める過程で、もう少しドラマが掘り下げられていれば違ったかもだけどね。

「ラッシュ/プライドと友情」は俺の中ではこの数年でベスト。
映画としてはロン・ハワードの演出が手堅くて良いし、F1ファンとしても、ここまで見事に76年のドラマを描いてくれた事に感動ですよ。
時間があればリピートで観に行きたいね。
もちろんBDは買うけど、劇場の音響で観たいよ。

「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」は、監督は交代したけど正統な続編として楽しめました。
前回が親子メインの話だったので、今回は兄弟か。
ロキのキャラクターは良いなあ。
なんかギャグ要素が強くなった気もするけど、それもまた良し。

「ウルフ・オブ・ウォールストリート」はディカプリオのブチ切れ演技が素晴らしい。
スコセッシの演出は70歳を過ぎても枯れないなあ、凄い。
金・女・クスリと欲望の赴くままの生き様は、憧れはしないけどバイタリティには感心する。
それでいてその滑稽な生き様を笑うコメディでもあるんだけど、実にFワードが多いw
まあ18禁の作品だしね。



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「マトリックスの感想を改訂しました

2014年02月03日 00時08分45秒 | 映画(感想)
今日は10年以上前に書いた「マトリックス」の感想を書き直し。
改訂前と改定後の記録です。

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マトリックス [Blu-ray]
「マトリックス」【改訂前】

この映画はアニメ「攻殻機動隊」を見たのと見てないのでは、受ける印象が変わってくると思う。
俺は前者だったので、ものすごく楽しめた。
まんまパクってる所も多々あったけど、日本アニメの感覚がハリウッドに認知されたという記念の作品だと思う。
マシンガン撮影など、新しい手法も駆使してるし、新世代SF映画の代表作なのは間違いない。
感心するのはその世界観を構築したこと。
“メン・イン・ブラック”といった都市伝説から“デジャブ”と言った現象までを全て“マトリックス”というプログラムのせいにしてしまった。
そのおかげで何でもアリの映像表現が可能に。
「そんなバカな」と言った描写も「プログラムの中だから」で片付いてしまう。
ある意味力業ではあるけど、それを見事に料理しきっているのは凄い。

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「マトリックス」【改訂後】

ハッカーの"ネオ"という裏の顔を持つ青年・アンダーソンは、謎の女・トリニティによって、この世の真実を見せるというモーフィアスと接見する。
その真実とは、今まで暮らした現実はマトリックスが見せる仮想世界だというものだった。

原典としてはSF小説の「ニューロマンサー」だというのは言われるところだけど、そこかしこに描かれる聖書からの引用や、存在とは認識の産物かといった哲学。
それらを見事にサイバーパンクの体裁に取り込み、映像化した名作だと思う。
広げた大風呂敷はそのままで終わるけれど、それが逆に世界観が深いと感じさせる効果もあるか。
実際この時点でどこまで考えていたかというのは置いておいても、ストーリー的には救世主の覚醒という、まさにキリストの復活の再構築をしているよね。

一方でビジュアルに関してはかなり趣味的な…日本のアニメーションのイメージの影響下にある。
特に押井守の「攻殻機動隊 GHOST IN THE SHELL」からの影響は言わずもがな。
実写でやるとこうなるかと感心するくらい、カット割りの再現に対するこだわりが見えて面白い。
カンフー映画の影響も顕著だよね。
ワイヤーアクションや格闘は正直拙いところもあるけど、それでも思い入れだけはヒシヒシと伝わってくる。
そういう荒唐無稽なアクションを、仮想世界だからと何でもアリにしてしまったアイデアも上手いよなあ。

そして何と言ってもバレットタイム。
一瞬間の出来事をカメラが回り込んで撮影する印象的なカットは、その後の作品にも影響を与えるほどのインパクトがあったし、何よりこの世界観の表現としてすこぶる効果的だった。

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改訂前の感想は10年以上前なのは間違いないけど、いつ書いたのかはちょっとハッキリしない。
でも少なくとも公開時に劇場で観てるし、14年前の初見の印象に基づいているのは確かだね。
大学生の頃の文章だけれど、今読むと何か色々足りないと感じてしまうのはホントに文章がダメなのか、それとも今の俺が頭でっかちになってしまったのか…?

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「ダイヤルMを廻せ!」の感想を改訂しました

2014年01月26日 20時14分43秒 | 映画(感想)
今日は8年前に書いた「ダイヤルMを廻せ!」の感想を書き直し。
改訂前と改定後の記録です。

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ダイヤルMを廻せ! 3D&2D [Blu-ray]
「ダイヤルMを廻せ!」【改訂前】

ヒッチコックの代表作。妻の浮気を知った夫が、男を雇い、妻の殺人計画を実行するが事態は計画と違う方向へ進んでいく。

元々が舞台劇ということもあって、ほとんど主人公の家の中だけで事態は進んでいく。
ただ、「裏窓」は主人公が“家から出られない”という制約があったけど、今作ではそういう設定でもないので少々窮屈な感じがしなくもないか。

ストーリーは不倫した妻が悪いのに、夫が妻殺しを計画したためにどうしても妻側に同情してしまいがち。
でも元々悪いのは誰よ?w
まあ、それはそれとして、トリックやどんでん返しは面白いとは思う。
“策士策におぼれる”ってのはこんな感じなんかな?

作品を観た後に知ったんだけど、実はこの映画は米国では3Dで公開されてたそうです。
なるほど、そう思うと奥行きを生かした構図が多かった気がする。
今となっては通常版しか観られないけど、できれば監督の意図した画で観たいものですね…。

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「ダイヤルMを廻せ!」【改訂後】

ヒッチコックの代表作。
妻の浮気を知った夫が、男を雇って妻の殺人計画を実行するが、事態は計画と違う方向へ進んでいく。

元々が舞台劇ということもあって、ほとんど主人公の家の中だけで事態は進んでいく。
状況の説明にしても、基本的に会話劇として進行するので観る方は割と集中力を求められるかなあ?

ストーリーとしてはまず不倫した妻がいて、その事実を知った夫が妻殺しを計画する為に、どうしても陥れられる妻側に同情してしまいがち。
元々悪いのは誰よ?と思わなくもないが、夫の謀略はまあダメだわな。
まあ、それはそれとしても夫が“策士策におぼれる”様子は見どころであるし、いかにもイギリス紳士といった警部の見事な采配で解決する終盤はお見事だと思う。

作品としては1954年当時にアナグリフ式の3D映画として制作されているのだけど、奥行きを意識した構図が多くて落ち着いて見られる。
逆にタイトルなどを除くと飛び出す演出はほとんどなくて、一か所、首を絞められた妻が伸ばす手が画面から手前に飛び出す様に見せているね。
その場面にしか飛び出しを使わなかったのは、ヒッチコックは明らかに衝撃を意図してるよな。
ただ、そこを除けばあえて3Dでなくても…2D作品として完成された内容でもあるとも思うね。

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8年前はBDが一般に出回り始めたころ。
まして「ダイヤルMを廻せ!」の3D版が一般販売されるなどとは想像も出来なかったけれど、分からないもんですなあ。

ということで3DBDで鑑賞したので、それに合わせて感想も書きなおした次第です。

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「ロボコップ」の感想を改訂しました

2014年01月25日 23時23分28秒 | 映画(感想)
今日は以前に書いた「ロボコップ」の感想を書き直し。
改訂前と改定後の記録です。

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ロボコップ/ディレクターズ・カット [Blu-ray]
「ロボコップ」【改訂前】
今観てもロボコップはクールなキャラだよなあ。
銃弾をはね除け、正確無比に任務をこなすロボコップ。
正確にはサイボーグなのに何故“ロボ”なのかは別にして、そのキャラクターの魅力は抜群ですわ。
また、いかにもポール・バーホーベンらしい演出が、ただの子供のヒーローものでない映画にしてるね。
特に、深刻なニュースをさらっと流すキャスターや、CMで流れるヤバ目のゲームなんて、かなり毒気がw

ラストの対決は、ロボコップが自分を殺した悪漢に復讐するわけだけど、ERファンだけにポール・マクレーン(ERではロマノ役)の最期がショック!
なにもあんなグチャグチャのバラバラにしなくても…。
まあ、この趣味の悪さがこの監督らしさなのですがねw
割とあっさりとした結末もこの監督らしいところか。

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「ロボコップ」【改訂後】
街の悪党に惨殺された警察官マーフィー。
彼は警察のロボット化を目論むオムニ社によってサイボーグ警官"ロボコップ"として生まれ変わる。

今観てもロボコップはクールなキャラだよね。
銃弾をはね除け、正確無比に任務をこなすロボコップ。
正確にはサイボーグなのに何故“ロボ”なのかは別にしても、そのキャラクターの魅力は抜群ですわ。
展開としてはヒーロー映画のパターンに沿ったものではあるけど、極端な暴力描写を含めつつもテンポ良く進めるバーホーベン監督の演出は確かだね。
巨大企業の思惑や犯罪者との癒着を背景にしたり、深刻なニュースをさらっと流すニュースキャスターや、CMで流れるヤバ目のゲームなど、ブラックなニュアンスも魅力。

対人戦ではほぼ無敵のロボコップの活躍は観ていて実に痛快。
犯罪者もロボコップの顔とか生身の部分を撃てよ、というお約束のツッコミも思うところではあるけど、当たらないのが様式美かw
生身の記憶を少し取り戻した部分にマーフィーのドラマの一端を見出しつつも、そっちの方にブレず、犯罪者の制圧というアクション映画に徹した姿勢が良かったと思う。

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今回は全部書き直しではなくて、前半部分の肉付け。
ポール・マクレーンの話は残しておきたかった気もするけど、"極端な暴力描写"という部分に含まれているので特筆するのはやめました。

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トリックの幕引きは良かったよ

2014年01月13日 23時58分21秒 | 映画(感想)
この週末に観た映画は3本。

「大脱出」は木曜洋画劇場を彷彿とさせる脱獄アクション映画。
スライとシュワ氏の共演は、世が世なら大ヒットしただろうけど、今では…むつかしいのかな。
気がつけば彼らも60代後半。

「トリック劇場版 ラストステージ」は完結編にふさわしい締めを観せてくれた。
くだらないネタの積み上げは相変わらずだし、トリックの中身も驚くところはないけど、エピローグが14年の時間を感じさせてくれて実に良かったなあ。

「インシディアス 第2章」はパンフレットが作られてなかった…。
ホラー映画としてはマイルドな方だけど、前作の補完をしつつ、正統なホラー映画としても上手く作られた作品でした。
劇中、コメディ・リリーフの二人組がシリアスな話の中でいい味を出してますw

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そろそろ2013年を振り返ってみる(鑑賞リスト)

2013年12月31日 23時00分05秒 | 映画(感想)
<2013年の鑑賞日と鑑賞作品(リンク先は感想)>

01/12 宇宙戦艦ヤマト2199 第四章 銀河辺境の攻防(イベント上映)
01/13 LOOPER/ルーパー
01/13 96時間 リベンジ
01/20 東京家族
01/25 ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日
01/26 TED テッド
02/02 ベルセルク 黄金時代篇Ⅲ 降臨
02/10 脳男
02/10 ムーンライズ・キングダム
02/16 ゼロ・ダーク・サーティ

02/16 ダイ・ハード/ラスト・デイ
02/17 モンスターズ・インク3D
02/23 世界にひとつのプレイブック
03/02 ジャンゴ 繋がれざる者
03/09 フライト
03/15 オズ はじまりの戦い
03/16 映画ドラえもん のび太のひみつ道具博物館
03/20 コドモ警察
03/22 劇場版 とある魔術の禁書目録-エンデュミオンの奇蹟-
03/23 ザ・マスター

03/23 シュガー・ラッシュ
03/24 ジャックと天空の巨人
03/30 ドラゴンボールZ 神と神
03/31 パラノーマン ブライス・ホローの謎
04/13 宇宙戦艦ヤマト2199 第五章 望郷の銀河間空間(イベント上映)
04/14 舟を編む
04/21 劇場版 STEINS;GATE 負荷領域のデジャヴ
04/25 リンカーン
04/27 アイアンマン3
04/29 藁の楯

05/01 図書館戦争
05/05 L.A.ギャング ストーリー
05/05 死霊のはらわた
05/06 ハッシュパピー バスタブ島の少女
05/09 ラストスタンド
05/11 聖☆おにいさん
05/12 探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点
05/17 劇場版 花咲くいろは HOME SWEET HOME
05/18 クロユリ団地
05/25 俺俺

06/01 オブリビオン
06/01 グランド・マスター
06/01 言の葉の庭
06/07 G.I.ジョー バック2リベンジ
06/08 エンド・オブ・ホワイトハウス
06/08 箱入り息子の恋
06/09 ローマでアモーレ
06/21 アフター・アース
06/29 コン・ティキ
06/29 ハングオーバー !!! 最後の反省会

06/29 真夏の方程式
06/30 華麗なるギャツビー
07/06 モンスターズ・ユニバーシティ
07/07 アンコール!!
07/12 サイレントヒル リベレーション3D
07/20 SHORT PEACE
07/21 風立ちぬ
07/27 終戦のエンペラー
08/03 ローン・レンジャー
08/10 パシフィック・リム

08/11 ワールド・ウォーZ
08/12 少年H
08/14 パシフィック・リム(2回目)
08/16 スター・トレック イントゥ・ダークネス
08/24 宇宙戦艦ヤマト2199 第七章 そして艦は行く(イベント上映)
08/25 ホワイトハウス・ダウン
08/25 ガッチャマン
08/26 スター・トレック イントゥ・ダークネス(2回目)
08/31 マン・オブ・スティール
09/07 劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。

09/08 マン・オブ・スティール(2回目)
09/13 秘密結社鷹の爪 鷹の爪GO ~美しきエリエール消臭プラス~
09/16 ウルヴァリン :SAMURAI
09/18 小鳥遊六花・改 劇場版中二病でも恋がしたい!
09/18 コードギアス 亡国のアキト 第2章 『引き裂かれし翼竜』
09/21 エリジウム
09/21 怪盗グルーのミニオン危機一発
09/23 凶悪
09/27 ウォーム・ボディーズ
09/28 劇場版 空の境界 未来福音

09/28 地獄でなぜ悪い
09/29 そして父になる
10/07 R100
10/14 トランス
10/17 死霊館
10/17 クロニクル
10/18 ダイアナ
10/19 人類資金
10/26 劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編]叛逆の物語
11/03 42~世界を変えた男~

11/03 劇場版 SPEC~結~ 漸ノ篇
11/08 キャリー
11/09 清須会議
11/09 劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編]叛逆の物語(2回目)
11/10 サカサマのパテマ
11/16 夢と狂気の王国
11/23 かぐや姫の物語
11/25 PERSONA3 THE MOVIE -#1 Spring of Birth-
11/29 劇場版 SPEC~結~ 爻ノ篇
11/30 キャプテン・フィリップス

12/01 RED リターンズ
12/07 ルパン三世VS名探偵コナン THE MOVIE
12/08 47 RONIN
12/09 利休にたずねよ
12/14 ゼロ・グラビティ
12/20 鑑定士と顔のない依頼人
12/21 永遠の0
12/22 プレーンズ
12/28 ハンガー・ゲーム2
12/29 魔女っこ姉妹のヨヨとネネ
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原作既読でも、「永遠の0」の映画は良かった

2013年12月23日 23時06分46秒 | 映画(感想)
週末に観た映画は3本。
「鑑定士と顔のない依頼人」はミステリー仕立てで序盤の引き込みがいい感じ。
ただ全体に見ると話の目的に対して少し不確定要素があるんじゃないかとも感じてしまった。
でもジェフリー・ラッシュの演技が良いので最後までもっちゃうのだけどね。

「永遠の0」は原作既読で鑑賞。
原作の零戦や戦況のウンチク部分をそぎ落として、ドラマ部分を上手くまとめていたね。
入れて欲しかったエピソードはほとんど入っていたので、話の再構成には満足。
生きることに固執していた祖父がなぜ特攻したのかが伝わってくる終盤、展開を知っていてもこみ上げるものがあったなあ。
ビジュアル面でも空戦のVFXが素晴らしい。

「プレーンズ」はいささか物足りない。
「カーズ」のスピンオフだけど、「カーズ」で描かれたような、生き方に対するテーマの深みといったものは感じられない。
あくまで本家を飛行機に置き換えただけ…みたいに見えた。
元がビデオ映画用の企画だし、そもそもピクサーは制作にノータッチだし…。
良くも悪くもディズニーのビデオ映画かな。

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3D映画の傑作「ゼロ・グラビティ」

2013年12月15日 23時02分50秒 | 映画(感想)
今週観た映画は「ゼロ・グラビティ」の一本だけ。

でもこの映画はスゴい。
宇宙に投げ出された絶体絶命の状況を、主人公とともに体験できる90分間。
大画面で観ることに意味があるというか、いや大画面で観ないとこの映画のコアな部分は体感できないかと。
多少追加料金を出しても、IMAX3Dで観ることを強くオススメする一本ですよ。
IMAXがムリでも、最低で3D鑑賞を!w

ちなみに邦題の「ゼロ」の部分は余計ですね。
原題通り「グラビティ」で良かったのに。
日本の担当者は本当に中身を観て付けたのかと疑ってしまいますわ。

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意外にイケてる「47 RONIN」

2013年12月09日 21時49分54秒 | 映画(感想)
この週末に観た映画は3本。

「47 RONIN」は観た目のファンタジーっぽさと裏腹に、ちゃんと「忠臣蔵」のエッセンスを失うことなく武士の生き様を描いていて好印象。
全員英語を話すとはいえ、この世界観ならありだし、ちゃんと日本人で配役されているのも嬉しいよね。

「ルパン三世VS名探偵コナン THE MOVIE」は前作のTVスペシャルの続き。
お祭り映画としては成功だと思うけど、色々詰め込みすぎてとっ散らかった印象もある。
終盤、話が収束し出してからはいい感じ。
次元とコナンのコンビも相変わらず面白い。

「利休にたずねよ」は前半が駆け足で後半がメロドラマ。
俺はあまり入り込めなかったけれど、利休を演じる海老蔵はハマり役だったように思う。
でも個人的には「へうげもの」の利休像が面白いと思うので、この作品の解釈はイマイチ。

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「キャプテン・フィリップス」は期待通り!

2013年12月02日 23時52分32秒 | 映画(感想)
週末に観た映画は3本。

「劇場版SPEC -結- 爻ノ篇」は…なんか力技で締めたって感じw
なんかドラマの最初の頃から比べて、世界観がインフレ起こしすぎているというか…。
でも、まあいいかと思えるのはこの作品のノリの不思議なところか。

「キャプテン・フィリップス」は、ポール・グリーングラス監督作らしい硬派な作品だった。
有名な事件が原作なので、結末はだいたい分かっているのに最後まで緊張感たっぷり。
トム・ハンクスの演技はさすがだけど、海賊のムセを演じた人も良いなあ。

「RED リターンズ」は前作に比べるとちょっと…?
でも笑える場面はあるし、そこそこ楽しめました。
アンソニー・ホプキンスはやっぱり上手いわ。

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「かぐや姫の物語」は傑作

2013年11月25日 23時42分50秒 | 映画(感想)
先週・今週に観た映画は3本。



「夢と狂気の王国」はスタジオジブリを描いたドキュメンタリー。
NHKのドキュメントと比べると、説明過多ではなく観る側に判断の余地があるのも気持ちがいいが。
加えて宮崎駿と庵野秀明の間柄も、まるで師弟のようで面白い。
宮崎吾朗の心情の吐露が見えるのは貴重か。

「かぐや姫の物語」は、アニメとしても、邦画としても間違いなく傑作の部類ですね。
感性の天才・宮崎駿とは違う、理性の芸術家・高畑勲の集大成を観た気がする。
翁役の故・地井武男の演技が良いです。



「PERSONA3 THE MOVIE -#1 Spring of Birth-」は、原作ゲームを未プレイだったので、着いて行くのが少ししんどかったかな。
展開は早いのだけれど、初見だとやはり駆け足感が強い。
アクションシーンももう少し見せ様があった気がするが…。
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「42」と「清須会議」は期待通り、そのほかは…?

2013年11月10日 18時30分55秒 | 映画(感想)
先週・今週に観た映画は5本(+1本、まどマギ[新編]の2回目)。

「劇場版 SPEC 〜結〜漸ノ篇」は広がりすぎた風呂敷を、畳むことなく後編へ橋渡し。
振り返りのシーンも多いので、これなら前後編に分けなくてもと思ったり。
まあ野々村係長は熱かったですが。

「42 世界を変えた男」はスポーツというより人間ドラマの佳作。
差別が根強く残る時代に立ち向かう姿、その信念に感動するね。
主人公とオーナーの擬似的な師弟関係が良い。

「清須会議」は三谷コメディとしてはあんまりハッチャケてない感じ。
でもちゃんと時代劇を撮ろうという姿勢が伝わってくるし、その上でちゃんと三谷作品にはなってる。
とにかく役者が豪華過ぎて、それだけでお腹いっぱいにはなる。

「キャリー」はオリジナルと比べてしまうと色々物足りない。
そもそも主演のクロエ・モレッツには、イジメられる者特有の負のオーラがあんまりないんだよなあ。
全体的にあっさりしてる気もした。

「サカサマのパテマ」はなんか惜しいけど、少し物足りない。
空に落ちるというワンアイデアは面白いし、世界観も凝ってる。
けど、流れがラピュタ的な型にハマってるので、個人的にはもう一捻り欲しいところ。
敵もちょっとステレオタイプだったしなあ。

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「まどマギ[新編]」は素晴らしかった!

2013年10月27日 21時39分04秒 | 映画(感想)
先週、今週に劇場で観た映画は3本。
「ダイアナ」は昼メロみたいな感じで、思ってたのとちょっと違った。
プリンセスではなく、1人の女性としての生き方を描いているけど、そういう意味で俺には感情移入はしにくかったかな。

「人類資金」はあまり面白くない。
良い材料なのに料理を間違ったか。
全体に芝居が買った演出がリアリティを削いでるよなあ。
格闘の演出も下手だし、阪本順治監督はこれでいいの?
ヴィンセント・ギャロが出ていたことが一番の収穫。

「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語」は凄かった。
前作まででテーマ的に完結していたのに、見事に対になる続編として作り切っている。
いなくなったはずのキャラも含め、メイン5人総出演の設定も無理がなく、構成力に唸る。
「まどマギ」らしさ、虚淵脚本らしさを残してここまでやってくれたら、もう満足としか。

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忘れていた先週の映画

2013年10月19日 23時29分20秒 | 映画(感想)
そういや先週観た映画で一本忘れてた。

「R100」、松本人志の映画。
個人的には映画というよりもやっぱりコントの延長というか、良く言ったとしても実験映画。
前作の「さや侍」はまだマシだったけど、今作はシュールに走り過ぎ。
劇中で自己弁護みたいなことまでやってるし、松ちゃんが画面の手前で一人で笑ってるのが透けて見えるようで、逆に冷え込む。

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この1週間に観た映画

2013年10月17日 22時36分02秒 | 映画(感想)
この1週間に観た映画は3本。
「トランス」はダニー・ボイルらしいテンポの良さがあるものの、何か物足りない。
記憶の迷路の話というよりは、誰が主導権を持っているのかというサスペンスと見るべきなのか。

「死霊館」はオーソドックスなオカルトホラーながら、確かな演出で引き込まれる。
こういうジワジワ迫るホラーは好きだな。
ジェームズ・ワン監督のホラーは毎度質が良いと思うよ。

「クロニクル」はパンフレットが売ってなかった。
超能力が使えたらなどと、子供の時に夢想したようなことをする高校生の顛末がどことなくリアル。
低予算SFとしては良作だなあ。
終盤はちょっと驚いた。

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