ジメジメした日々が中断され
陽光溢れる春らしい気候になりましたね。
なのに私は喉の調子が絶不調。
何年かに一度あるのですよ、
違和感を感じて徐々に声が出しにくくなる症状。
ひどい時には全く声が出なくなったこともあります。
電話でアポを取ることができず
メールというツールがあって
本当に助かった…と思う日々でした。
耳鼻咽喉科で診察してもらい
処方箋薬局に薬をもらいに行ったら
薬剤師さんにメチャメチャ大きな声で説明されたのを
今でも鮮明に記憶しています。
あの・・・耳はいたって正常なんですけど、と(笑)
風邪ではないのでご心配なく^^
さて、予告通りアトワタンさんのリポート。
一番上の姉が帰郷してきたので
真ん中の姉も加わり3人でディナーを楽しみました。
「二人の姉は牡蠣だけNGですけど
それ以外に好き嫌いはありません。
好き勝手やってちょうだいな」
と完全お任せコースをオーダー。
「バッチリご用意しておきます!」
との返答があり
メッセンジャーの向こう側に
腕まくりする姿が見えるようでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/14/39f0912ae88f2fc92e531b876bee0653.jpg)
可憐な野の花がテーブルを彩色
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/dc/cd5d2beed74702cb232450d0cc209877.jpg)
ビールをぐび
夜に備えて水も食料も節制したので
疾風のように喉の奥へ消えていきます。
まずは前菜2種
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/95/0eb8aeb363241b6f4c49ac9ad8a62e9c.jpg)
カリフラワーのスープ
鰆のスモークキャビア
白菜の菜の花
冬の名残と春の味覚を
小さな器から目一杯感じさせてくれます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/6d/3eaec73b8dc172ae2b36161993b8c058.jpg)
蛍烏賊とトマトソースとバジル
いたってシンプルですが
塩加減が光る一皿。
ワインください。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/97/9b8037ef7ed862da8d18ae3afaedfda0.jpg)
インポーターさん一押しで仕入れたそうですが
シェフもまだ飲んだことないとのこと。
試験価格でご提供いただきました。
抜栓したては還元香がツンときましたが
大きめのグラスに変えてもらい
スワリングしていたら果実の芳香が前に来ました。
温度の上昇とともに旨みも際立ちます。
表情の変化がが楽しい一本でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/dc/55f5ec7b7ba5f5fe4e3446bd6e9313df.jpg)
白みる貝とアスパラガス
カーボロネッロの菜の花
カシューナッツと蛤のソースに
ほうろく屋さんの最高級菜種油
様々な春の味覚に
濃厚なカシューナッツのソースが絡みます。
白みる貝、甘くて美味しかったなぁ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/15/06b69ca49d7211059f2ab54fff4fd5d6.jpg)
帆立の貝柱と黒人参
ヘーゼルナッツ
スフィーダさんの黒人参が甘くて旨い。
単純に糖度が高いという意味ではないんです。
とにかく野菜の持つ力が強い。
ちょっとびっくりしました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/44/4a67883ecfc819111e4fa5207a8bdf10.jpg)
伊勢海老とフォアグラのラビオリ
伊勢海老のエスプーマと大豆のピュレ
シェフがパリで食べて感動した料理を再現。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/43/f332f797d29cb6681a8ee7abd31fc9b9.jpg)
人間の貪欲な食欲の象徴であるフォアグラと
甲殻類の王様的存在である伊勢海老。
旨みとコクの相乗効果が口内をジャックします。
グルマン=大食漢が転じて
食い意地の張っている人、食の享楽を求める人を指す。
この料理はまさにグルマンこそが
作り上げられる料理でしょう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/68/1b84ffe26be90c82caf868e172b19bdf.jpg)
シェフが大好きだという一本を抜栓
最初は温度が低めで香りも味も閉じていましたが
両手でグラスを包んで少し温度を上げると
16年を経たとは思えない
チャーミングな赤い果実の香りが立ち上りました。
飲みごこちシルキーながらも
舌上に上品な酸を残すことも忘れません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/87/5765c97ef02763b7bbde7b5cf92ea80e.jpg)
黒鯛・浜名湖の青海苔
青ネギとブルターニュのバター
青海苔とバターの組み合わせは鉄板です。
真鯛ではなく少し磯の香がある黒鯛を合わせることで
青海苔の風味と絶妙にマッチしていました。
むしろ真鯛だとつまらなくなるかも。
青ネギもいいアクセントです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/9a/1f13f6297648b38d5327822868b93253.jpg)
大根・アサリ・子羊の出汁に
春菊とアーモンドのビュレを合わせたソースに
子羊の煮込み四川アーサイ・クレソンを合わせて
なんともまぁ、手の込んだ料理でしょう。
足し算しすぎかと思いきや
しっかり馴染んでいるところに
山田シェフのセンスを感じます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/64/348c80067f5935fe097941d71a6ceed1.jpg)
料理名を忘れました・・・
粘度のある濃厚なソースと
ロゼ色に焼かれたラムの2部位が絡み合います。
お肉は骨周りこそ美味。
歯で肉をこそげ落としながらいただきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/12/1a368d4dc28e881eb15e2db72ff3e7d5.jpg)
女峰とヨーグルトのムース
ハイビスカスのゼリーと
ブラックフェンネル
デザート一品目。
酸味が心地良い大人のデザートです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/d7/be971e2568c6185f75952c474379a35b.jpg)
もちろん食後酒を所望
私はジュラのマール。
姉はミラベルの蒸留酒。
eau de vie=命の水。
フランス人のエスプリを感じますね。
生きている楽しさを
再確認させてくれる飲み物です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/7c/9b164b7f968cc6a5f725c0ef03c14764.jpg)
ガトーショコラと
バニラアイス、だったかな?
ついに記録することを放棄(笑)
濃厚なガトーショコラと
マールがマリアージュしたことは
しっかり舌が記憶しております^^
私と真ん中の姉が
普通の女性よりも食欲旺盛だということを
シェフはよく理解されています。
今回一番上の姉が訪問するとお伝えしたので
食事の量が多すぎると
ストレスになってしまうかも…
と様子を見ながら料理してくれていたそうです。
そんな気遣い溢れる眼差しを浴びていたとはつゆ知らず
健啖家の3人は食べるのも喋るのもノンストップ。
ソース一滴残すことなく平らげました。
創意工夫が自己満足になっておらず
高い完成度へと昇華させられる山田シェフ。
これからの成長がますます楽しみです。
ごちそうさまでした♪
陽光溢れる春らしい気候になりましたね。
なのに私は喉の調子が絶不調。
何年かに一度あるのですよ、
違和感を感じて徐々に声が出しにくくなる症状。
ひどい時には全く声が出なくなったこともあります。
電話でアポを取ることができず
メールというツールがあって
本当に助かった…と思う日々でした。
耳鼻咽喉科で診察してもらい
処方箋薬局に薬をもらいに行ったら
薬剤師さんにメチャメチャ大きな声で説明されたのを
今でも鮮明に記憶しています。
あの・・・耳はいたって正常なんですけど、と(笑)
風邪ではないのでご心配なく^^
さて、予告通りアトワタンさんのリポート。
一番上の姉が帰郷してきたので
真ん中の姉も加わり3人でディナーを楽しみました。
「二人の姉は牡蠣だけNGですけど
それ以外に好き嫌いはありません。
好き勝手やってちょうだいな」
と完全お任せコースをオーダー。
「バッチリご用意しておきます!」
との返答があり
メッセンジャーの向こう側に
腕まくりする姿が見えるようでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/14/39f0912ae88f2fc92e531b876bee0653.jpg)
可憐な野の花がテーブルを彩色
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/dc/cd5d2beed74702cb232450d0cc209877.jpg)
ビールをぐび
夜に備えて水も食料も節制したので
疾風のように喉の奥へ消えていきます。
まずは前菜2種
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/95/0eb8aeb363241b6f4c49ac9ad8a62e9c.jpg)
カリフラワーのスープ
鰆のスモークキャビア
白菜の菜の花
冬の名残と春の味覚を
小さな器から目一杯感じさせてくれます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/6d/3eaec73b8dc172ae2b36161993b8c058.jpg)
蛍烏賊とトマトソースとバジル
いたってシンプルですが
塩加減が光る一皿。
ワインください。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/97/9b8037ef7ed862da8d18ae3afaedfda0.jpg)
インポーターさん一押しで仕入れたそうですが
シェフもまだ飲んだことないとのこと。
試験価格でご提供いただきました。
抜栓したては還元香がツンときましたが
大きめのグラスに変えてもらい
スワリングしていたら果実の芳香が前に来ました。
温度の上昇とともに旨みも際立ちます。
表情の変化がが楽しい一本でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/dc/55f5ec7b7ba5f5fe4e3446bd6e9313df.jpg)
白みる貝とアスパラガス
カーボロネッロの菜の花
カシューナッツと蛤のソースに
ほうろく屋さんの最高級菜種油
様々な春の味覚に
濃厚なカシューナッツのソースが絡みます。
白みる貝、甘くて美味しかったなぁ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/15/06b69ca49d7211059f2ab54fff4fd5d6.jpg)
帆立の貝柱と黒人参
ヘーゼルナッツ
スフィーダさんの黒人参が甘くて旨い。
単純に糖度が高いという意味ではないんです。
とにかく野菜の持つ力が強い。
ちょっとびっくりしました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/44/4a67883ecfc819111e4fa5207a8bdf10.jpg)
伊勢海老とフォアグラのラビオリ
伊勢海老のエスプーマと大豆のピュレ
シェフがパリで食べて感動した料理を再現。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/43/f332f797d29cb6681a8ee7abd31fc9b9.jpg)
人間の貪欲な食欲の象徴であるフォアグラと
甲殻類の王様的存在である伊勢海老。
旨みとコクの相乗効果が口内をジャックします。
グルマン=大食漢が転じて
食い意地の張っている人、食の享楽を求める人を指す。
この料理はまさにグルマンこそが
作り上げられる料理でしょう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/68/1b84ffe26be90c82caf868e172b19bdf.jpg)
シェフが大好きだという一本を抜栓
最初は温度が低めで香りも味も閉じていましたが
両手でグラスを包んで少し温度を上げると
16年を経たとは思えない
チャーミングな赤い果実の香りが立ち上りました。
飲みごこちシルキーながらも
舌上に上品な酸を残すことも忘れません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/87/5765c97ef02763b7bbde7b5cf92ea80e.jpg)
黒鯛・浜名湖の青海苔
青ネギとブルターニュのバター
青海苔とバターの組み合わせは鉄板です。
真鯛ではなく少し磯の香がある黒鯛を合わせることで
青海苔の風味と絶妙にマッチしていました。
むしろ真鯛だとつまらなくなるかも。
青ネギもいいアクセントです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/9a/1f13f6297648b38d5327822868b93253.jpg)
大根・アサリ・子羊の出汁に
春菊とアーモンドのビュレを合わせたソースに
子羊の煮込み四川アーサイ・クレソンを合わせて
なんともまぁ、手の込んだ料理でしょう。
足し算しすぎかと思いきや
しっかり馴染んでいるところに
山田シェフのセンスを感じます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/64/348c80067f5935fe097941d71a6ceed1.jpg)
料理名を忘れました・・・
粘度のある濃厚なソースと
ロゼ色に焼かれたラムの2部位が絡み合います。
お肉は骨周りこそ美味。
歯で肉をこそげ落としながらいただきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/12/1a368d4dc28e881eb15e2db72ff3e7d5.jpg)
女峰とヨーグルトのムース
ハイビスカスのゼリーと
ブラックフェンネル
デザート一品目。
酸味が心地良い大人のデザートです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/d7/be971e2568c6185f75952c474379a35b.jpg)
もちろん食後酒を所望
私はジュラのマール。
姉はミラベルの蒸留酒。
eau de vie=命の水。
フランス人のエスプリを感じますね。
生きている楽しさを
再確認させてくれる飲み物です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/7c/9b164b7f968cc6a5f725c0ef03c14764.jpg)
ガトーショコラと
バニラアイス、だったかな?
ついに記録することを放棄(笑)
濃厚なガトーショコラと
マールがマリアージュしたことは
しっかり舌が記憶しております^^
私と真ん中の姉が
普通の女性よりも食欲旺盛だということを
シェフはよく理解されています。
今回一番上の姉が訪問するとお伝えしたので
食事の量が多すぎると
ストレスになってしまうかも…
と様子を見ながら料理してくれていたそうです。
そんな気遣い溢れる眼差しを浴びていたとはつゆ知らず
健啖家の3人は食べるのも喋るのもノンストップ。
ソース一滴残すことなく平らげました。
創意工夫が自己満足になっておらず
高い完成度へと昇華させられる山田シェフ。
これからの成長がますます楽しみです。
ごちそうさまでした♪