おうちBAR開店

本格的なパーティー料理から手抜きお手軽料理まで、私のキッチンから発信します。毎日の出来事を含めて楽しくご紹介。

神田きくかわ御殿場店

2016年08月11日 | お出かけ
今日からあいちトリエンナーレが始まりましたね。
スタートに先立って
昨日は内覧会とレセプションパーティに
参加させていただきました。
あいちトリエンナーレと県名を冠にしているわけですが
参加アーティストに愛知県人はごくわずか。
東京やパリを活動拠点にしている方がほとんどです。
そこへ堂々と名をつらねるのが我ら味岡伸太郎編集長。
昨日はチーム味岡の一員として乱入した次第です(笑)

先生の作品は愛知県芸術文化センター8階の
ベストポジションに展示されていますので
暇がなくても是非見に行ってくださいませ。
土シリーズ、一層パワーアップしておりますよ!


さて、少し前のお話です。
用がありまして御殿場へ行ってきました。
私のルーツの1/4は御殿場にあります。
祖父が御殿場の人でして
お墓がアウトレットの真横にあります。
ビックリするぐらいに真横(笑)
おじいちゃんに手を合わせて
お昼ご飯で訪ねた先は



神田きくかわ御殿場店

その名の通り本店は神田にあります。
駐車場には高級車がズラリと駐車され
ナンバーは首都圏のものがほとんど。




車を飛ばせば1時間でこれる距離。
ちょっとしたリゾート気分を
味わいにいらっしゃるのでしょうか?




重々しい扉を引いて中へ

明らかにアッパーな人ばかり。
これはお財布の中身が寂しくなるぞ…
うな重は最低でも3000円代の前半。
ここまで来てケチるのもなんなので
お店が一押ししている特選丼にしました。
政次郎さんの塩そばとミニチャーシュー丼が
4回も食べられる値段…




キャベジン

お品書きにあって「は?」。
胸焼けを予告しているのか…
まさかそんなはずはと思い
お給仕さんを呼び止めて尋ねると
キャベツの浅漬けだとおっしゃいます。
時間がかかりそうなので
口取り用に一皿いただきました。
変なものが入ってないのは有難いけど
自分でもすぐに作れそうな一品。




特選丼到着



ぱか



見るからにふわふわした鰻が
窮屈そうに横たわっています。
一口食べて・・・関東風。
背開きで蒸してから焼き上げています。
関東風を否定するわけではありませんが
これはパリッと感が乏しすぎます。
煮魚を食べているような感覚です。
逆にタレは関東風とは言い難い
甘めな感じでした。
山葵もどきとネギの存在意義がわからないし
山葵もどきは必要ないと断言できます。




鰻はこうあってほしい9項目

・炭火で香ばしくパリッと焼きあげている
・皮下で蒸し焼き状態になり中はフワフワすぎず硬すぎずがベスト
・細マッチョな鰻希望
・タレはキリッと辛口でサラサラしている
・ご飯は炊きたてで硬め
・ご飯に対してベストなタレ加減を追求している
・お新香は糠漬け
・吸い物は引いた出汁が最低条件
・吸い物に香りの強いものを入れすぎない

江戸時代からファーストフード的な存在な鰻。
浜松に隣接している我が町では
魚屋さんや惣菜屋さんが鰻を炭火で焼いており
鰻丼は母が忙しい時の手抜き料理でした。
しかし今となっては高級品の代名詞。
ファーストフード時代なら
「この値段だから仕方ないか」
「そもそも鰻だし」でスルーするけど
一庶民には痛すぎる出費でございます。
一言物申したくなりますよ。


鰻が高騰してしまったのは
人間が乱獲してしまっているわけで
鰻には迷惑千万でしかありませんね。
せめて私的ベストな状態で食べてあげたい。
分かっています。好みの問題なのは。
でも、痛いと感じるんです。出費が…


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