スポーツ選手が自分の現役引退を決めると、記者会見してニュースに流れる。彼
らはその決断を自ら行うのであって、他人から強要されて辞めるようなことは普通
はない。
そこへ行くと、我々一般サラリーマンの場合は、引退は本人の意志に係わらず
”他人”が決めてくれるから、世話要らずと云えば、世話要らずではある。(笑)
Edの今の仕事は、60で定年を迎えるまでやっていた仕事の延長線上にあり、現
在は個人契約で働いているから、基本的には自分でやれる限り(会社に迷惑をか
けない限り)続けられるのだが・・・現実には難しい局面を迎えている。
今年になって製品の出荷数量が大幅に落ち込んでいて、Edの出番が少なくなっ
てしまった。今のところ会社側からは何も言ってきている訳ではないけれど、自分
としては、もう毎日出勤する必要はないのではないか、という感じがしている。
これまでは、会社側から”契約を続行しない”と申し渡されるまで働き続けるつもり
でいたのだけれど、やるべき仕事がなくなってしまっては如何ともし難い。
やはり最終的な判断は自らしなければならないようだ。^^!
いろいろ考えた末、いきなりプッツンするのは双方にとって不都合を生じるかも
知れないと思い、「激変緩和」策を提案してみることにした。提案が通るかどうか
は分らないけれど、来週早々会社と相談してみる。
ところで最大の難問はカミサンの”落胆”かもしれない。多分「辞める」とか「週休4
日になった」などと聞いた瞬間ガックリきそうで、直ぐには切り出せない。
もう随分まえから「仕事はいつまで続くか分らない」とクギを刺しているのだけれど、
イザその時が来ないと人間はなかなか覚悟できない。
身内を崖から突き落とすような真似はできないから、先ずこちらを優先的にソフト
・ランディングさせるように考えとかないと・・・
(ヤレ、ヤレ・・・)