おうちBAR開店

本格的なパーティー料理から手抜きお手軽料理まで、私のキッチンから発信します。毎日の出来事を含めて楽しくご紹介。

スペシャルディナー at アトワタン

2017年04月29日 | お出かけ
昨夜、山陰地方の取材から帰ってきました。
その模様はまた後日お伝えしますね。
今日から世間様は大型連休に入るみたいですが
私はおこもり仕事に入ります。
やることリストを作ったら
多すぎて心臓がドキドキしてきました…


さて、先日のお話でございます。
パリの二つ星レストランで
6年間もソムリエを勤め上げた建部洋平さんと
アトワタンのシェフがタッグを組んだ
スペシャルディナー会が催されました。
昨年もご招待をいただいておりましたが
運悪く参加できず
今年は満を辞しての参加です。
姉と姉のお友達もお誘いして
3人でお邪魔してまいりました。



ウェルカムドリンク

柑橘のシロップに
酒井ワイナリーの白ワインをブレンド。
少し汗ばむ春の日にぴったりなアペリティフです。

そしてここからワインのお写真ありません^^;
お味は全部覚えております。
単体では「えっ?」と思うワインが
お料理と合わせることで
ガラリと印象を変えるのが印象的でした。
卵料理にはロゼが合う…今回学んだことの一つ。




アミューズ

こしあぶらの天ぷらと
もりウィンナーのハムにエストラゴンのマスタード
イチゴと鰆の燻製キャビアをトッピング。
もりウィンナーは山田シェフのご友人の工房。
昨年晴れてオープンされました。
ハムの塩味とイチゴの酸味がいいバランス。



前菜1

パンチェッタを入れた湯で湯がいたアスパラと
ほうろくの菜種油でゆっくり火を通したスクランブルエッグ
伊良湖のヤリイカを薄くスライスしたものを取り合わせてあります。
それぞれのパーツに主張がありますが
合わせても喧嘩しないのが素晴らしい。
「絶対白は合いません」と建部ソムリエ。
試しに白ワインを合わせてみましたが
なるほど、温泉ぽい味になる(笑)。
確かにロゼの方が合いますね^^
今度私もやってみよう。



前菜2

本みる貝と白みる貝に
浸し豆とスナップエンドウを合わせ
イタリアンパセリとアーモンドのスープでいただきます。
見た目通りフレッシュグリーンな味わいでした。



主菜1

真鯛と鴨と筍に
イベリコ豚のミキュイと
ルッコラの花を合わせてあります。
山の幸と海の幸の出会い…
山田シェフの真骨頂ですね。
相乗効果で口内に複雑な旨味が広がります。




主菜2

唐辛子エビと鶉のテリーヌです。
ソースは鶉のジュで。
これまた旨味の二重奏。
ドイツのピノ・ノワールがマリアージュしました。



デセール

パイナップルとバタークリームのデセールです。
バタークリーム使いがクラシカルですね。
これにはやっぱり蒸留酒を合わせたい。
前回もいただいたモルトウィスキーを一杯。
やっぱり蒸留酒がないと〆られません。


建部ソムリエと山田シェフの仲が
信頼とリスペクトで成り立っていることがよくわかりました。
素材使いと皿の構成を細部まで理解して
ピタリピタリと合わせてくるあたりはさすがです。
とても有意義な時間を過ごさせていただきました。
パリの情報も色々いただき感謝感謝です^^

ごちそうさまでした!




さて、本業の執筆しよ。

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