英語な日々

京都在住の英語講師のと猫と英語と美味しいもののお話。
時々、脳動脈瘤のお話もね。

まずは、ほんとに、お帰りなさい!

2017-01-30 | 日記
神戸の用事も無事済んで、甘いものを食べようと、家族で神戸大丸のアフタヌーンティーに入った。

美味しそう!!

みんなで食べ始める。
私は、もちろん、クリームをひっぺがして。涙



家に戻ると、デレ吉が、なんだかよくわからない姿勢でいる。
足はどこから生えているの?




あ、そういうことね。ww
あれ?またなんか気分を害した?涙





姑がようやく退院した。
リハビリ病院に転院して、一ヶ月弱。
やっと許可が下りたのだ。

入院中の姑は、すごくしっかりしていて、「大丈夫やから、気にせんといて。」とばかり言っていた。


けれど、姑の体を見て、義理姉と顔を見合わせる。
姑の両手両足が、真っ青になっているのだ。
ずいぶん暴れたのだろう。
辛かったのか、分からなくなったのか。
せん妄が出ていると聞いてはいたのだが。



義理姉が、何やら書きつけられたものを見せてくれた。
「帰るなり、ずっと何かを書いてはったの。」

平等院のパンフレットに、びっしりと鉛筆で何かが書かれているのだけれど、その内容は意味をなさない。

姑が言う。
神さんも仏さんも、ようしてくれはるんや。
あっちは綺麗なところえ。
そやけどな、修行が足りんし、まだ来たらあかんって返されてん。
いつになったら、修行が足りるんやろな。

周囲は泣き笑いで聞いている。


ふと姑が、ひ孫の男の子に目を留めた。
まだ、一歳半の子だ。

そや!◯◯ちゃん!
一緒にいこか♪

いやいやいや!
それはダメです、おかあさん!!笑

みんな、結構本気で引き止める。ww


再び姑が口を開く。

あ、忘れてた!
もう会社に行かな。
はよせな間に合わへん。
遅刻するて、電話して!
今すぐ着替えるし!

姑が、パジャマのボタンを、あっという間に外してしまう。

いやいや、待って!おかあさん!

会社勤めの経験はないはずなのだけれど。
姑のなかで、どこまでがこちらの世界なんだか、どこからがあちらの世界なんだか、誰にもわからない。
それでもまずは、ほんとに、お帰りなさい!




コメント (8)
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