Ed's Slow Life

人生終盤のゆっくり生活をあれやこれやを書き連ねていきます。

ラプラドール・レトリ-バー

2011年11月17日 | Weblog

                     

昨晩のTVニュースで、犬に助けられた3歳の女の子と爺ちゃんのことが繰り返し報じられていた。北海道で祖父の運転する車が雪の中で土手下に転落し、壊れて横転した車の中で3歳の孫と寒さに震えながら一晩過ごしたのだけれど、飼い犬のラプラドール・レトリーバーが一緒だったので女の子を寒さから守ってくれ、二人とも軽い凍傷だけで済んだのだという。

朝になって発見され、二人が救出されたあとも心配そうに車の方を見ている犬の目が何ともいえず優しげで、人間顔負けの表情がとても印象的だった。
この犬種は大型で図体に似ず極めて大人しく、散歩しているのを良く見掛けるけれど、吼えたり騒いだりするのを見たことが無い。おとなしい性質と力が強いことから盲導犬や介護犬として最も多く、人間の役に立っている。

人間はお金のために他人を平気で騙したり殺めたり、果ては幼い我が子が泣き止まないといっては殺したり何ともおぞましい。こういう動物たちの純粋で人間に忠実な姿を見ていると、何だか人間より、彼等のほうが数段気高い精神の持ち主ではないだろうかと思えてしまう^^!

残念ながらEdはもうこれから犬・猫を飼うことは難しい年齢になってしまったけれど、いつも離れたところから「可愛らしいなあ・・・」と思いつつ眺めている。

                

 ☆ 写真はウィキペディァより