おうちBAR開店

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東奔西走・仏蘭西紀行2019/アルザス、コルマールへ日帰り旅

2019年04月24日 | 旅(海外)
アルザス2日目は
ストラスブールから南へ電車で30分の
コルマールへと向かいました。
ライン川の上流にあるコルマールも
ドイツとの国境近くに位置します。
第二次世界大戦の戦災から免れたために
中世からルネッサンスの街並みが
今に残されている美しいところ。
この街に訪れるのは3度目です。



プティ・ヴィニーズ

小さなベニスと名付けられた一角。
20年前とほとんど変わりがありません。
木骨組でとんがり屋根の建物が美しいですね。
ここでも大陸の人々が
本気モードで自撮りしておりました^^;



マルシェ

この建築様式を見るとワクワクします!
どの街にも一つはあるマルシェの様相。
ようやくマルシェでお買い物ができます。




食後にゆっくり。また後で。



ビールでひと息

お肉屋さんが経営している
アルザス料理屋さんに伺いました。



豚の頭肉の煮込み

テート=頭の煮込みです。
タンや耳やら頭回りのお肉がゴロゴロ。



適度な食感が残してあり
やや酸味を効かせてあるので
単調さを感じさせず美味です。



ベッコフ

ベッコフ=ベーク・オフ。
火を落としたパン窯の余熱で煮込む料理です。
パン屋さんが火を落とすと
近所の主婦たちが
スフレンハイムの蓋つき土鍋を持ち込み
出来上がるまで井戸端会議をした姿が想像できますね。
スローフードという言葉はあまり好きではありませんが
定義ににぴったりな料理でしょう。
豚の三枚肉やジャガイモなどに
しっかり火が入った肉じゃがのような料理。
特別感はありませんが落ち着く味わいです。



ガトーショコラ


カフェでしめ



お店の外観



頭の家

コルマールの著名な建築家ブージェーが
1609年、商人アントン・ブルジェのために
建てたものだそうです。
あちこちに表情豊かな顔の彫刻があるため
頭の家と呼ばれています。



街並み


歴史がありそう







マルシェへ

この日のディナーは自炊を予定していたので
マルシェで材料を調達します。
あれこれ目移り。
拙いながらもフランス語を駆使し
現地の方とコミュニケーションが取れると
旅情を満喫できますね。
もう少しレベルアップしたいものですが…







コルマール駅

またいつか戻ってきます!



ストラスブール駅

夕暮れ時に戻ってまいりました。
このドームの中に歴史的建造物の
ストラスブール駅舎がございます。




ホテルで食事の準備

アパートタイプのこのホテル、
色々揃っているように見えて
包丁、またはそれに準ずるものがなく
急遽モノプリでナイフを調達しました。
ピーラーもないので
安いナイフでアスパラを皮むきしたら
本体まで切り刻んでしまい哀れな姿。



ささやかな夕食



ポトフーもどき

コルマールのマルシェで購入した
プティ・サレをコトコト煮込み
ポトフー風に仕立てました。
ストラスブールのオーガニックショップで購入した
シュークルートを添え物にして。
無農薬飼料・無殺菌乳・農家製のマンステールや
白アスパラのオーガニック卵の目玉焼き乗せなどなど
外食にはない素朴かつ豊かな味わいが何よりのご馳走。
しかし、この素材の力強さはなんなのかしら?
骨太の美味しさに魅了されます。
比較して一部を除く日本生まれの素材の弱さを再認識。
この現状を作り上げたのは
消費者のニーズなんですよね。
なんとかしたいものです…
何かと切実な岩倉市民より^^;


つづく・・・

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