Ed's Slow Life

人生終盤のゆっくり生活をあれやこれやを書き連ねていきます。

高尾山(0508)

2008年06月09日 | Weblog

   

先月(5月)後半の土曜は2週連続で雨で計画が流れたので、7日(土曜日)独りで行ってきた。これは5月の予定がずれ込んだ分なので、今月はもう一回行かないと計画を満たせない。もう梅雨に入ってしまったので天候次第ではあるけれど・・・

Topic1.
行きの京王線社内で、電車が分倍河原駅でドアが閉まる直前、私と同じ年恰好の男性が自分の対面のシートに鍵束が残っているのに気がついて、急いでドアのところまで行き、大声で「どなたか鍵を落としましたよ!」と2度ほど叫んだ。
するとやはり同じくらいの年配のご婦人が慌てて登り階段の方から戻ってきて鍵を受け取った。しかし、慌てていたことはあるだろうけれど、少なくとも見ている私のところには感謝の言葉は聞こえなかったし、鍵をひろってくれた男性に対する「ありがとう」という態度がまったく見られず、そそくさと階段を上っていく後姿をみて、つい一言云いたくなった。
「いい年して、挨拶ひとつロクにできないのか!」

Topic2.
登り始めて20分。清滝を通りすぎて少し行った辺りで大勢が写真を撮っている。杉と思しき木の真ん中あたりに何やら白い花がたくさん見える。木に咲いているとも思えないが、蔓の類が絡まって花をつけたものなのか判然としない。
とりあえず、記念に一枚パチリ!

  

Topic3
登りはいつもの6号路を行き、下りは稲荷コースをとった。下界まで3/4ほど降りたあたりで上がってくる中年のご夫婦とすれ違った。後ろから行く奥さんが立ち止まって私に訊いた。
「この道は頂上まで行ってるんですか?」
「・・・?、もちろん、行ってますよ!」 
私は思わず吹き出しそうになって答えた。だって全ての道はローマに通じてるわけでしょ! するとその人は慌ててまた言い直した。
「・・あのう、ケーブルカーの駅に出ますか?」
「いえ、このコースから駅には出ません」
「ありがとございます。・・・やっぱり!。 ねえねえ、あなたこの道は駄目よ、私は頂上までなんて行く気はないんだから!」
と、前方のご主人に向かって呼びかけたが、旦那は黙ってどんどん上っていった。
さてこの二人どうなるのかなと思いながら、ひとりでに頬が緩んでしまった。

Topic4.
昨日は雨だったから、稲荷コースもまだ所々ぬかるんでいて歩きづらい。ようやく稲荷神社の階段も終わろうとする辺りで、道に長い紐のようなものが。近づくとなにやらゆっくり動いている。
なんと、長さ40、50cm、太さ1cmはあろうかという巨大なミミズだ。急いでカメラを出し、写真を撮っていたら上から下りてきた人が覗きこんで、「うわあ~!・・・
驚いて飛びのいた。私もこんなバカでかいミミズを見たのは初めて。高尾山にはまだいろんな珍しい生き物がいるんですねえ・・・